コード譜面の読み方2
コード譜面の読み方の続きです。
コード譜面は基本的にルート(根音、一番下の低音)が大文字で書かれます。例えば、ドミソであれば、一番下の音はドになるので大文字はCになります。
(なぜ、ドがC なのかが分からない人は一番下へスクロール)
ここで混乱する人が多いのですが、コード記号のCはルートがドで始まる和音を表します。大文字一つで三和音(縦に積まれた3の音)を表しています。
Cであれば、以下のようになります。
これはドレミファソラシ(ド)のドから一つおきにミとソを積んでいます。基本的に全ての調でのドレミファソラシドと同じ音程間隔が基本となってきます。
何も添字がつかない一つの大文字で書かれたコード記号ではルートと3番目の音(ミ)と5番目の音(ソ)を積むのがルールです。
このコードをシーメジャー(トライアドをつける場合もあります)と読みます。
この三和音を基本として色々な和音をコード記号で表すことができます。
<追記>
日本ではドレミファソラシで読まれますが、
これを記号で表すときはCDEFGAB と書かれます。
「何でA からじゃないの?」って思います。私も思っていました。
調べてみると歴史的にはラから始まる曲が多く、その当時の名残のようです。
さらに踏み込むと元々はドレミファソラシ以外に使われてた音階(旋法)があり、その辺は西洋音楽とか調べてみると良いと思います。あとはマニアックになりたい方はOvertone Series も調べましょう。