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Mトーナメント2024出場します。
前文
走り書きです。
いろいろ書こうとおもってたけど、忙しすぎて当日になっちゃったなあ。
これも全部これまでの自分の生き方の結果なので仕方ないのだけど、少しでも対局にむけて書きたいことを残しておきます。
自己紹介
西川 淳(にしかわ じゅん)
愛媛県出身・51歳
千葉県千葉市在住
日本プロ麻雀連盟の18期生です。いま22年目とかです。
プロリーグではA1リーグに所属して6年目のシーズンをむかえています。
最新の結果(第41期鳳凰位戦プロリーグ第3節終了時)
第4節B卓の最終成績です
— 日本プロ麻雀連盟 速報アカウント (@JPML_sokuhou) June 12, 2024
次回A1リーグ第4節C卓は
2024/06/19(水) 16:00
白鳥翔
古川孝次
一井慎也
前田直哉
解説 藤崎智
実況 日吉辰哉
本日の速報は以上です
ありがとうございました
(速報担当:吾妻さおり)#第41期鳳凰戦A1リーグ第4節B卓 pic.twitter.com/dJDl2QRl8l
主な実績は
第22期チャンピオンズリーグ優勝
第11期特別昇級リーグ優勝
くらい。
決勝進出なら、麻雀マスターズや日本オープン、第1回世界選手権などがあります。
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対局にむけての抱負
普段は「健康マージャン」といって「賭けない・飲まない・吸わない」という場所「カルチャースクエアワンダフルデイズ千葉」の経営をしています。
当然マージャンは「プライベートを含め絶対金銭を賭けない」という約束事をMリーグが発足するはるか昔から実践しています。
マージャン教室の先生を長くやっているので、みなさんのお手本になるようなマージャンを心がけています。
すなわち、「マージャンを楽しむ」「負けても機嫌悪くならない」「可能性を信じる」といった気持ちや態度の問題から、「絶対に強打しない」「長考しない」「牌をこぼさない」といった競技的な作法まで含めて全てです。
この世界で一番素晴らしいマージャンが広がるための一隅を照らしたい、常にそう願っています。
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雀風
七対子とトイトイに自信があり、そのように評価していただいているとおもいます。
構想と手組が独特(らしい)ので、驚かれるようななアガリになることもあるらしくそれを褒めてもらえるのを非常に喜んでいます。
よく鳴きますし、いろいろな小細工もやりますが、基本は視聴者のかたがたもわくわくしてくれるような楽しい手をつくるのが一番好きです。
赤入り麻雀の経験やトーナメント経験も豊富にありますが、Mトーナメントはだれにとっても未知の領域だとおもっています。チートイやトイトイ、そして自分の名前からもよくアガリを目指すジュンチャンなどは狙う局面は激減するとおもいますが、「あきらめない心」や「見つけること、工夫することを大事にする心」を大切にすることは変わらずに戦いたいとおもいます。
クリームパンについて
対局中って、自分の手番じゃないときって、右手だけ卓の上においてすぐ動作にうつれるようにしているんですが、自分の場合、手をぐーにするんですよね。わたしの手ってめちゃくちゃぷっくらしているので、これが「クリームパン」に似ているってよく言われていて、それがコンプレックスだったんですが、もうそれでいこうかと。クリームパスタの王を目指します!
入場シーンでは「クリームパンポーズ」やるつもりです。
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勝又さんと麻雀観似てるとかいっちゃった件について
Mトーナメント2024意気込みコメント ~西川淳~ @ABEMA で無料配信中 https://abema.app/2jui
意気込みコメント映像の中で、「麻雀観が近い」選手として、勝又 健志プロのことをあげたんですが、言ってる側からプロデューサーのかたに「全然似てないですよね?」って突っ込まれました。確かに誤解を招きかねなく勝又さんファンのかたにお叱りをうけるけもしれないので、少し掘り下げて釈明しておきます。
対局をみていたり同卓をしていて私が勝又さんと似ていると思うことは
①局面の分析結果が似ている
少し抽象的だけど、「あそこから火の手があがっている」「いま戦況はこうなっている」「あそこの陣地に隙がある」といった分析や判断が似ていると感じることが多いってことですね。
そして
②その状況への対処の仕方が似ている
①の状況をうけて、どうするか?これって打ち手の性向によって結構方法がかわったりするんですが、そこが似ているとおもうことが多いんです。
たとえばすごく単純化すると、A「じゃあ逃げよう」B「じゃあ、消しに行こう」というように人によって対処方法がちがったりするときに、だいたい決断が似ているってことです。概ねリスクを背負ってアグレッシブに考える要素に親近感を感じています。
そのうえで、
③どう対処するかの具体的手法・武器は違う。
あそこにある火を消そうとする際に具体的な戦術やつかう手法は全く違います。火の手があがったなら「消しに行く」って方向性までは一緒なのですが、水をかけるのか、酸素をシャットダウンするのか。リーチするのかダマにするのか。つかう手組・構想・決着手段、真逆といってもいいくらいかもしれません。
だから「勝又さんとは全く違うのでは?」と思われるのかもしれません。
勝又さんのような精度や技術には私は到底及びませんが、勝又さんがおそらくもってないだろう武器を私はもっているつもりです。
勝又さんのことはとても尊敬しています。誤解しないでね、怒らないでね^^
サッカーと麻雀の話
地元千葉のJ2チーム、ジェフユナイテッド市原・千葉を応援しています。
近いこともあって最近よく応援していますが、その経験を通して多くの感動をいただくとおもに、麻雀につなげて考えること学んだことが多くあります。
教えてくれたこととして最大のものは、「応援してくれることの力の大きさ」です。
対局はジェフカラーのシューズとリストバンドかミサンガでいくつもりですが、「WIN BY ALL」というジェフの理念を胸に、最後まで闘い抜く所存です。ちなみに対局のときはいつもジェフィのクッションをしています。
グランプリマックスの準備中。
— ポロリ (@porori0408) February 12, 2024
持ってきてる座布団が素敵すぎて、可愛い選手権では西川プロが優勝です🏆 pic.twitter.com/JvGZvYFuJi
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最後に
これもインタビューでこたえましたが、今回選出されたことに驚いており、同時に最後の機会だと考えています。まあ厳密にいうと、誰にとっても一期一会の「これが最後の機会」だとはおもいます。
ですから、絶対に後悔のしないよう、積極的な麻雀をこころがけます。
メンバーも、発表直後からずっと一番やりたいと考えていた選手と対戦する幸運に恵まれました。最高のメンバーが、最高のモチベーションで臨んでくるとおもいます。
楽しんできます!応援よろしくおねがいします!