何者でもない 変幻自在な、ソクマシュー
ボーイズプラネット最終順位3位でデビューが決まった、ZEROBASEONEのソクマシュー。
マシューといえば『コンセプト消化力の高さ』、コンセプト消化力が高い人といえば『ソクマシュー』ですよね!?
「楽曲のイメージ」「世界観」「コンセプト」という”見えないもの”を体現できる人。
彼のこと、”セクシー”も”キュート”もできる!"かわいい"と”カッコいい”がある!とかいう単純な言葉で終わらせていいんですか!?いいわけない!!!!!そんな簡単な話じゃない!!!
あの変幻自在な姿は一体どうやって生み出されているのか?真剣に理由を考えてみました。
① 2キャラクターの自覚
2つのキャラクター・・・・
もうだいぶ浸透してます「メテュ」と「ウヒョン」です。
コメンタリーでのYES / NO クエスチョンのコーナーで『実はソクメテュよりソクウヒョンのキャラクターの方が気に入っている』という質問に、YESと答えていました。メテュとウヒョンの違いは?に対しては「ウヒョンはオッパで、メテュは弟みたいな」と言っていましたね。
この質問、私個人的にはかなり嬉しいものでした。だって、「ウヒョン人格」と「メテュ人格」の2つのキャラクターを使い分けている自覚がある、そして、番組がこの質問をするということは、周りもマシューが2キャラを持っていると認めています、と言ったようなもんですよ….
「ラブキラはウヒョンオッパで、セマネはめてゅ」
まぁラブキラメテュは、カッコいいオッパなんていう響きの良いものじゃなくて、イカれた狂人サイコパス野郎だろ!と言いたいところですが。
この2キャラクターの自覚、”可愛い弟のようなメテュ”と”カッコいいウヒョンオッパ”がいる、だから、可愛いもカッコいいもできるんだよ!という結論ではなく……
「こういう楽曲はこっち、でも、こういう楽曲はこっち」
曲によって在るべき自分は違う。自分の引き出しからイメージに合うキャラクターを選んで着替える。与えられたものに合わせにいく、という姿勢を感じることができるんです。これが、変幻自在になれる理由の一つだと思っています。
ほらだって….1st lookの動画、この2つのどちらかではなかったですよ…..分けられなかったの…..また違うところから出してきたのよ….。
(そういう意識がある上に、キャラクターの使い分け、演じ分けが上手なんだわこれが….。)
また、1曲の中での、2キャラの割合の塩梅も大したものです。
Say my Name、爽やか可愛い曲だから、マシュー可愛い愛嬌ぶりっ子に全振りしてるように見えるでしょ….違うんですよ…..いや、基本全振りなんだけれども、ちゃんとユジンの恋を応援するヒョンであることも忘れてないんですよ…..しかもこれが、チッケム見ないと分からないようになっているという…..
新しい供給が出てくるたびに「何メテュと名づけるか議論会」開きたい、
② 同じ表情管理を2回しない
マシュー、結構バリエーション豊富な人だなと思いませんか?チッケム面白いタイプで、ボイプラでも再生数回る方だったのも理解できる。
同じジェスチャーや表情にあまりならない理由は2つあるかなと思っています。
● 考えて、あえて変えている
ラブキラを例に出します。勝手にピックアップしてみました。(完全な独断です)
(やばい、超見にくいですごめんなさい)
● ステージ中のリアルタイムでの感情、観客を巻き込んでの反応が自然発生Say My Nameの本番ステージ、これが結構顕著に表れてたような気がします。だって楽しい歌ですものね…
Jelly Popのラスサビとかも!
また、本人も「Say My Nameのステージが一番楽しかった。ファンの皆さんと一緒に『ワワァァ!』と楽しいのを感じられて」と言っています。
その場の空気への反応がダンスや表情に出ているだけなので、意識してないし、事前に考えてるはずがないんですよね。こんなのチッケム何度も見たくなるに決まってる。
比べて見てみるなら、Say My Nameおすすめです。ダンスプラクティスver、山道着ぐるみver、1.5倍速ver、本番ステージの4バージョンあるので、今回は何やってるかな〜と楽しめます。
毎回違うことしてくれる人のステージって、見てて楽しい。今日はどうアレンジするかな?って見るのもワクワクする。
ボイプラでは、勝ったチームへのベネフィットとしてMカへの出演権がありました。練習生たちは、夢のMカに出れる!という気持ちだったと思いますが、わたくしスタクリとしては「同じステージをもう一回した場合」を冷静に判断したいという理由で、Mカ出演権ベネフィットに価値を見出していました(笑)
マシューにMカ出て欲しかった理由、確かめたかったことがドンピシャで確認できたのがラブキラでした。(ピッタリ正確に同じことやるタイプなことが判明してた場合、私は多分彼にここまでハマってない)
③ 顔立ち
マシュー、正面と横顔、笑顔と真顔で、かなり印象が変わる人。そしてこれがかなり活きてます。
本編初登場ではソクフンマスターから「笑顔がいいね〜」、ファイナルではソルジマスターから「君の笑顔がたくさんの人を幸せにするのを知ってる?」、VCRもニコちゃんマークをテーマに作られています。
「笑顔が素敵」ボイプラでのマシューのアイデンティティのひとつですかね。マシューを象徴するキーワード。
一方、1st lookのインタビューでは、「みんなに笑顔がいいねってよく言われるんですけど、でも、どうやら真顔だとちょっと怖いそうです(ニュアンス)」と、答えています。(それ、誰に言われたのwwwww)
正面を向くか、横を見せるか、笑うか笑わないか、という大きく4パターンだけで、ガラッとイメージを変えることができるわけです。細かく表情を作ったりする必要なく、ですよ。
角度で変わることは、マシュー本人も分かってるし、もう既に上手いこと使い分けてる。
あと、着込めば着痩せるし、薄着だとがっちりしてるのがよくわかるし、、、なんか、、自由自在すぎて、、、
最後に
マシューが、おそらくこだわっているであろうこと(曲によってキャラ変える、ステージ毎で表情変える)に加え、元々持ち合わせた外見も味方して、変幻自在なステージになるのかな、と思っております。
デビューすれば、色んなステージが見れると思うとワクワクが止まりません。意図を読み取ろうとするの楽しいし、その余白を与えてくれるマシューのパフォーマンスが私は大好きです。
例に出した時に使ったチッケム置いておきます
あれ、そういえば、私の大好きチッケムKTLがないっ!私あれでファンになったのに()
マシュー、「ファンのみなさんへの感謝を、ステージで返します」っていうの、ね、もうね、こういうことです…..