第1期麻雀リーグFC観戦記・第14節

こんにちは。麻雀リーグFC広報部です。ついに9/11(日)より対局がスタートした第1期麻雀リーグFC。第1期麻雀リーグFCは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は10/26(水)に行われた第14節の観戦記をお届け致します。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

第1試合A卓

ここが注目ポイント!

プラス域に浮上しかけたところからマイナス200P弱で逆V字を描いたあさひなライジングサンはリーダーのあさひなひなたが連投。ボムチュウ選手は4連勝にリーチ、ボムチュウ選手に連戦直対で負けているしょーたむ選手はリベンジマッチ。そこに藤井光プロが立ちはだかる。

試合経過

東3局、あさひなひなたはリーチからツモリ三暗刻を和了って一歩リード。東4局は親のしょーたむ選手の先制リーチ、あさひなひなたは満貫スタートの追っかけリーチ、鳴きで待ったをかけたボムチュウ選手があさひなひなたから3900直撃で主導権を渡さない。南1局でしょーたむ選手は逆転の満貫ツモでトップ目に立った。オーラスは親のしょーたむ選手の役牌の仕掛けもボムチュウ選手の追っかけリーチが優勢に見えたが、あさひなひなたが第3コーナーで追いつく。
テンパイしたらリーチの覚悟の一手はラス牌のカンチャン一発満貫ツモで逆転トップとなった。

勝負を分けたハイライト

黄金の3面張リーチ(南1局=ぺんたごん・しょーたむ選手、ななない・ボムチュウ選手)

南1局7巡目、しょーたむ選手は3mツモで絶好のテンパイ。打3sから1-4-7p待ちをかけた。ボムチュウ選手も一発消しのペン3sをチーし2sを叩いてイーシャンテンになった。

16巡目、しょーたむ選手は4枚目の7pでツモ和了。裏1の2000-4000でコーナーを駆け抜けた。注目したいのは前巡のボムチュウ選手、7sを重ねてテンパイしたところで選択したのは5p、2-5pも4-7pもどちらもリーチには無筋だったが紙一重の放銃回避で、鳴きと打牌選択から失点を抑えた。

あさひなライジングホープ(南4局=あさひなライジングサン・あさひなひなた、ななない・ボムチュウ選手)

南4局7巡目、ボムチュウ選手は6mツモでテンパイ。打3sで狙いすましていたペン3p待ちのリーチをかけた。あさひなひなたは8割方、ペンカン3p>2-5p待ちで読んでいたが、具体的な理由は当人の麻雀配信を観てください(ダイマ)

13巡目、あさひなひなたは7pのツモでテンパイ。6p全見えの4-7p待ちには自信があったが、カン2pは対面のしょーたむ選手が手出しの1pをしたところから絶望的な待ちだと確信していた。またボムチュウ選手の待ちが2-5p待ちでなくペンカン3p待ちだと残り枚数はおそらく0~1枚しかない、私の打牌はプッシュをしていないからラス目の藤井プロもまだ降りていないはず。チームは11位で中盤戦の落とせない試合だった。僅かな望みにかけてリーチをかけた。結果はラス1の2pを一発でツモって2000-4000、あさひなライジングサンが逆転トップとなった。

この対局の牌譜はこちら!

(記・あさひなひなた)自筆

第1試合B卓

ここが注目ポイント!

魂天vs育成枠3名という面白い卓組となった。育成枠組でも現在明暗が別れており、好調の北海雪冬選手、野々宮ねむ選手に対し、5戦4ラスという試練の渦中にいるjustice@選手。トップは誰の手に。

