明るい自虐は武器になる。
人の自虐ネタは面白い。自慢話よりも面白い。人の不幸は蜜の味というけれど、自分で話せば誰も傷つかないネタだ。
ただ、度が過ぎると引いてしまうし、自虐している本人にも悪影響を及ぼしかねない。
そんな自虐ネタとアイデアで経営不振を乗り越えてきた
『銚子電気鉄道株式会社 代表取締役社長の竹本勝紀さん』の講演会に参加した。
壇上に登場した竹本社長。真面目そうないかにも社長さん感。
硬めのお話をされるのかと思いきや!!
めちゃくちゃユーモアがあって、最高に面白く、あっという間の時間だった。
銚子電鉄の親会社が倒産し、1億の債務を弁済しなければならなくなり、
その危機を救ったのが奇跡のぬれ煎餅
ぬれ煎餅を焼くために毎日毎日焼く練習をするのだが、1ヶ月くらいずっとうまく焼けず、売り物にならない煎餅は社員のお昼ご飯になっていたらしい。
それでもみんな文句も言わずに失敗した煎餅を食べたというエピソードは、『なんとかこの逆境を乗り越えて銚子電鉄を守ろう』という銚子電鉄の社員全員の思いが一つになっていたことがよくわかった!
一枚岩で戦うとはこういうことなんだと思った。
そんなお話を自虐ネタを挟みながらされていて、窮地に追いやられて危機的状況だったにも関わらず、それを乗り越えてきた強さを感じた!
そして今もなお、持ち前の明るい自虐ネタとたくさんの試行錯誤のアイデアで、とても愛されている鉄道会社になっている。
明るい自虐は、ただ面白いってことではなくて、社長と社員の『銚子電鉄を守る』というミッションに効果があるからされているんだろうなと思った。
弱みを武器に変える発想の転換!
もう銚子電鉄の6.4km乗ってみたくなってるしww
ぬれ煎餅も買っちゃうんだろうなw
本当に素晴らしい講演会でした。
▼映画『電車を止めるな!〜のろい6.4km〜』聞いたことあるタイトル。
うまいこと言ってる上にパクリのチョイスが秀逸!
オリラジの中田のあっちゃんも推薦しているw
▼銚子電鉄、経営状況がまずい棒。うまいこと言ってるのにまずい棒ww
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