第四期雀魂Fリーグ結果速報・第二十節

こんにちは。雀魂Fリーグ広報です。
ついに1/16(日)より対局がスタートした第四期雀魂Fリーグ。
第四期雀魂Fリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は3/23(水)に行われた第20節の結果を対局後の選手のコメントを添えてお伝えいたします。

開幕戦の対戦組み合わせと出場選手はこちら。

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第1試合A卓

起家はLune de erperanzaの稚児選手。本日は1試合目が月音ゆき選手の代打もあって今期4回目の連投。頼れる22歳の力戦でボーダー争いに参戦できるか?南家はBlack Cat Codeの葉弥さん選手。勝率100%葉弥&なーいんコンビは今期3回目、前回は連トップで大きくポイントを伸ばして四強入りを狙っています。西家はONE CHANCEのねじまき鳥@選手。レギュラーシーズンも半ばですが今期は個人でも好成績を残しています。北家はGENESISの銀鏡蓮選手、チームに今必要なのはバーサークよりもヒールだ。

東2局、ねじまき鳥@選手は配牌ドラ対子からムダツモ無しで3巡目にペン3ピンを引き入れて絶好の3-6s待ちのリーチをかけます。15巡目、リーチ時に山4あった待ち牌は全て他家に流れてしまって、次巡には銀鏡蓮選手が1mのツモから1-4,6s待ちの追っかけリーチをかけていきます。ねじまき鳥@選手は海底で残り1枚の4sを掴んでしまって銀鏡蓮選手に放銃。リーチ、河底、裏1の5200は手痛いしっぺ返しになりました。

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南場に入ってからは葉弥さん選手が怒涛の6連続和了でトップを着実のものにしようとしていました。そして南3局8本場、事件が起きます。親のねじまき鳥@選手は竹林の山に足を踏み入れて7巡目に2sのチーテンで清一、カン5s待ちでテンパイをします。他選手も手形が整ってきて打牌選択に悩みそうな進行の中、ただひとり異様な捨て牌をしている選手がいました。銀鏡蓮選手は配牌で国士無双の10種10牌で、ネックはねじまき鳥@選手に固められた1,9sでした。3巡目に1pのツモでイーシャンテンになっていた手牌は、9巡目に9sのツモでついに1s待ちのテンパイに辿り着きます。そんな中、公式実況では稚児選手の手牌に注目していました。稚児選手には3巡目から未完成面子の1sが浮いていました。この牌はねじまき鳥@選手がポンが出来ればグッと和了りを引き寄せられる牌でした。しかしそれより先に銀鏡蓮選手がテンパイに。そして10巡目、手牌が進行した稚児選手から放たれた1sは銀鏡蓮選手のロン牌。今期1号の役満、国士無双。32000の直撃で稚児選手が一気に箱下に、銀鏡蓮選手はトップ目前のオーラスの親を迎えることになります。

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オーラスはねじまき鳥@選手が素点アップのリーチをかけると、3着逆転浮上に一縷の望みを掛けた稚児選手も追っかけリーチをかけますがねじまき鳥@選手に討ち取られて試合終了。6連続和了で畳みかけたBlack Cat Codeの葉弥さん選手がトップ、GENESISカムバックの役満を魅せた銀鏡蓮選手が2着となりました。公式実況でも絶賛の素晴らしい打ち回しでしたが、これが本当にツキがないという試合だったONE CHANCEのねじまき鳥@選手が3着、Luna de esperanzaの稚児選手が無念の4着となりました。

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この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・葉弥さん選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
最終的に点差が広がった半荘でしたが、南2までの先制を受けながらしっかり低打点でもかわし続けた甲斐がありました。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南2の親番でねじまきさんの立直に対し降りたらたまたま貼り返してたまたま6pであがれた局かと思います。
あれなければ展開は一変していたかもですね。