試合経過

東1局、ねむ選手と親のjustice@選手がいきなり激突。追いかけ立直が実りjustice@選手がねむ選手から12000点直撃。さらに2和了を決め、ロケットスタートを決める。
このまま一方的な展開になるかと思いきや、ねむ選手の1300-2600、雪冬選手の親満貫ツモ、ねむ選手の1300-2600、雪冬選手の倍満ツモ。東場、育成枠の3名が大物手を次々作り上げ、なーいん選手は、ほとんど被ツモだけでラス目に落ちる。
ところが、このまま沈むなーいん選手ではなかった。南2局、効果的なターツ選択が上手く作用し、大きすぎる満貫ツモ。その後南3局、南4局0本場でも和了を成就させ、大まくりを決めた。
オーラスでは、justice@選手が先制立直者現物かつねむ選手に中筋となった6pを打ち逃げ切りを計ったが、この6pがねむ選手の変則二面待ちに捕まってしまい痛恨のラス落ち。ねむ選手が窮地から3着をもぎとった。
東3局終了時点で39500点差をつけられていた雪冬選手をも抜き去り、大逆転トップで半荘を終えたなーいん選手。育成枠3名に対し、魂天の底力をまざまざと見せつけた。

勝負を分けたハイライト

帰るまでが遠足理論(南3局=Black Cat Code・なーいん選手)

突然だが、皆さんはどのタイミングで「裏目」という言葉を使っているだろうか。

北ツモ切り立直

南3局のなーいん選手のこの場面。即リーを2巡見送った後、北でツモ切り立直を敢行した。2巡待ったのは、両面変化が6種あり十分変化が見込めたからだろう。

ツモ8p/あと1巡早く来てほしかったよ~と言いたくなるが

一発巡目で8pを引く。裏目った、369pの三面張になってたじゃないかと感じる人が多いと思われる。というかさすがになーいん選手自身も思っただろう。

ツモ4m和了/三面張になっていた場合、ここで「裏目る」

次巡、4mをツモ。見事「裏目らず」に和了り切ってみせた。変化を待たない方が、今回は正解となった。
当記事担当はよく、今回に限らずたびたび起こるこの現象の事を「帰るまでが遠足理論」と呼んでいたりする。遠足には「①行き」「②帰り」のプロセスがあるからだ。
「変化を見切って立直」を打つ場合、「①変化牌を引いて」「②変化後の和了り牌をツモる」の2ステップを経て初めて裏目となる。今回で言うと、369pをツモるという②が起きて初めて裏目。これはつまり、「起こさなくちゃいけない偶然の回数が一回多い」ともいえる。①が起きただけで悲観をしなくてもいいのだ。そう考えると、多くの人の直感よりは、変化待ち手順というものは弱いものだと感じないだろうか。
どこまでなーいん選手が4mに自信があったかはもちろんわからない。しかし、結局変化前に立直を決断した事が成功した。この分岐を掴み取ったのだから、まぎれもなくこの局の勝者である。

来たぜ...4mから...(東3局=優曇華の花・北海雪冬選手)

東3局、雪冬選手が爆発的な倍満を和了した。

ツモ5p打4p/一通もタンヤオも見る

[23566789m40p456s5p]
5mを切ると教科書にも載っている完全一向聴、4pを切ると一通が見えるが二度受けになる。どちらが良いだろうか。
ここで雪冬選手は打4pとした。もちろん一通がメインの狙いだが、実はもう一点隠れたメリットがある。見落としやすいが、先に7mをツモって聴牌した場合のみ打9mで高めタンヤオのおまけがつく(5mを切ってしまうとそのルートが絶たれる)。やはり満貫、跳満が見込める方が強い。和了るならハードなパンチをお見舞いしたい。恐らくベストな選択だと思う。

ツモ4m打6m→ツモ1m/裏裏のおまけつき

その後4mをツモり、1mで和了るという最高の結果となった。しかも裏ドラが2枚乗り倍満となり、大量リードとなった。
この時点でかなりトップが見えていただけに、最終的に2着で終了してしまった事を、雪冬選手は非常に悔しく感じていたようだった。

この対局の牌譜はこちら!

(記・まさき)

第1試合C卓

ここが注目ポイント!

