コード譜面の読み方7
前回はオーギュメントのコードを学びました。
次は3和音のもう一つのヴァリエーションです。
<Cdim(シーディミニッシュ)>
これはCとCmと比較しましょう。
上記をみると、CdimはCmからの変化を追った方が楽に見えると思います。Cdimは「Cm の一番上の音を半音下げたもの」になります。
言葉の由来ですが、前回と同様にドとソの5度が半音下がると減5度(Diminished 5th)となることから来ていると思います。
ただ、個人的には有機化学でやる数字のmono, di, tri, tetra...
のdi にminor がくっ付いていて、ミもソも両方minor (di + minor)と覚えていました。。(どうでもいいですが・・)
話を戻すと、ここまでずっ〜とCを基準として、その音の変化で3和音をみてきましたが、音階は長調(明るい調)と短調(暗い調)に別れるため、Cを基準として変化するコードと、Cmを基準として変化するコードの二つに分けた方が、この先は分かりやすいと思います。
次回からは、比較対象をC, Cm に分けていこうと思います。