2着・銀鏡蓮選手(GENESIS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

今季初、チームとしても初の役満、国士無双を和了することができたのは素直にとても嬉しい。しかし、チーム状況としてはトップが欲しい局面だったので、南2局の葉弥さんの猛チャージを止めることができなかったのはとても悔しい。だが、これをきっかけにチームの調子も上向いてほしい!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
なんといっても、南3局8本場の国士無双和了。インパクトはだいぶ残せたと思います。

3着・ねじまき鳥@選手(ONE CHANCE)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

6回も放銃するし、国士も出るしで大荒れの対局でした。
ラスは回避できましたが大きなマイナスの3位だったので、次回挽回したいです。

(記・あさひなひなた)

第1試合B卓

起家は藁科マーライオンズの藁科あおい選手。南家は旧Fリーグ連合のハガT選手。西家はなんでも鳴けばいいというものではないのぜろろく選手。北家はTeam鬼畜流のブイヤマ選手。この並びで対局開始となりました。

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東1局、親の藁科選手は白を仕掛けハガT選手のリーチを躱し2900をアガると、さらにダブ東の仕掛けから4000オール、ドラ単騎の2600オールの和了を重ね、東1局にして5万点に乗せ大きなリードを築きます。

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東1局3本場、ハガT選手はツモり三暗刻のリーチを見事ツモり、2000-4000を和了。藁科選手の流れを堰き止めんとします。その後は中打点の横移動が激しく行われ、長かった東1局とは裏腹にあっという間に南入となりました。

南1局はブイヤマ選手のリーチが一人旅となるも流局し、続く南2局1本場、トップを追いかける親のハガT選手に配牌ドラ役牌暗刻の勝負手が入ります。ハガT選手は3pをチーして積極的に和了に向かいますが、藁科選手も役牌を暗刻にしてあっという間に5巡目に門前聴牌。親の仕掛けを重く見たのかこれをダマに構えると、同巡にブイヤマ選手から放たれた6sを討ち取り2600の和了でハガT選手の親を流しました。

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南3局、この親番を生かしたい親のぜろろく選手は中盤過ぎに8s単騎のチートイでリーチ。序盤7sの外側牌で和了が期待されましたが惜しくも流局となります。続く1本場でもリーチを打ちますがこれも流局し、なかなか加点に繋がらない苦しい展開が続きます。

そして南3局2本場、藁科選手がタンヤオで仕掛け早々に3-6p待ちで聴牌を入れると、親のぜろろく選手は中をポンしてドラも切り飛ばし1-4m・3p待ちの聴牌で連荘狙い。しかし6pを掴んでしまい、藁科選手がタンヤオ・ドラ・赤2の8000をアガって盤石の態勢でオーラスとなります。

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オーラス1本場、ドラ3の手となった親のブイヤマ選手が強引な喰いタンで仕掛けたところにぜろろく選手がリーチを打って加点を狙います。終盤までもつれたこの勝負はぜろろく選手が1300-2600をアガり、なんとか一矢報いた形で決着となりました。

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トップは藁科あおい選手。東1局で築いたリードを守り抜き見事トップを獲得しました。2着はハガT選手。3着はブイヤマ選手。4着はぜろろく選手となりました。

この対局の牌譜はこちら!

4着・ぜろろく選手(なんでも鳴けばいいというものではない)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ひたすら先制され、微妙なミスも重なりました。放銃してしまった選択と和了り逃した選択があり、ラス回避はできる時もありそうでした。
これで20節ですがななないの1戦目は1トップ10ラスです。ひどいです。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局上家のリーチに9mで5200を放銃しましたが3p打ってる時もありそうでした。どうせ69mやろ?ドヤ!ができる局面でした。

(記・西向く侍)

第1試合C卓

起家はNEXUSの七ツ星北賽選手。前節は一気にポイントを積むことに成功するも、未だにカットライン付近の状況は変わらず。正念場です。南家はGOLDEN BODENS、穹憧るか選手。今期ここまで相性が良いと評判の「るかヨプ」コンビでの登板です。西家は優曇華の花、蓬莱の玉の枝選手。個人成績は遂にトップ10入り。数字でもチームを引っ張る頼れるリーダーが前節に続いての登板です。北家はANC PURPLE BATS、柵@よーこ選手。チームはカットラインまでまだ距離がある正念場。なんとしてでも勝ちたい1戦です。

