国道6号/福島第一原発20キロ圏内をゆく(3)

画像1 浪江町には「道の駅」ができていました。
画像2 双葉町では帰還困難区域の解除がすすみ、今年は11年ぶりに田植えが行われるなど、少しずつ復興が進んでいるようです。
画像3 浪江町に入りました。高瀬川を渡ります。川の向こうに住宅地が見えます。原発はありませんが、放射性物質が放出され、風に乗って広がったことにより、町民は退避を余儀なくされました。2017年に、帰還困難区域をのぞき避難指示が解除され、住民が戻りつつあるようです。
画像4 道の駅なみえがあります。立ち寄ってみることにしました。
画像5 福島県浪江町にある、道の駅なみえです。
画像6 2020年8月に、復興のシンボル的施設としてオープンしました。
画像7 朝8時40分ごろなので、まだお店は営業していませんが、なんと、道の駅に無印良品のテナントが入っています!
画像8 ゆるキャラを見ると、ほっとしますね。なみえのゆるキャラ「うけどん」だそうです。町内に請戸(うけど)漁港があり、2020年4月から操業を再開しているようです。
画像9 かつて、大ブームになったB級グルメの大会「Bー1グランプリ」でグランプリに輝いた、なみえ焼きそば。ここだったんだ!
画像10 施設の裏側には風力発電と水素発電の施設があるそうです。
画像11 クリーンエネルギーでがんばっているのも素晴らしいです。ちなみに原発事故の被災地、東京電力の原発の被害に遭いましたが、電力供給をしているのは東北電力です。東北電力の女川原発はおよそ13メートルの津波に襲われましたが、幸い電源喪失には至らず、事故を起こすことはありませんでした。
画像12 そうこうしているうちに、ゆるキャラ「うけどん」が職員の手で運び出されてきました。請戸川を遡上する鮭の頭をかぶり、髪はイクラなんだそうです。
画像13 ここにも放射線量を計測する線量計があります。屋内なので、数値は低いです。道の駅周辺には犬を散歩させている人もいて、日常が戻りつつあるのを感じました。
画像14 国道6号から離れて、常磐自動車道のインターチェンジへ向かいます。写真には写っていませんが、道路上のそこここに防犯カメラが設置されているのを見かけました。全町民が避難して誰もいない中、盗難が多発したということがあると思います。町が荒れると人心も荒れてしまいますね。
画像15 常磐自動車道で、仙台をめざします。道路沿いにも、線量計が設置されています。
画像16 南相馬市に入ると、見慣れた田園風景が戻ってきました。

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