祈り、泊まる番外編 祈りを捧げてワインで乾杯！
北イタリアの工業都市トリノTorinoの南部にはイタリア屈指の銘醸ワインの産地、バローロ、バルバレスコがある。バルバレスコBarbarescoのトレイゾTreisoの中心地となっている被昇天の乙女聖マリアSanta Maria Assunta教会の旧教区館が軽食を楽しみながらワインを楽しめるワイン・スナックEnotecaに変身。
トレイゾはトリノの南部の銘醸ワインの産地ランゲ地方の中心都市アルバAlbaから数キロメートルの小高い丘の上にある。ローマ帝国時代にアルバから３（Tre）キロメートルの集落という意味でトレイゾTreisoと呼ばれるようになった。トレィゾ村には中世に聖ロレンツォに献堂した教会があった。１８世紀半ば村の人口が増加したために新たに聖母マリアに献堂した教会が建立された。1765年8月15日、被昇天の乙女聖マリア教会は祝別された。
後期バロック様式の荘厳な被昇天の聖マリア教会で祈りを捧げた後は、隣接したエノテカで軽くランチと、それもワイン付で頂いた。トレイゾはイタリアの最上級の赤ワインと言われるバルバレスコの生産地の一つ。サラミ、ハム、チーズなどのコールド・スナックだけだけども、バルバレスコの赤ワインには良く似合う。ワインもグラスで頼むことができるのも有難い。
旧館の入り口のワインショップでは各種のバルバレスコ・ワインの購入も可能。１本３０‐５０Euroでイタリア最高級の赤ワインが入手可能。現地で購入する臨場感が旅の楽しさを倍増させてくれる。
店名は、Bottega dei Grandi Vini di Treviso、ボッテガとは店舗、工房のような意味で「トレヴィゾの偉大なるワイン・ショップ」
