旅の寄り道、散歩道/茶臼山古墳(滋賀県大津市) 2 Junko Kohno@もくせい舎 2019年2月19日 00:26 お正月休み、古代の大乱、壬申の乱で敗れた大友皇子の葬り塚があると聞き、実家から車で5分ほどのところにある茶臼山古墳を訪れました。(2019年1月2日撮影) 茶臼山公園として整備され、春は桜の名所です。これは陪塚である小茶臼山古墳。 グラウンドの向こうに墳丘が見えます。茶臼山古墳です。前方後円墳の円墳部分です。 向こうに見えるのは比叡山。茶臼山古墳は滋賀県で第三番目の大きさの古墳だそうです。被葬者は不明。 後円墳の上に、葬り塚があります。天智天皇が崩御した後、息子の大友皇子と、天智天皇の弟大海人王子の間で後継者争いが起こり、国を二分する大乱となります。 両軍は瀬田川をはさんでぶつかりますが、大友王子軍は敗退。小茶臼山に逃れたのち、自刃しました。 墳丘の上にやってきました。古墳の説明があります。 墳丘の上は神社の境内のようになっていました。 お正月なので松飾りがされています。 その奥に、自刃した大友皇子と最後まで付き従った舎人たちを葬った5つの葬り塚がありました。石垣に囲まれた5つの塚です。 家からすぐ近くに、古代日本を二分する大きな戦いの末を物語る場所があったとは知りませんでした。 こちらが、メインの茶臼山古墳です。 公園の一角には、俳人の会合に使われる芭蕉会館があります。 その建物は、かつての膳所城二重櫓を移築したものだといわれています。 #写真 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート