第1期麻雀リーグFC観戦記・第27節
こんにちは。麻雀リーグFC広報部です。ついに9/11(日)より対局がスタートした第1期麻雀リーグFC。第1期麻雀リーグFCは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。
本日は12/11(日)に行われた第27節の第1試合、第2試合からそれぞれ1卓ずつピックアップした観戦記をお届け致します。
対戦組み合わせと出場選手はこちら。
注目カード
・第1試合C卓
9位優曇華の花と10位マーライオンズのレギュラーシーズンでの直接対決はこれが最期!蓬莱の玉の枝リーダーと藁科あおいリーダーの双方は個人としてもどちらも厳しいシーズンだった。残り3節6試合を前にチームとしてここで決着をつけておきたい。ここ3節でチームポイントが500Pオーバー目前から250PまでマイナスとなったAPB・甲森あんリーダーはここでマイナスを食い止めたい。そしてGB・ゆうれいいか選手の魂の連投の結末は!?
・第2試合B卓
ななないのぜろろく選手は「5連続トップ」がかかる大一番。
そして本対局が行われるまえに雀魂公式大会「雀魂四象戦2022 -冬の陣-」のベスト4入り(※)を果たしたのがBCCのとっつあん選手。ゾーンに入ったままなのか、それとも力を出し切ってしまったのかが注目される。
※12/17(土)に決勝戦が行われ、見事優勝を勝ち取りました!
心からお祝い申し上げますと共に、益々のご活躍をお祈り致します。
本記事では第1試合C卓と第2試合B卓をピックアップしていきます。
第1試合C卓
試合経過
前半は蓬莱の玉の枝選手とゆうれいいか選手がリード🦑
東4局にゆうれいいか選手が2巡目リーチからのハネ満和了で差をつけたが、南2局に蓬莱の玉の枝選手の6000オールが火を噴いた🔥甲森あん選手は度重なった放銃を南3局からの連荘で一気に取り返していく。オーラスの一打一打には選手にそれぞれに様々な葛藤がありました💭
勝負を分けたハイライト
クラーケン・ラン【東4局=GB・ゆうれいいか選手】
ここまで中打点に2回の放銃でビハインドの甲森あん選手は1打目の中ポンから仕掛けた。2巡目、チャンス手のゆうれいいか選手はムダヅモ無くテンパイ。4-7s待ちのリーチは高目のドラの7sツモならウラが無くてもハネ満の特大弾だ⚾
7巡目、ゆうれいいか選手はドラの7sでツモ和了り💥メンピンツモドラ赤2ウラ1の3000-6000を和了って大差をつけた。そして試合は南場に入っていった。
天まで届け、不屈の狼煙【南2局1本場】
南1局のマンガン和了で東場からのピンチを脱した甲森あん選手は早い仕掛けでさらに加点と着順UPを目指す⇧これには親番の蓬莱の玉の枝選手と上家の藁科あおい選手は点棒とチームポイントとしても冷や汗もの💦
全員が和了りに向かったこの局を制したのは蓬莱の玉の枝選手。18巡目、カン5pのツモはタンヅモドラ4でハネ満の6100オールで一気に差をつけたトップ目に浮上した✨15巡目テンパイで打・4pとしていたらゆうれいいか選手に12000の放銃だった。和了りの前巡に藁科あおい選手の7pカンが入ったときにもその待ちでリーチを掛けなくてよかったなと、ジェットコースターのような1局だっただろう💫
逆転のリバースエッジ【南4局3本場=マーライオンズ・藁科あおい選手、APB・甲森あん選手】
南2局3本場に藁科あおい選手が甲森あん選手に満貫を直撃して箱下に落としたが、直後の南3局では甲森あん選手がハネ満をツモ和了ってむしろ差が開いてしまうことになった⇩南4局から甲森あん選手は連荘でこの局をプラスにできれば5局連続での加点になりそうだ✅
7巡目、全員が手形が整っていく中で比べてやや手牌価値もイマイチだった藁科あおい選手は赤5sツモで一気に和了と打点のマイナス面を払拭した。
ドラの白を捨てて、ギアとテンションを上げた⚙
12巡目、甲森あん選手は9pのツモでテンパイ。打2sの3,6s待ちか打3sの2,5s待ちの選択だった。河に1枚の3sが見えていたこともあり、景色のよい2-5s待ちで打3sでのリーチをかけたそのときだった ⚠ 藁科あおい選手のロンの声、タンピン一盃口赤2のマンガン直撃はイマテンで逆転のデバサイだった。直前に藁科あおい選手は3pのツモでテンパイ。3-6-9s待ちはリーチをかけても3,6sならウラが無くても逆転、倍満ツモなら2着まであった。その中でツモ直、ダマ高目ならゆうれいいか選手からの直撃でも2着のダマを選択した🤐ここでリーチをかけていればおそらく打2sかオリられて藁科あおい選手の和了りはなかっただろう。ここでの3着はマーライオンズのボーダー争いに繋ぐ和了りとなったのだろうか?
