ONEチャンピオンシップについて
最近、勢いがある格闘技団体といえばONEチャンピオンシップである。
ムエタイ、キックボクシング、MMAの競技を有するシンガポール拠点の格闘技団体である。
地上波での取扱いは皆無だか、各種サブスクや動画配信サービスにて非常に人気の高いコンテンツである。
筆者は2000年代からの格闘技ファンであるが、一時期の国内格闘技熱は冷めつつあると感じていたと共に、特定の選手の動向を除いては格闘技から遠ざかっていた。
しかし、ここに来て全盛期、いや世界的に見れば全盛期以上の盛り上がりを見せているのが、このONEチャンピオンシップである。
ONEチャンピオンシップは先述の通り、シンガポールを拠点とする団体であり、アジアの強豪、特にタイ人選手の活躍が目立つ。
スーパーボン(シンハマウィン)、タワンチャイ(PKセンチャイ)、ロッタン(ジットムアンノン)、スーパーレック(キアトモー9)、シッティチャイ(シットソンピーノン)等、ベテランから新星まで群雄割拠である。
勿論タイ人選手だけでなく、欧州の競合選手も多く在籍している。
かつてK1に衝撃をもたらした(ジョルジオ)ぺトロシアン、イタリアの強豪選手。
また、後期K1にて名を馳せた(チンギス)アラゾフ、ベラルーシ出身。欧州の覇王の異名を持つ。
かつてのK1ファイターが未だにトップ集団として君臨している事に驚かされるばかりである。
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