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サッカーで麻雀について教えてもらったこと(前編)

WIN BY ALLとは


私はJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉(以下ジェフ)というサッカーチームを応援しています。もともとサッカー少年だったのですが、大人になってからは麻雀と仕事で手一杯で離れていました。しかし、いろいろな思いがつのり、昨年からスタジアムで応援にいくようになりました。
その時の思いはまた機会があったら別の記事で書こうとおもいますが、たっぷりハマり、いまでは時間をできるだけ見つけて観戦にいっています。久しぶりにみたサッカーは何もかも進化しており、まったく初心者の状態からひとつひとつ勉強することとなりました。
その学びのひとつが、サポーター(チームを支え応援するひとたち)の存在です。

開始前のアメージンググレイスに乗せて


スタジアムでは、チャントといってメロディーののっとって声をだして声援を送ります。ジェフでは多くのチャントのレパートリーがあって、これがまた楽しい(公に認められている野外で大声で叫べるカラオケかも笑)のですが、そのうちのひとつに「WIN BY ALL」があります。
これはクラブのスローガンでもあるのですが「みんなの力で勝つ!」すなわち、選手だけでなくスタッフもサポーターも一丸となって勝利を目指そう!という気持ちを声にしているのです。
知り合いじゃないかたのXのポストの引用ですが、この映像をみていただければ熱狂の雰囲気はわかっていただけるかとおもいます。

応援の力の凄まじさ

サポーターはよく12番目の選手(サッカーは11人でやる)といわれるのですが、その存在はとても大きく、勝利に強い影響を与えるといわれています。
サッカーはホーム&アウェーといって、クラブがある地元と対戦相手のある地元で1回ずつ試合が行われることが通常です。
ここにおいて、同じ対戦相手でも、ホームとアウェーでは勝率に明確な差があるんですよね。もちろんホームのほうが勝率が高い。これはサポーターの力が大きいことの証左だとされてきました。ただ、本当にサポーターの力によるものなのかどうか(単なる移動距離などの地の利なのかも)という疑問に対しては証明する手段はありませんでした。
 ところが、コロナ禍の最中、世界中で「無観客試合」が行われるようになったのですが、なんとその期間はどの国、文化でもホームとアウェーの勝率に差がなくなるという事象が起こったのです。この期間はサッカーにとって不幸な時間ではあったのですが、はからずもサポーターの力を力強く証明することになったのです。
 私も対局の前後に「がんばってね!」などいろいろ応援の声をかけてもらったり、「あの局、よかったね!」などと労ってもらったりするのですが、とても力をいただいていると感じてはいましたが、サッカー観戦を経験したあと、このエピソードを聞いて、そりゃそうだよな!と膝を打ったものです。うまくいかず、劣勢に追い込まれたりなど苦しい時に、本当に日頃支えてくれる方々の顔や声が浮かび、それが耐えることや打開することの力になるんです。

GIANT KILLING

GIANT KILLINGというサッカー漫画があります。
とても人気のある作品なのですが私は最近まで知らなかったのですが、突如生涯一番のお気に入りとなりました。
サッカーを通じた人間ドラマなのですが、ここでもサポーターの力についての描写があります。
 19巻の181話で、選手の椿大介が試合終了後、サポーターのところに近づいていきます。普段は引っ込み思案なのに、溢れ出す心のままに「あ・・・ありがとう!」とお礼を言うシーンがあります。この一幕に良い歳をして号泣してしまいました。「そ、そうだよなっわかるよ大介。支えられてるもんなっ、ひっひっく」と他人から見られたら超キモイ人間になってました。(ちなみに30巻でもう一回号泣します)
 本当に面白い漫画なので是非いろんなかたに読んでもらいたいです。
そのシーン、さすがに漫画の画像を載せるわけにはいかないので、Mスタジオの作戦ホワイトボードに椿大介の「ありがとう!」の私のイラストを描いてきました。似てるかどうかは気にしないでください(笑)

サポーターへの感謝の心
おまけに作戦ボードにクリームパン

フクアリにおいでよ

ジェフのホーム、フクダ電子アリーナ(略称フクアリ)は本当に素晴らしいスタジアムです。ピッチ(フィールド)が観客席から近く、屋根があるのに空もみえるから爽快です。

そしてチームも選手も楽しく魅力的で、サポーターも素晴らしいかたばかりです。
SNSを通じて知り合ったかたが、ゲーフラ(横断幕みたいなもの)を私のMトナ用につくってくれました。こんなことってあります??本当に嬉しいことです。またスタジアムで声をかけてくれることもあります。

スタジアムでアルコールを飲むのも楽しいかもしれない。
もちろんサッカー自体も楽しいし、いろいろ楽しめるイベントもあります。
興味が少しでもあるかたは是非フクアリへ来てくださいね!

悲しいこと、言わないで

ということで、Mトーナメント2ndステージいってきます。
またまたすごいメンバーで本当に幸運です。
応援してくれるかたの力をもらって精一杯がんばってきます。
 ただ、最後にこれもサポーター仲間からサッカーを通して教えてもらったことを記します。
サッカーもそうですが、麻雀も勝負だから必ず勝つ人と負けるひとがいます。絶対に避けられない現実です。
 ときどきSNSで「私の応援がたりなかったから負けた」とか「私がみると負けるから見ないほうがいいのかも…」というつぶやきをみかけることがありますが、そんなことは絶対ありませんから!!!!!
 繰り返しになりますが、応援してくれることはそのまま!確実に!力になっていて、それによってより上のプレーへたどり着くことができています。
 わたしも精一杯やることを誓います。だから負けても、ミスがあったとしても「ごめんなさい」とは言わないようにします。サポーターはそんなこと言ってほしいわけではないことを、自分が応援する側にまわってはじめて知ることができたので。

あ、勝つつもりですからご心配なく。
今回もジェフ色でいきます。シューズはもちろんジェフスポンサー様のhummel リストバンドは22!

ジェフグッズ

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