遊び心で商品を訴求、人も同じ?!
目の錯覚、脳の錯覚、人間にはいろんな錯覚がある。
突き詰めたら面白そうな人間の能力の一つだと思う。
その錯覚を逆手にとった広告がたくさんある。
広告以外にもトリックアートなんかも錯覚を使ったアート。
本日の面白錯覚広告は
パーシルというドイツの洗剤の広告
Persil (パーシル)
ヘンケルのトップブランドの一つ
※ヘンケル:ランドリー&ホームケア、ビューティーケア、アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)の事業を世界で展開している。
パーシルには、世界初の自己活性洗剤という画期的な始まりから、エネルギー利用と環境保護の領域での大幅な前進、持続可能な事業の実現への大きな貢献、そして計量とパッケージの進歩まで、100年の成功の歴史があります。サステナビリティの先駆者として、パーシルは持続可能な事業の推進に重要な役割を果たしています。2017年、パーシルは約14億ユーロの売上高を達成しました。またこのブランドの成功の基礎は、継続的な製品のイノベーションと品質への注力にもあります。
https://www.henkel.co.jp/press-media/facts-and-figures/top-brands
下記の広告の真ん中の容器を10秒間まばたきしないで見つめると、背景に描かれているWINE(ワイン)の文字が消えていきます。
ワインのシミ汚れが良く落ちますという目の錯覚を使った洗濯用洗剤の広告。まるで洗剤が汚れを落としたかのように見せた仕掛。
おおお!慣れてきたら見えなくなるね!
見えなくなるまで見てしまう!www
商品が擦り込まれてゆく〜ww
人の遊び心をくすぐりながら、商品をしっかり訴求し、発想の転換で成功した広告。
ま、これで商品の売り上げが上がらなかったら広告の価値ってないのだけど、目につくようになって話題になったら少なくとも認知度は上がり、一時的には売り上げupは見込めると思う。その先の売り上げupは、商品のクオリティ次第だけど。
どんなにいいモノでも誰にも知られなかったら、埋もれていく。
人もそうかもしれない。
人生はプレゼンテーションと師が言っていた。
自分をどう見せていくか
文章で自分の人となりが伝わるのか?
『私なんて…』って自分を卑下していて、伝わるものは?
自分を商品だと思って世の中に売り込んでいくことがこれからの時代、より必要になってくると思う。
自分を売り込んで、そのあと向上していくかどうかは、期待以上の成果を上げるために努力をし、人的資本を高めることだ。
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