GB・白石プロとぽんてん・牧野プロの対決に期待が集まる。
麻将連合と最高位戦、それぞれの団体の看板も背負う負けられない一戦だ。

試合経過

東1局、白石プロの親番は三度流局が続く立ち上がりとなった。
積み棒を全て掻っ攫ったのは牧野プロだったがすぐに白石プロがダマ5200の直撃でリードを取り戻す。
東3局には牧野プロが配牌から決め打った純全帯么九で満貫をツモアガって再びトップを奪い返した。
決定打は南2局、平和ドラ3をダマとした牧野プロはエンデ選手からのリーチを受けながらダマを続行、最終ツモで高めの4mをツモって6000オール。
エンデ選手は南2局1本場にハイテイで満貫をツモって追い縋るも反撃及ばず、無念のラス。
プロ対決は牧野プロが大トップで制する形となった。

勝負を分けたハイライト

良い子は真似しないでね(東3局1本場=ぽんてんLv47・牧野伸彦プロ)

牧野プロの配牌はバラバラだ。
しかしこのような手の時こそ構想力が問われる。
アガれる場合は当然少なくなるがその数少ないアガリを取れる時、どんな形でアガれたらいいだろうか?
リーチドラやリーチ赤になる場合もある…がそれは果てしなく遠い。大体の場合が後手を踏んでしかもこちらは愚形ということになりそうだ。

そう、この手は純チャンだ。ドラも絡めて満貫が狙える。
バラバラな時こそ遠くの高打点を目指す。仕掛けながら安全度も確保できる。
一瞬56mとターツができて一気通貫も視野に入れたがすぐに索子が埋まったことで再びチャンタルートに舵を戻す。
吸い込まれるようにラス牌のドラを重ね、直後に満貫をアガり切った。

逆襲への好選択(南2局1本場=ANC PURPLE BATS・エンデ選手)

ラス目に沈むエンデ選手は3巡目の1枚目の發をスルー。ここでは全然打点が足りないとの判断だ。
その後ドラ、赤と引いて789の三色に見えていた手はドラ2枚を使った456三色の見える形に変化した。
これなら發を鳴いて發三色ドラドラの満貫だ。2枚目を仕掛けていく。

しかし10巡目、着順一つ上の元教室生タク選手からリーチが入る。
このリーチもカン6pのリーチのみというあまり打ちたくない類ではあるが、
ライバルであるエンデ選手が1枚目をスルーして發を仕掛けた意味合いと、そして断トツの牧野プロが親ならオリてもらいやすいとの判断でのリーチだろう。これも好プレーだ。

しっかり突っ張ったエンデ選手は6sを鳴けて高め満貫のテンパイを入れる。
元教室生タク選手の狙い通り仕掛けの牧野プロはション牌の中ツモで撤退。
そしてエンデ選手のハイテイには…ご褒美の高め6mが眠っていた。
5翻でも良いことはない…が、満貫をアガりたいという執念が結実した。

この対局の牌譜はこちら!

(記・穹憧るか)

第2試合A卓

ここが注目ポイント!

MJ SOUL PROFESSIONALのよしふじプロはこの卓で唯一未勝利である。プロチームの自称育成枠はリーダー3名にどう立ち向かうのか。

試合経過

東場の主役はあさひなひなた選手とメカZ選手。東2局のあさひなひなた選手の倍満ツモ、メカZ選手の親満ツモと局面が大きく動く。南入前後でダイゴ選手も参戦し連荘に成功すると、よしふじプロも負けじと聴牌を崩してホンイツで和了しきる。
しかし試合を決めたのはあさひなひなた選手、南2局手なりで進めて4巡目の役なし愚形リーチを和了、裏3を載せてマンガンにする太さを見せつけた。2着にはオーラス逆転を決めたダイゴ選手、3着は先制するも二の矢が放てなかったメカZ選手、4着は放銃が響いたよしふじプロとなった。あさひなひなた選手は同日連投連勝を果たした。

勝負を分けたハイライト

「ぽん」は慎重にケア 放銃覚悟の8pホールド(東2局1本場=あさひなライジングサン・あさひなひなた選手)

ドラのない凡庸な手を丁寧に育て上げた12巡目、上家のピンズ混一色風味の仕掛けに8pを先に切らず一旦6mとした。
自分の手にかなり価値があって和了したい局面、上家にポンをさせて手を進めたくない、即ち上家の和了率を上げて自分の和了率を下げない代わりに後の8pでの放銃リスクを受け入れる選択だ。
先切りで8pを切る選択もあるのでどちらが良いか難しいところであるが、放銃覚悟で瞬間「ポン」をケアした。普段の言動は天然でたまに「ぽん」もやらかすだけにその辺は敏感なのだろうか。

ツモ8pで先切りせず打6mとした。

この選択が大正解で次巡5sを引きリーチ。これをメカZ選手がポンしてカン5p待ちの聴牌を入れるも、すぐにあさひなひなた選手が2pツモ。裏を2枚載せて倍満とした。
12巡目に8pを打つとメカZ選手にポンテンが入っており、さらに5sが入らず聴牌が遅れていた。リスクをとって序盤の主導権を握ることに成功し、この試合トップを取る原動力となった。

裏裏で倍満!

