コード進行の基本的なルール6
前回までにドレミファソラシの上にできる3和音を使って、3つの重要な機能(Tonic, Sub Dominant, Domint)をみてきました。
このドレミファソラシドにできる和音をダイアトニックコード(Diatonic Chord )と呼びます。(用語はどうでもいいんですが)
単音でもこのルールは変わらないため、これをダイアトニックスケール(Diatonic Scale )とも言います。(用語はどうでもいいんですが)
これらは音符の名前(ド、C)ではなく”機能(Tonicとか)”についている名前です。
よく「ハ長調とかC Major Scale とかDiatonic Scale とか何故たくさんの名前が・・」と思う人が多いと思いますが、意味合いが違います。
ハ長調とC Major Scale は同じ意味です。
日本語のペンと英語のPen くらいの違いです。名前の海外での呼び名です。
に、対して機能の名前は文章で言うと文型です。
言語で言うと主語とか動詞とか目的語とか。役割です。コードの読み方シリーズでは全部のコードが独立していた訳ですが、2つ以上のコードが並ぶとそこには関係が生まれます。
それを踏まえて見ると見方も変わるかもしれません。
前回のケーデンス見ると。
これは、” This is a pen.(S-V-C)”と同じようなものです。
並べてみましょう。(機能をT, SD, Dに省略しました。。)
” C F G C.(T-SD-D-T)”
” This is a pen.(S-V-C)”
※ Diatonic Scale(Chord) はTonic に向かう(dia)ための音階と考えます。