コード譜面の読み方1
コード譜の読み方を説明します。
コード譜とは以下のようなものを言います。
一般的な単旋律のメロディの左上に和音が記号化されて書かれます。
(譜例はチューリップのはじめの4小節です。)
これが、もしクラシックなどの両手で弾く場合の譜面だと以下のように記譜されると思います。
違いが分かりますでしょうか?
コード譜面の良いところはコードの記号を見れば、そのメロディを支える和音の構成音が分かるところにあります。
二段譜の場合だと両手とも必ず弾かなければならない音が指定されます。それに対してコード譜では右手で弾くメロディーは同じですが、和音は記号で表されるコードの構成音を弾けば良いということになります。
コード譜とは「その曲のメロディーにつけられた和音を記号化して"見易くする"ことができる」ということが強みになります。