(記・あさひなひなた)
第2試合B卓
試合経過
東1局、ダイゴ選手の満貫ツモで開幕。東2局もダイゴ選手がとっつあん選手から2900の和了を決め、序盤で優位に立つ。
その後とっつあん→あかさた→とっつあん→あかさた→ダイゴ(敬称略)と和了り、ぜろろく選手はななないあるあるの見てるだけ状態に陥る。
南2局、配牌で赤2枚のチャンスが舞い込み、ぜろろく選手がストレートに45pシャボで先制立直。中筋となったところで4pがとっつあん選手から打ち出され、満貫の和了。
三つ巴となる展開となったが、南3局で親番が回ってきたあかさた選手が2600オール、ダマ7700(ダイゴ選手放銃)の2回攻撃を決め、勝負あり。抜群の安定感をみせ、るなすぺのセミファイナル以降への戦いに弾みをつけた。
勝負を分けたハイライト
果報はダマで待つ(南3局2本場=Luna de esperanza・あかさた選手)
親で満貫ではない両面聴牌をした場合大体立直が正解になる事が多い。ここでもあと1枚の1sは高確率で山にありそうだし立直でも悪くなさそう。
ここであかさた選手はダマを選択。
配信等で理由までを確認することは出来なかったが、要素の一つに対面のとっつあん選手の河があると推測する。変則的な6sからの出だしで、赤5sも切っていて分断されている。何もアクションをしなければ4sをポロっと出してくれそうで、それを止めてしまうのは勿体ない気もする。
また、るなすぺは現在首位を維持しており、トップはトップで嬉しいが素点は特に気にしなくて良く、極力リスクは取りたくないという状況も判断に影響したと思われる。
終盤、七対子一向聴を維持したダイゴ選手が4sを出し、7700の和了をものにした。やはり立直していたらまず出ていない牌だっただけに、大きな和了となった。
「期待外れ」に惑わされない(南2局=ななない・ぜろろく選手)
南2局、ぜろろく選手にタンピン一盃口三色赤赤が見える超勝負手が舞い込む。
華麗に飛び込んできた1p。手役という手役が全て消えそうで一気に不穏に。きちんと向聴を進めているのにここまで歓迎されない牌はなかなかない。
ここで「柔軟に」と1pをツモ切る人もいそうだが、ぜろろく選手はまっすぐ打4mを選択。
そのまま5sをツモり、一番つまらない4pと5pのシャボに。
新作映画の前評判が良すぎると、観客の期待値、つまりハードルが上がりすぎてしまう。いざ上映日を迎えた際に「思ったよりつまらなかった」とがっかりされることがあるように、「あの配牌がこの聴牌形か...納得できん...」となりそうなところだ。
それでもぜろろく選手は、まっすぐ立直。
結局変化牌を引くこともなく、中筋となったタイミングで下家のとっつあん選手から4pが打ち出された。裏ものり、無事満貫にまでなった。
打1pで聴牌を外しておけば最大で5翻上昇する(筒子は1p以外何を引いても打点が上がる。時間がある人は確かめてみよう)可能性があり、流石に手替わりを待つことも十分有力である。それでも「まっすぐ打てばいい結果を持ち帰れてしまう」のだから、立直のバランスブレイカーぶりは目を見張るものがある。
(記・まさき)
試合結果
2位ライジングサンと3位GENESISが同卓ながらそれぞれワンツーフィニッシュでポイントを+400オーバー!トップ争いも面白くなってきた。こちらも同卓のぽんてんは箱ラスの連続でまさかの8位→10位に、ボーダー争いはさらに激しくなった。下位チームの奮闘によりトータル2桁プラスのポイントのチームもまさかまさかがありそうにもなってきた。試合は残り3節、直接対決がないチームも出てきたが組み合わせにも注目したい!
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。麻雀リーグFiveColors広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していきますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#麻雀リーグFC"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、麻雀リーグFive Colorsは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、各試合の切り抜き動画の投稿、公式応援配信"熱闘!麻雀リーグFC"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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