それでも生きていかなきゃいけないから
第一志望の会社に、
あっさりESで落とされてしまった。
今までどれだけお祈りされても
「まだ第一志望がある」
「やっぱりあそこに入るために落とされてるんだ」
って信じ続けて、
絶対向いてるって思い続けてきた。
推しのライブの開演45分前。
そんなタイミングでもお祈りされちゃうんだもん、なんなん。
私の人生なんなん。
友達に悔しい、ショック、って言いながら会場入って(こんなメンタルで会場入るオタク私くらい)キラキラなステージの前で
「人生おもろすぎるな~」って言ってみた。
私には私の「毎日」がある
お祈りのメールを見るたびに
可能性や選択のトビラが
バタン、バタン、バタン、
って閉じていく感じがしていた。
もし、ここのES通らなかったら、
私はもう本当に、完全に折れてしまって
立ち直れないかもしれない、って思ってた。
でも、大丈夫だったんだよね。
それは
そんなことよりすぐ目の前に大事なことがある
って気が付けたから。
まずはライブを楽しまなきゃ!
明日のサークルも頑張らなきゃ、しっかりせな、って。
三日間イベント続きで身体的なしんどさも加わって、
今は未来のことをごちゃごちゃ考えるより、
まずは今日を、明日を、生きることを考えないと
って気がついた。
「就活」って漠然とした重さや大きさに惑わされて目の前のことが見えてなさ過ぎた。
扉は閉じているのではなく開いている
もっと力抜いてもいいのかも
って思えたのも事実で。
試験対策しなきゃ、作文対策しなきゃ、企業研究もっとしなきゃ、
ってぐぅぅぅって力が入ってたのが
スッと抜けて軽くなる感覚があった。
今まで、「ここしかない」って思ってきたし、
敢えて盲目になっていたところもあったかも。
でもそれは違うなって。
別の「やってみたい」を掘り下げてもいいし、
別の働き方を考えてみたっていい。
身体的にほぼ限界の状態でも
まだワクワクしながらまた企業を探してる自分も居たんよね。
それでも生きていかなきゃいけないから
就活してたら起こることが
ひとつひとつすっごく重大なことに思えるし、
一報で一日をすべて塗り替えられてしまうようにも思える。
でも、私は
ベランダに干した洗濯物だって取り込まなきゃいけないし、
ペンラもうちわも片づけないといけないし、
食べきれない食パンだって冷凍しなきゃいけないんよ。
楽しかったら笑うし、ちょっと楽しくなくても笑う。
自担には「カワイイ~!」て言う。
そうやって
「ちゃんと毎日を生きる」
ことをしないと、心が枯れてしまうよ、私。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?