ADHDには「ときめき」片づけは難しい
6月中頃、肝臓の調子がめちゃくちゃ悪かったようで、健康診断の血液検査でGOT、GPTの値が三桁をたたき出し、検査機関からすぐに診察を受けるように言われ、ただいまいろいろな検査中の身です。
なので、「私って結構早めに死ぬかもしれん」と思って、身辺整理を少しずつしています。
先日「オンライン片づけ会」を開催しまして、そこでも話題になったのが、近藤理恵さんが提唱する、モノを触って「ときめき」を感じたら残す、という取捨選択方法は、発達障害がある人にとっては難しい、ということでした。
どんなモノを触っても「ときめき」が感じられないから、です。
私の場合、もちろん、街中で、いいなと思う歌に耳を澄ませる、服のディスプレイを見ていいなと思う、雑貨を見て可愛いと思う、というようなことはあります。
でも、普段でも自分の感情が定かでない時が多くて、「あなたはどう思う?」など感想を聞かれるのは苦手。
仕事も頼まれたときは、なんとも思わず、はいと引き受けて、あとで「あーなんかこういうの嫌」と思ったり、一瞬で、自分の感情にピンとくる事があまりありません。瞬時に判断するというのが難しい!
なので、近藤麻理恵さんの服を立てて畳むなどの方法論は良いなと思うのですが、捨てるかどうか指標に「ときめき」といわれると超難解です。
では、モノを捨てる基準をどうするか?
勝間和代さんがチャレンジした汚部屋脱出本では、
「今使わないモノを捨てる」「今使っていないがこの先使うであろうモノに関しては、再調達コストが3万円を上回らない場合は処分」と
明確化されています。ご参考までに↓
勝間さんの本にある「何回か断捨離して捨てていくという方法」は、私も実践していました。すぐに捨てるかどうかを判断できないですし、判断を間違って捨ててしまって、後悔したことも何度もあるので。
でも「すぐ死ぬかも」と思ってからは、服や鞄、ポーチ類などは、使えるけど使わないものはリサイクルに出しまくっています。
なちゅさんのnoteも役に立つ人もいると思います!
なちゅさんの取捨選択シート、よく考えられています。
ただ、私の場合は「デジタル化できるものは捨てる」のところで、「デジタル化できるもの置き場」が膨大になり、結局「デジタル化できるけど、なかなかしない」ので、思考停止になりました。特に書類。
あと、私にとって形のないものは「ない」のです。
電子書籍で読んだことある事柄は、ソースどれだっけ・・・状態。家中探して無くて、AmazonKindleにあるみたいな事も何度もあったので、電子書籍は料理本だけにしています。デジタル化できる、こまめな人は捨てられるのだろうなぁというのが本音。
そして、私の場合、トキメキ以前に、自分の心臓が動かなくなった時を考えて、取捨選択することで、かなりモノが減りました。
「いつか使うためのもの」を捨てることにしたからです。勝間さんが行なった断捨離に近いです。
例えばいつか時間がある時にするはずだった趣味のモノは、3年経っても使わなかったものは捨てました。私は限定ロルバーンが好きなのですが、それも使い切れないほどあったので、メルカリへ。文具も名入れしたボールペンとシャーペンのセットモノとフリクション以外は全部捨てました。
本も近所の図書館にあるものはメルカリやブックオフに出しました。
片付けは、生前整理のつもりで取り組むと結構良いのかも・・・というのが、私の実感です。
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