冬の東場を耐え凌ぎ 開花はオーラス第1打(南4局=ぺんたごん・ダイゴ選手)

マンガンツモ・ハネマン和了で2着浮上となるオーラス。ダイゴ選手は初手でいきなり唯一の真ん中の牌5s切りを選択。チャンタ・123三色同順を強く見た。
5s周りを引くと平和三色ドラ1などもあるため難しいが、ジュンチャン三色ドラ1であれば仕掛けも見られるため、まずは打点条件を満たす方に主軸を置いた一打だ。

ツモ9p打5sとしたが、平和三色や好形変化あるので一旦東や西を切る人もいるだろう。

この選択にツモが応え、2巡目にドラ3p, 4-5巡目に78mと面子がみるみるうちに完成していく。8巡目にドラ3pを引き三色同順・ドラ3の2枚切れカン2s待ち聴牌。一打目に5sを切っており筋となっているためロン和了は狙えそうだが、現状だとツモかメカZ選手の直撃条件で待ちが残り2枚と少ない。
このままあさひなひなた選手・よしふじプロから出ると条件が足りないため、どこから出ても和了できるようにリーチをかけると、ラス目で後のないよしふじプロが一発で掴んで放銃。裏も乗せて倍満とした。

見事2着浮上!

この対局の牌譜はこちら!

(記・keitaさん)

第2試合B卓

ここが注目ポイント!

今節から博士帽(角帽)を捨て、マフィアにジョブチェンジした銀貨先生選手。※1
3連勝のかかったトップアイドルのふみKUN選手と光の闇のバトルとなった。
※1 上記画像参照。

試合経過

東2局に一発ツモの満貫を和了した銀貨先生選手がその後も細かく加点し、トップを譲ることなく見事2連勝を飾る。
justice@選手も2000オールを和了し追い上げるも二の矢が継げず、2着に甘んじる結果となった。
なかなか和了に恵まれなかったふみKUN選手はオーラスにようやく満貫の一撃を見舞い、逆転3着。
とくらげ選手は細かく加点するも大きな和了が生まれず、最後に逆転を許す結果となってしまった。

勝負を分けたハイライト

マフィア銀貨先生、闇の満貫ツモ(東2局=Luna de esperanza・銀貨先生選手)

配牌からツモ切りは1回のみで、するすると聴牌を入れた銀貨先生選手。
何の問題もなくリーチをかけるとこれを一発でツモり、あっさりと2000-4000をアガってみせた。
博士帽を捨てマフィアとなった銀貨先生選手。簡単にアガってみせたこの局は裏で何か手を加えたのかもしれない…

アイドルふみKUN、光の手順(南1局=優曇華の花・ふみKUN選手)

親のとくらげ選手が早々に2副露しjustice@選手も1副露。この局面で6sを引いてきたふみKUN選手は2m切りとした。
索子の伸びにも期待しつつ萬子を整理するこの選択が、結果としてとくらげ選手の当たり牌をビタ止めする形に。

その後着実に索子を伸ばしていきリーチまで漕ぎ着けるものの、残念ながら和了とはならず。
6sをビタ止めして放銃を回避したのは偶然ではあるが、日々レッスンを続けているからこそ、なるべくしてこうなったと言えるだろう。

この対局の牌譜はこちら!

(記・西向く侍)

第2試合C卓

ここが注目ポイント!

