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SDGsって、そもそもどんなもの?

SDGsビギナーの方、あらためてSDGsを学びたいという方などへ向けて、その成り立ちや基礎情報などをイチからご紹介していく連載企画「SDGsって、なに?」。
初回は、SDGsを学んでいく上でベースとなる、SDGsができた経緯と目的、そしてSDGsで設定された17のゴールについてご紹介していきます。

SDGsはいつできた?どんな意味?

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まずは、基本中の基本、SDGsの言葉の意味と読み方から見ていきましょう。
SDGsは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と日本語訳されています。読み方は「エスディージーズ」。初めて声に出して読むときに、「エスディージーエス」と誤読してしまうのは、SDGsあるあるの1つです。

SDGsは、2015年9月25~27日にニューヨークの国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」で、すべての国連加盟国の合意によって「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」と題した、「人間、地球及び繁栄のための行動計画」が採択されたことで誕生しました。このアジェンダの中核を成しているのが「持続可能な開発目標」、つまりSDGsです。

SDGsを簡単に言うと「2030年までに国際社会全体が達成すべきゴール(取り組む目標)」。それをより具体的にするために、SDGsには、先進国と途上国が一丸となって達成すべき17のゴールが設定され、その中に169のターゲット(より具体的な目標)が明記されています。

また、SDGsのスローガンに「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」というものがあります。17のゴールを目指したり、実行したりするのは、すべての国であり、すべての企業であり、すべての人。地球上の誰一人として取り残さない世界の実現のために、みんなで力を合わせていこうというメッセージが込められています。

SDGsの17の目標とは?

SDGsの17の目標には、「地球上の誰一人として取り残さない」をスローガンにした、途上国、先進国、企業などが取り組むべき課題やグローバルな課題などがあり、それらは世界共通の17色のカラフルなアイコンで表されています。
では、17の目標には、どのようなものがあるのか。一気に見てみましょう。


●ゴール1貧困をなくそう
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

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ゴール1のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール2飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

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ゴール2のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール3すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

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ゴール3のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール4質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

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ゴール4のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール5ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う

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ゴール5のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール6安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

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ゴール6のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール7エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

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ゴール7のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール8働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

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ゴール8のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール9産業と技術革新の基盤をつくろう
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

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ゴール9のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール10人や国の不平等をなくそう
各国内及び各国間の不平等を是正する

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ゴール10のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール11住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

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ゴール11のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール12つくる責任 つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する

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ゴール12のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール13気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

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ゴール13のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール14 海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

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ゴール14のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール15陸の豊かさも守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

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ゴール15のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール16 平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

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ゴール16のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック


ゴール17パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

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ゴール17のターゲットの詳細は外務省のサイトをチェック

いかがですか? どの目標も、現在の世界をより良くするために必要なものでありながらも、まだきちんと解決できていない課題だと感じませんか?

また、国連広報センターのホームページでは、「持続可能な開発目標(SDGs)報告」として、各ゴールの最新の達成状況や課題をまとめたレポートが公開されています。国連広報センターや外務省のホームページなどを参考に、テーマが設定された背景や、ターゲットの指標などを読み込んでいけば、皆さんの近くにある課題や、自分が取り組むべき課題も見えてくるはず。

最初は難しい言葉や情報量が多かったりして、何をやっていいのかわからないかもしれませんが、私個人としては、「こんなことならコレ(目標)のアクションになるかな?」レベルで、とりあえず情報を集めたり、行動してみたりすることから始めて見ることが大切なんじゃないかなと感じています。

第1回目は、簡単ではありますが、「SDGsの概要」をまとめさせていただきました。なんとなく、SDGsがどんなものなのか、イメージが湧いてきたのではないでしょうか。
次回は「日本や世界のSDGs事情」についてご紹介していきたいと思います。