開局、七ツ星北賽選手が先制リーチを打つも、これは蓬莱の玉の枝選手が2000点でかわします。東2局は穹憧選手が親番で先制リーチ。先に仕掛けを入れていた七ツ星北賽選手が中バックのドラ3テンパイまで辿り着くも、穹憧選手が高目の2pを自力でツモって4000オール。大きなリードを築きます。

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この後東場は蓬莱の玉の枝選手と柵@よーこ選手の和了競争が続き、大物手こそないものの、めくり合いで勝って4和了を決めた蓬莱の玉の枝選手が2番手をキープして南入となります。迎えた南1局、またも蓬莱の玉の枝選手が先制リーチを打つと、ヒントの少ない河に対して安牌が無くなった穹憧選手が自身の7m暗刻の壁を頼って8mで捕まり、8000放銃で遂に逆転となります。

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しかし逆転されても慌てず騒がず、門前打点派のスタイルを崩さない穹憧選手。親番に3900の加点で追撃し、南3局には白ドラ4の面前テンパイを果たします。瞬間的に逆転手となるダマ8000ですが、本人もリーチと決めていたと述懐する通り全く迷わずにノータイムリーチ。「みなぎる闘志を奮い立て、お前が打たなきゃ誰が打つ」脳内に流れるチャンステーマに乗せられるように、2巡後に望外の赤5sをツモり上げて4000-8000。ライバルの蓬莱の玉の枝選手に決定的な差をつけてオーラスを迎えます。

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オーラスは柵@よーこ選手が2600オールをツモって蓬莱の玉の枝選手に肉薄し、2着争いが混戦に。しかし最後は穹憧選手が柵@よーこ選手のリーチに対して現張りダマに受け、これを和了り切って終局となります。

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トップとなったのは穹憧選手。蓬莱の玉の枝選手の手数を活かした追撃に一時逆転を許すも、持ち味の門前高打点を最大限に活かした決定打をものにしての再逆転。勝負勘が光る勝利となりました。2着は蓬莱の玉の枝選手。圧倒的な手数を見せるも、最後は穹憧選手の一発長打に沈む展開となりました。3着は柵@よーこ選手。持ち味の手数を繰り出すスタイルには持ち込んだものの、同じく手を入れ続けた蓬莱の玉の枝選手に僅か500点及ばず。4着となったのは七ツ星北賽選手。打点、スピードどちらも他家に及ばない手牌が続き、なかなかチャンスを見出せない半荘となってしまいました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・穹憧るか選手(GOLDEN BODENS)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

全員が前に出てくる卓で当たり負けないように攻めることを意識してガンガンいきました。あまりにも運が良すぎたのが勝因ですが楽しんで打つことができました!
こういう麻雀を打っていれば今季こそはドラゴンズが優勝できると思います。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東2局8巡目
中ぶくれ×2と4連形の比較のイーシャンテン。4連形には手をかけず中ぶくれのどちらかを処理、14pがやや薄くタンヤオが消える可能性があるため2334pからの3p打ちというのが多数派に思いますが、枚数は少ないもののピンズの場況にかなり期待したい状況だったので3pを残しました。読み通りというにはご都合展開過ぎましたが最高の結果になって良かったです。

南3局
この手を勝負できる手にするには白の暗槓しかないと思ったので保留して手形が良くなるのをひたすら待ちました。カンする前にノータイムリーチと決めていたので合同の控室配信が私のリーチ後に「よく見たらモロノリしてる!」「えぇ…(APBサイドドン引き)」みたいな感じだったのが後から見て面白かったです。配牌は親の蓬莱さんが圧倒的優勝だったのですがこういうことが起きるのも麻雀の面白さですね。
―最後に一言お願いします。
チームも個人も地上復帰になる最高の一日でしたヽ(゚∀゚ )ノ
ここからも結果を出せるように頑張っていきますのでGBと中日の応援よろしくお願いいたします!

