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神頼み

 当然やるべきことをやらずに、どうして特別な事ばかりやりたがるのだろう。

 人間としてこの世に生まれたからにはまず、この肉体をこの世に生かすことが先決。

 スピリチュアルな出来事というのは、人として生きていくことを一生懸命やっている人には
当たり前のように起こっている。それもとても自然に。

 それは呼吸をするのと一緒で、全然特別じゃないし、「スピリチュアル」なんて言葉は使わない。

 人として全力で生きること(基礎)をやらずに飛び越して安易にそれを手に入れようとするから、もの凄いモノ(特別)のように見えるのでしょう。


 よく「神頼み」という言葉を使いますが、その前に必ずつく言葉。

 「全力で、持っている全てを使ってやれることはやった。あらゆる手を尽くした」

 そこではじめて 『あとは神頼みだ』 という言葉が出る。

 たいした努力もしていないのに、すぐに神頼みする人に限って結果が出なかった時には 『神も仏もあるもんか!』 と吐き捨てる。

 神とか、仏とか、運とか、引き寄せとか。
そういうものに頼る前に、自分はどれだけ頑張ったか、どれだけ努力をしたか。


 「○○のようになりたい」
そう思うのであれば、まず

「笑顔で挨拶をする」
「掃除をしっかりやる」
からはじめなさい。と言います。

 それすらできていない人ほど、口では大きなことをあれこれ言います。

 小さいことをできない人が、大きなことをやれるはずがありません。

まず、そこ。

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