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「調子に乗るな」という内なる声はなぜ起こるのか?

フェミニズムの視点で母と娘の関係について講義を受けた時、「調子に乗るな」というメッセージが女性には埋め込まれている、という話を聞いて、確かに、私にもそういうメッセージは埋め込まれているなぁと驚きました。

が、「女性だけ?」と思いました

講師の先生が言うには、50歳以上の女性たちは、言語化されてはいないけれど、世の中は男性が中心、その下が女性、その下は男性の秩序・女性の秩序からはみ出した人たちでできていると感じているとのこと。(私は感じていませんが)

母は娘に女性のなかでもカースト上位に行くように勉強させたり、女性のカースト上位より男性の方が上なので、カースト上位の男性と結婚できますようにと思っているとかいないとか。

女性のなかで、カースト上位だと思って油断しないように、他の女性から引きずり下ろされないように「調子に乗るな」というメッセージを埋め込むのだそう。

講義を聴いた直後は「いつの時代の話やねん!」と思いつつも、「調子に乗るな」は、確かに私の心の中にも埋め込まれているなぁとは実感したので、様々な場面でいろんな人に聞いてみました。

すると、女性の方が、というのはわからないけれど、確かに「調子に乗るな」という内なる声はあるという人が多かったです。

私の場合は、母親からというよりも、小学校・中学校時代の先生から、埋め込まれている気がします。

調子に乗ると、真面目な人が報われないとか、秩序を乱すとか、そういうメッセージだったように思います。私は、児童期からというか根っからの典型的なADHD女子でしたから余計にかもしれません。

生徒がはみ出すのを放っておくと、学校の秩序が乱されますもんね(大人になって分かるロッテンマイヤーさんの気持ち)。

辞書を引くと「調子に乗る」は、仕事などに、弾みがついて順調に進むという良い意味が第一義なのに、私にとっては、2つめの意味である「いい気になって軽率な行動をする」、こちらの方がメジャーでした。

誰が埋め込んだかという問題ではなく、親・学校など、結局生きていた社会・環境から「調子に乗るな」は埋め込まれたんだと思っています。

「調子に乗るな、失敗するぞ」「調子に乗るな、いい気になるな」というような脅しのメッセージは他にもあるかもしれません。

このように、社会からの暗黙のメッセージに気づいたら、一つずつ丁寧に、それは本当なのか、それは今の自分に必要なのかを点検することは必要です。

大事なことなので、もう一度書きますが、「調子に乗る」とは仕事などに、弾みがついて順調に進むことです。

だから大いに調子に乗っていい。成功したら浮かれてもOK。素直に嬉しいじゃないですか。

・・・と書いてみて「こんなん書いて大丈夫かな?」と、まだちょっと心がざわっとしてもいます。根深い…!!!

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