拝田頼選手、矩継凜選手、ミツカイ選手の育成枠三人で挑む竜退治。待ち受ける穹憧るか選手の運命や如何に。

試合経過

オーラスまで満貫以上が出現しない、赤入りとしては極めて珍しいレベルの低打点の応酬となる。開局で1300-2600、終盤で供託付きの3900を拾った矩継選手が終始リードする展開に。ミツカイ選手、拝田選手は小さな和了を拾いつつ、放銃も避ける立ち回りで開局からオーラスまで二人共に2万点台を維持。序盤から放銃が続いた穹憧選手は大きくビハインドでオーラスを迎える。拝田選手が2000オールをツモってトップ目の矩継選手を追う姿勢を見せるも、1本場ではずっと苦戦を強いられていた穹憧選手が目を覚ましたかのような跳満ツモで終局。トップとなったのは矩継選手。中打点の手をしっかり決めきり、リードを維持したまま終盤もしっかり凌ぐ盤石の立ち回り。2着は拝田選手。ずっと我慢しつつ、オーラスで勝負手をツモって2着に。2着となったのはミツカイ選手。跳満クラスの勝負手になりそうな場面が他家の早和了で潰されたのが最後まで響いた形となった。4着となったのは穹憧選手。最後の最後にウラウラを乗せて大きな素点回復とはなったものの、高目ツモなら2着浮上も見えただけに悔しい決着となった。

勝負を分けたハイライト

打点の種は逃さない。竜を討つ一気寄せ(GENESIS・矩継凜選手)
南1局1本場、なんとか親番で逆襲に出たい穹憧選手に対し、下家の矩継選手が2巡目にこの牌姿。

トップ目で早く和了したい、という気持ちが出てもおかしくない場面ながら、孤立の字牌も打たずに両面ターツから払う迷いの無い一気寄せで高打点を狙う。瞬く間にテンパイすると、河にはなんとマンズが1枚も切られておらず、更にはさらっと1pをツモ切った状態の強烈な迷彩が効いたピンズホンイツとなり、これに対して対応に窮した穹憧選手が2pをツモ切って放銃に。実は対面のミツカイ選手にも勝負手が入っており、拝田選手もイーシャンテンという煮詰まった場面で、トップを一気に引き寄せる大きな和了となった。

慌てず騒がず安牌カウント。寝起きの竜の大咆哮は僅かに喉元に届かず(ANC PURPLE BATS・拝田頼選手/ぽんてんLv47・穹憧るか選手)
序盤から大きく構えて放銃に回る展開を強いられていた穹憧るか選手。オーラスで遂に入った勝負手をリーチし、高目ツモ裏で2着浮上という大チャンスとなる。

穹憧選手のリーチを受けて一発目の拝田選手からの画面

大ケガは避けたい拝田選手。自手に魅力も無く、大事故を避けるなら一発消しも頭を過る手格好で鳴ける2mが出て来るも、数少ない確定安牌を消費してしまうことからここは見送りに。そして4巡後に穹憧選手が7sをツモってウラウラ乗せての3000-6000という肝を冷やすような和了を見せられることになったものの、着順に変更は無く終局となった。仮に拝田選手が一発消しをしていた場合、次巡のミツカイ選手のツモだった4sが穹憧選手に流れており、悪夢のような着落ちも見えていただけに、ラス目からのリーチに慌てず冷静なスルーを選択したことで大きな2着確保に繋がった。

この対局の牌譜はこちら!

(記・銀貨先生)

試合結果

上位陣の順位は安定した1節となりました。
入れ替わったのはBCCとAPBのみ、この2チームは僅差です。
4位ぽんてんから6位GENESISまでも近い範囲であり、ここが第3集団と呼べるでしょう。
今節躍進したのはあさひなライジングサン。リーダーのあさひなひなた選手が連闘して連トップという大活躍でチームを一気にボーダー圏まで引き上げました。
Mahjang Soul Professionalはまさかの連ラスでマイナス100以上を叩いてボーダー圏外へ転落となりました。
次戦でリーグ戦は早くも折り返しです。各チームどのような形で前半戦を終えるのでしょうか。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。麻雀リーグFiveColors広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していきますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#麻雀リーグFC"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、麻雀リーグFive Colorsは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、各試合の切り抜き動画の投稿、公式応援配信"熱闘!麻雀リーグFC"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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