お笑い芸人の仕事。
TVでも携帯でもどこでも見れるお笑い、芸人さんを見ない日はないくらい。NEWS番組にも、料理番組にも、スポーツ番組にもドラマにも、アニメ(声優とか)にも芸人さんが普通に出演している。
お笑いってなんか奥が深いな。最近見かけた番組でそう思った。
お笑い芸人がある特定の人を笑わせるためだけに、ネタを作って披露するという番組だ。
それに感動したのだ。
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オリジナルラフ
日本を笑いで明るくしたい!日本中の困っている人の元へ芸人を派遣!
その人と交流しながら、その人のためだけに作ったオリジナルネタを披露!
果たして笑いで悩み多き世の中を救えるのか?
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/Orirafu/index.html
ブラジルから日本に来て働いて、実家やコロナ禍で仕事が無くなった親戚のためにお金を毎月送っているというブラジル人男性。
日本語もやっとな感じで、それでもハンバーガ屋さんを経営している。同じように海外から日本に来ている人を雇っていて、そういう人達の足がかりになりたいとも。
そんな彼はコロナの影響もあり、母国に帰る事もできない中、一人寂しそうにしている時があるという。
もし自分が同じような立場だったら、それは心細いだろうなと思う。
やるべき事があるし、そのために頑張る事は決めているけど、海外という完全アウェイな土地で毎日必死に働いて、笑顔も少なくなっていく。
そんな彼を心から笑わせたいと、ジャングルポケットが抜擢された。
そもそも日本語がやっとな状態で、コントの会話の意味が伝わるのか?!
案の定、伝わらない…
というところから始まり、ジャングルポケットが彼と関わりコミュニケーションを取りながら、彼に伝わるお笑いネタを考えた。
そしていざ披露!
彼の表情が笑顔になった!コントの設定もちゃんと伝わり、その面白さも伝わって、笑っていた。
そして、そのオリジナルネタを見た彼は『日本に来て一番嬉しい贈り物だった』と言った。
自分のためにだけに、自分と関わって一生懸命作ってくれたネタは、内容の面白さもさることながら、その思いに感動したのだと思う。
自分を応援してくれる人がいるという事は、本当に励みにも勇気にもなるだろう。ましてや海外という土地ではなおさらだ!
日常に笑いがあったら最高、でも生きていくための優先順位として芸人さんのお仕事は簡単なモノではないと思う。
その中でも、人を応援するためのお笑い、勇気付けるためのお笑い、癒すためのお笑い、贈りものとしてのお笑いは素晴らしいと思った。
こうやって、仕事を通じて人に与える事ができて、与えられた人もまた自分の仕事を通じてまた人に与える事ができて、こういうつながりで商売がなりたっていけば、世の中はもっと良くなるんだろうな。
そう思えた番組でした。
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