2着・蓬莱の玉の枝選手(優曇華の花)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

ちょっと全体的に内容イマイチな感じでした!手組や押し引きがいつもより精度悪かったと思います!
るかママの親が強すぎましたね!お母さんには勝てないってことです!
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
カン7mリーチで和了した局はよーこさんとのリーチ勝負で勝てたのは着順に大きく影響しました。序盤でペン3sのターツ落としで失敗してメンヘラになってたのでツモれるとは思ってませんでした。

(記・銀貨先生)

第2試合A卓

起家は旧Fリーグ連合TakaTea選手。個人ランキング堂々の首位を走っています。南家はLuna de esperanza、稚児選手。1回戦では痛恨の役満放銃となりました。ポイントを取り返すトップとなるか、注目です。西家はONE CHANCE、pac選手。首位を争う旧Fとの直接対決となります。北家はなんでも鳴けばいいというものではない、ぜろろく選手。勝負どころの連投策で、なんとか上位に食らいついていきたいところです。

開局はTakaTea選手のリーチと稚児選手のホンイツ仕掛けでお互い譲らぬまま流局。一本場ではpac選手が先制リーチから5200、東2局では稚児選手が2000オールと序盤から打撃戦となります。先に抜け出したのはpac選手。東2局1本場に無駄の無い手順からタンヤオ赤をテンパイして即リーチ。赤5sをツモって裏まで乗せて3000-6000とし、一気に点差を広げます。

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この後ぜろろく選手の2000点、TakaTea選手の1000-2000で場が進み、序盤に放銃しているぜろろく選手が一人苦しい点数で南入します。

しかし南1局、リャンシャンテンの好配牌をもらったぜろろく選手が無駄ヅモ無しの2巡でテンパイ。タンヤオにも取れるリャンカンの最終形ながら、既にドラ3だったこともありカン2mに受けてリーチ。見事に6巡目でツモって2000-4000の加点となり、一気に混戦になります。

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南2局、pac選手がホンイツのみのカン6sテンパイから、8sを鳴いて待ちを増やす柔らかい手順を見せて稚児選手のテンパイ打牌となった發を捕まえて3900の和了。激しくなった2着争いを尻目に、リードを守ったまま親番を迎えます。

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しかしここからぜろろく選手が猛追。稚児選手から8000、pac選手から5800で僅かながらトップ目に立つと、次局は2000点をpac選手から直撃して3連続和了。点差を6900まで広げて、伏せられる選択を作り出して2本場を迎えます。しかしここで追いすがるpac選手が4sの出和了かツモ条件の手を入れて7巡目リーチ。

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高目が3枚山に残る大チャンスでしたが、自分で引くことは出来ず、他家からも出て来ることなく流局となり、ぜろろく選手がリードを守り切って終局します。

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トップとなったのはぜろろく選手。東場が終わった時点では1万点台の4着目でしたが、終盤に怒涛の連続和了を決めての逆転勝利となりました。2着となったのはpac選手。しっかりとしたゲームメイクで終始有利に運んだものの終盤でぜろろく選手に逆転を許し、再逆転のチャンス手は高目の4sが王牌に2枚眠っているという不運に泣きました。3着はTakaTea選手。前に出る展開が少なく、比較的小さい和了で作った点棒を丁寧に守っての3着キープとなりました。4着となったのは稚児選手。チャンス手が多く入った分、終盤はめくり合いに持ち込まれての放銃が続き、悔しい敗戦となりました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・ぜろろく選手(なんでも鳴けばいいというものではない)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。

