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肉眼メテュチッケムしてきたメテュペンのメテュレポ(ワルツ愛知)

正面からきれいに撮られた画面越しのダンスではなくて、後ろから、横から、立体的に観るメテュのダンス、本当に最高に上手で最高にかっこよかった。

画質のいいカメラで、綺麗に切り取られたものを鑑賞するのが一番!と思っていたけど、頭からつま先まで全身を、後頭部だけしか見えなくてもひとりを追い続ける見方めちゃくちゃよかった。生でダンスを見るのこんな楽しいんだ。

フィジカル強すぎかわい子ちゃん

一番思ったのは、やっぱりほかのメンバーと比べてメテュ、ひと回り身体が小さいんだなということ。背が低いのはそれはそうなんだけど、ただ背が低いのではなくて、顔も頭も肩も腰も全部が一回り小柄な構造をしている。そもそもの規格から小さい。すごくかわいい。
めてゅちいこい♡かわいい♡はあながち間違いではないな、と笑。ほんとにちいこかった。

こりゃあの集団にいたらむにむにもちもちなでなで対象になるわな。そうされるの嫌がらないし嫌いな人じゃないし、むしろあのちいこいが自分からギューしよって寄ってくるんだもんね。(愛知2日目終わりのプラチャライブで「僕頭なでなでしてもらうの本当好き」とか言うてたおかしい)

小柄…..だからなのかどうかは分からないけど、基本周りより振りを大きく、全身を使って踊っていたのが印象的だった。抜いてる時がひとつもない。ずっと全力。CRUSHとEn Gardeが特に動きが大きかった。CRUSHもEn Gardeも元は軍服ルック衣装で闘いの曲。勇ましく立ち向かう姿と大きな振りがリンクしていてかっこよかった…

メテュのパフォーマンス、とにかくダイナミックで見ごたえがすごい。ぜひ肉眼で見える距離で生で浴びてほしい。

すべての振りを可動域ギリギリまで持ってきては戻すの繰り返しで、しかも限界まで持ってきても音とずれることなく、次の振りに間に合わないなんてこともなく定位置に戻してる。体幹と筋量がすごい。そしてそれを連続でできるスタミナもえぐい。体力おばけ。

あと、肩甲骨、肩、首がめーちゃくちゃやわらかい。めちゃ曲がる。本当に柔らかい。関節ないみたい。この身体の柔らかさが、七変化パフォーマンスの基盤になっているのかな、なんて思ったりしました。メテュちゃんのフィジカルの強さを再確認……

役者ドルめてゅさん

カメラで抜かれる瞬間、いや元々上手なんだけど、上手だったんだけど、でももっと上手になってた。あんな視線引き込む人だったっけ、あんな溜めれる人だったっけ。あんな時間を惹きつけるだったっけ。

KILL THE ROMEO

二番サビのメテュパートがMAMAバージョンのジェスチャーにチェンジしてた。
「おいそれもうロミオのこと殺ってるじゃねぇか」のガチ目から、「おいジュリエットを優雅にお誘いしてるじゃねぇか」に進展しておりました。リリースが結末ではない。物語は、舞台を重ねるごとに進んでいる..

Insonmia

ストーリー職人メテュさんの技が光る。Insonmiaという曲を実は動かしているキーマンやってる。
「君ばかり頭に浮かんで寝れない」「寝返りを打って布団をけ飛ばす」と導入のワンシーンを歌ったかと思ったら、一番と二番の出番なし。終盤で再登場して「眠っているのかな、君の夜が気になる」と真剣なまなざしで訴えてきたと思ったら、「夜空を越えて」「あなたに会いたい」んだと笑いかけてくるの。笑顔になる瞬間を魅せるのやばい。
「あなたのことが気になって気になって仕方がない。そのせいで寝られない」の意味の”Insonmia(不眠症)”。「会いたい」に合わせて笑顔に変わっていくのが、寝られないくらい好きで好きで仕方がない気持ちが溢れ出ているみたいでたまらない。

Over Me

メテュさんの立ち位置ほぼ向かって右側なので、右側にいたわたしはもう、もう、全部見えました。全部見えました。
歩き方も指先も艶めかしい。妖艶さを醸し出す姿をがっつりこの目に収めました。前髪下ろしてると少年感が強すぎるんだからだめだってば。Over Meで少年感はアウトだってば。

