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大茶会参加記録

萩・大茶会に参加!

 5月1日から5日まで、山口県萩市で萩焼祭りが開催されています。3日・4日の2日間はタイトル通り、萩大茶会も同時開催なのです。昨年も参加しましたが、今年も行ってきましたよ!
 表千家は萩博物館にて、裏千家は萩焼祭り会場でもある萩市民館にて、遠州流は指月公園内の花江茶亭にてお茶会を開催していました。3会場を回ると、先着限定で記念品がもらえるんですよね♪回った順に思い出話等。
 個人的に写真パシャパシャ撮るのは好きではないので、しっかり見て楽しませていただきました。

裏千家

 半東の方の解説によりますと、テーマは端午の節句をイメージした設えということで、蓋置やお棗はわかりやすいものを選ばれていました。正客のお茶碗は萩焼のお茶碗、次客のお茶碗は二代目長楽の楽茶碗、三客のお茶碗は萩焼の和太鼓を模した茶碗でした。薄茶でも楽茶碗使うんだ〜と思ったのですが、濃茶に良く使うけれども必ずしも用途が限定されるようなこともないのかな。
 地元の中学生の茶道部の女の子たちがお運びをしていて、2日目の今日がデビューだったようです。緊張していたようで、下げる時に何か失敗したのか泣いてました。頑張れ!と内心応援していました。

表千家

 お席に入ったタイミングが遅かったため、席が最後尾席でした。お点前の様子が全くわからず仕舞い(見えないのよ…)。こんなことなら、次の席で先頭の席に座らせて貰えばよかったかなあと軽く後悔。他の流派のお点前や所作を見る機会ってなかなか無いので、こういうときにしっかり見たい派です。
 お軸がちまきの絵だったので季節感があったのですが、お釜が蜻蛉の環付だったので、蜻蛉って秋?いや夏なのか?とクエスチョンマークでした。
 あと、会記は銘々に配布するのではなく、壁に拡大版が貼られていました。写真撮れば良かったなあ…と後悔。

遠州流

 こちらはお点前は無しで点出しでの対応でした。また、外で頂くスタイルなので、今日のような天候の良いときは気持ち良いですね。雰囲気も良いし。
 ちゃんとお茶席の設えはされていて、遠州流の大先生的な方が説明をしてくださっていました。私もお茶席に上げていただき、そのお話を拝聴しておりました。
 他の流派は焼物メインですが、遠州流さんでは萩ガラスの器、茶道具という知る人ぞ知る逸品が多く荘られていました。お師匠のご自宅での稽古でも、夏になると萩ガラスのお茶碗やお棗を使わせていただくとこともあるのですが、これが風流なのですよ。
 大先生のお話も興味深いもので、15分程度でしたが有意義な時間となりました。


おまけ

 3流派のお茶席をすべて回ることができたので、こんな記念品をいただきました。

 桧で作られた椿柄のコースターです。オシャレ〜!

J.ヨコヤマ@裏千家

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