東場は耐える展開でしたが、南場に満貫2回を含む4和了でトップになれました。オーラス上家のリーチに安全牌がなくなった時は生きた心地がしませんでした。ななないの2戦目は10トップ2ラスです。デイリー着順で41が7回目です。こちらも生きた心地がしないです。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局脅しのドラポンをしたのですがポンして切った4sが下家に鳴かれてテンパイを入れてしまいました。8mを打ってなるべく下家に鳴かせず降りてもらってから手を進めたほうがよかったです

(記・銀貨先生)

第2試合B卓

起家はTeam鬼畜流、ゆめ選手。好調のままに今夜も鬼畜な麻雀を見せられるか。南家はBlack Cat Codeなーいん選手。
西家は優曇華の花、超獣ギガ選手。第15節以来の登場です。
北家は七ツ星北賽選手。連闘の2戦目。1戦目の悔しいラスの分を取り戻したいところです。

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東1局、ゆめ選手は超獣ギガ選手の仕掛けに対応気味に赤5mを手放したところから怒涛のテンパイ。
勢いのままに一発ツモ、裏も乗せて赤2枚を手放しながら満貫の4000オールとします。

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東3局、なーいん選手は日本国憲法違反のドラ3のダブルリーチ。
この東単騎、既に川に1枚切っている北賽選手は絶対に止められません。基本的人権が守られず12000の放銃となってしまいました。

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なーいん選手は直後の東4局にも七ツ星北賽選手から12000の和了。
これで独走体制に入ると仕上げは南2局の2600オールで6万点に乗せました。

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BCCのなーいん選手が前回登板に続く大トップを獲得。
Team鬼畜流、ゆめ選手が2着。優曇華の花、超獣ギガ選手は戦いに絡める場面が少なく3着。
NEXUS、七ツ星北賽選手は悪夢の2連ラスとなってしまいました。

この対局の牌譜はこちら!

トップ獲得・なーいん選手(Black Cat Code)の試合後コメント
―トップ獲得おめでとうございます。試合を終えての感想と次の試合に向けて一言お願いします。
まだまだチームに貢献し足りないので次回も頑張ります。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
全体通して運が良すぎました。

2着・ゆめ選手(Team鬼畜流)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
内容的にはやれることやっての2着だったのでまあ…良かったかなと…悔しいけど…
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
南2局でのトップの親のなーいんさんに追っかけ立直の場面ですね。
あの場面で勝てていれば結果がまた違ってたかなと…まあこういうドキドキものが麻雀の楽しい所でもあるから麻雀辞められないんですよ(・・)(。。)

(記・穹憧るか)

第2試合C卓

起家はANC PURPLE BATSの細谷プロ、チームのエース矢絣京選手がサキュバスであることが発覚したAPB。それに当たられたチームメンバー達は今期は100%の力を発揮できていませんがここが踏ん張りどころです。南家はGENESISのRyooooo選手、前試合ではラス前で全員が2万点台という接戦で惜しくも3位。前々試合のトップからの復調でチームを再建できるか?西家は藁科マーライオンズの拝田頼選手、初戦以外のここまでの試合はトップラス麻雀と極端な内容に。直近4試合では3トップと、チーム躍進の原動力の次世代は本日も頑張ります。北家はGOLDEN BODENSのyopu選手、勝っても負けてもネタにされるFリーグの注目選手。参加するリーグ戦では数々の好成績を残していますが、なぜこれで勝てるんだと疑問視されることもしばしばです。

東1局、親の細谷プロは配牌ドラ対子から積極的に仕掛けていきますが、5巡目で第1ツモから良形イーシャンテンだったRyooooo選手に4pを槓子にされての3-6p待ちのリーチをかけられます。7巡目に細谷プロもリーチしていたRyooooo選手からドラの7sをポンしてカン6p待ちのテンパイになります。リーチ・ドラ・赤のRyooooo選手、タンヤオドラ3の細谷プロのどちらも打点は十分でしたが9巡目、Ryooooo選手が自力で6pをツモってリーチ・ツモ・ドラ・赤の2000-4000で先制します。Ryooooo選手はこの和了りをきっかけに3連続和了で一気に45000点まで加点します。

