AIの衝撃

イラストAIは転んでいる絵が描けない、というツイートを今日見かけた。多分今は描けないが、1年後には描けるようになっているだろう。来週にはもうなっているかもしれない。

AI時代に備えよ的なことは色々言われているが、結局AIが今できないことはものすごいスピードでできるようになると思うから「今AIができない〇〇をできるようになるべき」的な話は全部駆逐されるのではと思っている。

じゃあどういう風に備えるべきなのか?
それは全く分からないけど、人間はなんやかんやでまた新しい文化を形成すると思う。

細菌が発見されて、人々に定着した頃の話を想像する。
食べ物が腐ったり、加熱しないと食べれなかったり、病気になったりと言うことが細菌によって解明された。細菌が発見されていない時代は呪いだったり祈祷だったりという宗教的なことがリアルな原因として信じられてきたのではないかと想像する。

科学が進んで、病気になった際は病院で診察を受けるようになった。祈祷師たちの言葉はそれまでの世界では絶対的だったが、医者の話す言葉に置き換わった。この広まるスピードがどれほどのものだったのか自分は歴史に疎いので知らないが、あらゆる価値観が根底から覆っていったのではないかと思う。

もう巷にChatGPT活用術動画なんかも流れてきてるし、これからは何をするにしてもAI前提の社会がやってくると思う。自力でやるよりAIが出力してくれたものの方が質の高いものが出てくるようになり(より人間らしいものになる気さえする)、読み書き算盤と同等以上に必要なスキルになってくる(と言うよりスマートスピーカーのような端末でみんなが無意識的に使うものに組み込まれてく気がする)。
AI活用スキルが0からの技術研鑽をすっ飛ばして効果的な出力を得れてしまうのは何か不幸な気もするけど、戻ることはできないだろう。まあでもこれは自分が旧世代の感覚を持っているからそう感じるだけなんだろうとも思う(昔の人が現代人の祈りを見たときにホンイキじゃないな〜と不幸に思うんじゃないかな)。

とりあえず自分としてはAIありで流石に週5労働社会はナシでしょと思うのでここが破壊されるのが良いと思っている。

ちなみに、AIが人間を上回ったとしてもなくならない職業として言われているのが将棋の棋士だ。なぜなら実際にもう上回っているけど職業として無くなっていないから。
AIに代替不可能な領域もあるということで。

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