肌見せしてるのはお腹だけなんだけど、白い布が薄く一枚被さっているだけのお衣装だから、背中、肩、胸の鍛えられた筋が布越しに全部伝ってる。別に全然見えてないのに、全部脱いでるみたいな、そういう雰囲気がもうそこにあった。

めくる瞬間、初期は上げるためにがっつり服を掴んでいたのに、最近はもう指でさらりと引っ掛けるだけ。わざと「見せた」んじゃなくて偶然「見えた」だけ、みたいなやり口で見せてきやがる。首の傾け具合や目線も、現実味を帯びるようになってきていて、凄い。彼はほぼ目を閉じていた。私はそこが一番やばいと思う。

ステージ重ねるごとに目を閉じている時間が長くなってる気がする。なんだかそれだけで醸し出すコンセプトめちゃくちゃ変わるね。セクシー!という前のめりな力強さというより、艶っぽいなめらかの割合が増えたような。
ツアー重ねるごとに変遷していっていて面白い。
今までのメテュの中でたぶん一番女性的な身のこなしで踊っている気がする。曲線ラインの強調やしなやかさを出しているあたり他にない。

VCRナレーション

いくら母国語だからとて、英語だからかっこよく聞こえがちだとて、よく棒読みにならずに感情が乗って絞り出すような悲しい声で読めるよね。4集のbad filmとかも。
なんかカナダでミュージカルとか演劇とかその類かじってました?って言いたくなるくらいさらっとやる。恥ずかしげもなくすぐ寸劇やる系の陽の属性の人間はできるものなんですか..?
(あとさ、あんだけの尺喋らせてるんだからビハインドで一瞬でも触れてくれたらいいのに、ねぇ)

Dear ECLIPSE

周りが見えてないんじゃないか、と思うくらい没頭していて入り込んでいるようにみえたのがこの曲だった。自身のフィジカルの強さに安心して身を委ね、感情のままに、ただ異世界へ行ってしまっていた。
黒いニット衣装の下からでも分かるメテュの筋肉質な背中と、手の甲で首元をなぞる振付が合わさっドセクシーだった。強張る背中と首元を見た記憶がまだ鮮明に脳裏に焼き付いてる。あれは凄かった。

MCタイムのメテュや

メント中はずっとふにゃふにゃしててかわいい。バラエティコンテンツはいつも大暴れ(大暴れ)だし、コメント動画や授賞式の挨拶も別にへにゃる人じゃないのに、メントでは借りてきた猫みたいにかわいい。ふにゃふにゃへらへらもじもじしてる。なんであんなもじもじしてるんだろ。ナチュラル愛嬌の塊でできた子なのがにじみ出てるかわいさ。

楽しい曲はずっと遊んでる

Feel the POPやSay My Nameみたいな楽しい曲はキョロキョロキョロキョロして周りと目を合わせてにっこにこ。Only One Storyもずっとキョロキョロして幸せを共有していて、跳ねていてかわいかった。メテュちゃん楽しいとき、体は踊りながら頭を横にぶるるっと振るから、顔見えなくても後ろ姿でも分かりやすいの笑

GOOD SO BAD

「違うと言って」が本当につら泣パートなんだけど、この日は「言って」で手を胸に当てて顔を寄せるとき、画面から消えるまで抑えていて本当やめてほしかった。私が大泣きするので本当やめてほしい。(心の叫び「ぢぃがうよ゛ぉ~~~!!!」)(怪物)
メテュちゃんこのパートの時、表情筋を動かして「悲しいの顔😢」をするんじゃなくて、「心のモードを”悲しい”にさせて、その気持ちが連動してたまたま顔に出てるだけ」みたいな切ない顔するからだめなんだよね。リアルだから見てるこっちがえぐられる。映像演技みたいなことするときあるからびびる。

忘れないうちに殴り書き

わずかな記憶を頼りに、コンサート帰りに書いた殴り書き備忘録をちょっとだけ整えただけだけど、感動が薄れることのないように、言葉にして記録しておく。

初見の感想はどうしても整理しておきたかった。そのうえで二回目を見たらもっと覚えておけるし楽しいだろうな~と。今度はもう少し全体に目を向けて「コンサート」自体を楽しんでみてもいいかも。


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