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その後、東場はyopu選手が流局を挟んでの連続和了で下位と差をつけると、細谷プロも細かく加点して。全員が1着順ごとに1万点以上離れることになり、拝田頼選手はかなり苦しい状況になります。

南1局の親番で細谷プロは小和了りで連荘。体制を建て直すも1本場でRyooooo選手への混一の放銃が響いて一歩後退します。

南2局、yopu選手は配牌ドラ対子から手牌の余剰牌を切っていくと6巡目にはテンパイ。ドラの9mと8mの並びシャボの待ちは良くありませんが先制リーチをすることに成功します。拝田頼選手が無筋の未完成マンズ面子に手をかけてピンズの清一のイーシャンテンまで行きましたが、10巡目にyopu選手はドラの9mでツモ和了り。リーチ・ツモ・ドラ3の2000-4000で試合はツーサイドゲームになりました。

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yopu選手は南3局で拝田頼選手から3000点の直撃、続く親番でのリーチは誰も押し返せずに一人テンパイでさらに加点をします。そして南4局、1本場。6巡目、Ryooooo選手は対子の形が多かった手牌から3pをポンしてイーシャンテンになり發の後付けに和了りを見出します。次巡、yopu選手もこれに速度を合わせて6mをポンしてタンヤオのイーシャンテンになります。両者どちらも鳴くか迷う人もいそうな牌だっただけにとても面白い選択でした。7巡目にRyooooo選手は發をポンすることができて打7s、5-8s待ちで逃げ切りを図ります。同巡、yopu選手も鳴きで流れてしまう可能性もあった4枚目の5pをポンして打3s,2-5mの待ちであとはどちらが早く和了するかになりました。次巡、Ryooooo選手の引いた5mはyopu選手に捕まって放銃。タンヤオ・赤の1本場3200に供託を加えた4200の和了りでyopu選手が逆転しての連荘になりました。

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オーラスはRyooooo選手、拝田頼選手がなんとか逆転を狙い細谷プロも少しでも素点を増やせるように進行しますがRyooooo選手、拝田頼選手はあと一歩手がまとまらず、細谷プロもラス目の拝田頼選手にだけは放銃だけはしないようにオリを選択すると全員ノーテンとなり試合が終了しました。

全員が大物手を和了るチャンスがありましたが、それを手にしたGOLDEN BODENSのyopu選手、GENESISのRyooooo選手がワンツーでフィニッシュ。要所で加点した細谷プロが3着をキープ。一和了が欲しかった藁科マーライオンズの拝田頼選手が悔しい4着となりました。

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この対局の牌譜はこちら!

3着・細谷拓真プロ/RMU(ANC PURPLE BATS)の試合後コメント
―試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

本手が決まらず流し手だけでなんとか3着でした。
―試合のポイントになった局・一打を教えてください。
東4局打9p→78m8pは当たりそうにみえたので回しました。

(記・あさひなひなた)

本節の結果

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上位3チームの並びは変わらず。
連続トップで大きく加点したBlack Cat Codeが4位に順位を上げました。
7位GOLDEN BODENSは順位こそ変わらないものの連続トップで大きく加点しポイントプラス圏へ久々の復活。ボーダー争いから抜け出して中位集団に割り込んでいきたいところです。
ポイントをほぼキープした優曇華の花に対し9位につけていたNEXUSが大きく後退したことでボーダーラインは150ptと大きく差が開く形になりました。この差をひっくり返すチームは出てくるのでしょうか。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。

雀魂Fリーグ広報部では本選手名鑑シリーズの他、開幕後は試合結果をまとめたnoteも刊行していきますのでよろしくお願いします。
毎週水曜日は公式実況配信を行っていくほか、隔週で木曜日に公式番組"熱闘!雀魂Fリーグ"の配信も行いますので広報部メンバーのTwitterのフォロー、Youtubeのチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

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記事担当・西向く侍
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