【転職用】一次面接必須質問と意図
こんにちはー、最近多くの人に私のNoteを見ていただき、スキをもらえてウキウキなじぇいです!今日も転職経験者かつ事業会社面接官の視点で、転職活動のTipsをお伝えします^^
なんだか一次面接で手応えを感じない、書類は通るのに面接は通らないという方は多いのではないでしょうか?
私も初めての転職活動中はそうでした。正直、新卒で入った大企業のネームバリューがあったので書類はほぼ通過したのですが、面接でお見送りされてされる、、、書類が通過したのは自分の実力ではなく、企業の実力なんですよね。採用担当者は職務経歴書をじっくり読み込んで通す通さないを決めているわけではありません。そのため、これだけ有名な企業に勤めているんだからきっとそこそこ優秀であるに違いないという考えで書類を通したりします。(新卒で大手に入っておくといいという神話はあながち間違ってないですね)
でも逆を言うと、面接でのハードルが上がっているのも確かです。実際私も面接官として参加した面接で、この企業にいてこれくらいのスキルしかないのかー。と思ったことが何回もあります。(もちろんそれだけが理由で見送ることはないですが)大企業看板だけでなく、職務経験を盛って記載するのも同じような現象が起こります。
書類で話を盛ることで通過率を上げるのも間違ってはないですが、話を盛ったからには面接でそれに相応しい受け答えをしなければなりません。
そこでこれだけは一次面接前に絶対に準備して臨むべき5項と、質問のされ方、それの質問で何を確認しているのかをまとめました!質問に対する答えに正解はありませんが、相手が求めている意図を理解せずに答えるとNG回答になるリスクが上がります。
ぜひ面接官の視点を汲みながら回答を考えてみてください。
一次面接で必ず押さえるべき質問内容5項
今回質問内容を大きく5つに分類しました。なぜなら同じ聞き方ではないけど結局は知りたいことは同じという質問もあるからです。言い方は違えど、これが聞きたいのねと判断できるように、言い換え質問例もつけていますのでぜひ面接前にご確認ください!
またよく聞かれる質問となぜそれを聞くのかをセットでお伝えします。質問の意図がわかると回答を考えやすいですよね。質問の裏側にあるなぜ聞くのか、何を知りたいのかを理解することで、回答の質がぐんと改善します!では早速紹介します。
①自己紹介
まあ自己紹介は絶対聞かれますねー。でも本当に質問のされ方が様々です。私もこれって何を話せばいいの?自己紹介ってこと?と悩んだ問い方をされたことがあります。
ここでは経歴を全て知りたいわけではありません。経歴のどこがこの人のポイントなのか、どこを深掘りしようかの見定め、キャリアの一貫性(短期離職や転職回数多い人はここで相手の不安を払拭できるようなキャリアストーリーを話すと◎)、端的にまとめて話すスキルを見ています。
②転職理由
転職理由も1次面接では基本聞かれますよね。だって面接官がこれを気にするのかというと、自社で長期的に働いてくれそうか、本当に転職が目的を達成する手段としてあってそうか、現状が嫌で逃げているだけではないか、内省して考えらているかなどを確認することで、自社でもやっていけそうか見極めないといけないからです。そのため、その理由で転職検討するなら、うちに入ってもすぐに辞めたいって思うかもしれないなと感じさせる内容は絶対にダメ! 例えばもっと自分の強みを活かせる環境で働きたいと言う転職理由は伝え方によっては要注意。じゃあ強みを活かせないって思ったらまたすぐに転職しちゃうかもと企業側は不安になります。どんな仕事でも自分の得意なこと、やりたいことだけができる環境なんて滅多にないですからね。
③志望動機
志望動機が考えられないって人いますが、それは本当に入りたい会社なのでしょうか?気になる会社であれば色々調べるし、その中でこれが面白そうとか、自分のやりたいことできそうと思う何かが出てきますよね。なので転職理由やキャリアプランが自社のどんなとこを見て叶えられそうと思ったのか、実際にそれにGAPがないかの確認(やりたいと思っている内容や魅力に感じてもらっている内容が実際は提供するのが難しいんだよなってこともあるので)をしています。 また志望度高いというアピールにもなります。(ちゃんと調べてきた人はそれだけ本気なんだろうなって思います。)
④能力・経験(専門スキルやコミュニケーションスキル)
単にすごい経験・派手な成果を求めている訳ではありません。ここでは再現性を確認しています。一度のみの奇跡みたいなすごい成果は実力ではなく運です。そうではなく自分でどんな課題を認識し、どんな工夫をしてどんな成果につながったのか、もしくは失敗の原因は何で、そこからどんなことを学んだのかという一連の思考と行動が、自社に入ってからも同じように再現できそうなのかを見ています。そしてその工夫・乗り越え方があなたの強みなのです。単なる説明ではなく強みのアピールと思って説明してください。
⑤キャリアプラン
キャリアプランを聞く意味ってなんかある?って私も思っていました。しかし面接官になってみた時にわかったんです。自分のキャリアで目指すべきゴールがあって、それの達成のために働いている人は、ちょっと嫌なことがあったり、困難に直面したりしても簡単に折れないということが。そんな大層なキャリアプランじゃなくていいんです。なんなら将来のこととかどうでもよくて今とりあえずこれがやりたいんですというのでも間違ってないと思います。正直将来のキャリア設計が明確な人の方が少ないですからね。面接官もそれは理解した上で聞いているので、今何にパッションがあるのかが自分の言葉で伝えられればOKです。
キャリアプランを叶えられる環境が自社にあるのか、転職後GAPを生まないか。
自分のキャリアを本当に考えた上での転職なのか、転職理由と整合性あるか。
目先のことだけでなく本当にやりたいことを内省できているのか。
これらを確認するのは転職とは自分のキャリアを作る1つの手段だからです。志願者が目指すキャリアが叶えられないようならお互い不幸になってしまうので、何度も言い方を変えて確認したりします。
最後に
ここまで5項の内容をお伝えしてきましたが、実はさらに重要なことがあります。それは質問に正しく答えることです。え、そんなの当たり前じゃんと思われると思いますが、実際面接をしていると6割くらいの人ができてないと言うのが私の実感です。質問に正しく答えるとは、質問に対して端的に論理的に答えることです。例えば、弊社で何がしたいですか?と聞かれた場合、私は小さい頃から漫画が好きで私の人生も漫画の言葉から多くを学びました。実際現職で困難な状況に直面した際もXXXXと言うセリフを思い出し乗り越えられました。〜〜〜〜〜。のように回答する人がいます。聞いている方がかなりしんどいです。で、結局なんなのよ、うちで何がしたいの?というのがわからないので。まずは質問に答える。会話のキャッチボールをすることを心がけてください。相手のところにボールをまっすぐ届けることが重要です。
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!フォローやスキをもらえると励みになります!