無職図書館へ行く 1
世間は仕事始め、私は無職。
昨日辞めた職場の夢を見た。
あまり内容は覚えていなかったが、起きたら嫌な気分だったので良くない内容だったんだと思う。
仕事始め。
だけどもう行かなくていい。
私がいない会社がまた動き出す。
不思議な気分だ。
やり残したことは山ほどある。
だけどもうやらなくても誰も何も言ってこない(実際は言われてると思うけど)
気分は晴れやかかと聞かれるとそうでもない。もやっとした気持ちがまだ残っている。
本当に良かったと思っているんだけど。
この先の不安が勝っている。
今日はふと時間ができたので図書館に行ってみた
図書館で瀬戸内離島の資料を読む
全然次の仕事に関係なさそうな。三十年以上前に発行された瀬戸内海の歴史話だ。
三十年前に山口県付近の色々な離島で起きていた戦後問題や歴史について写真付きで説明が入っている。
1時間で一気に読了。
2025年 いまこの島たちはどうなっているんだろうとふと考えた。
この本の未来に今生きている。
原発の反対運動や農業の未来について書かれているけど三十年後の今、きっと答えはでている。
というわけで原発だけ調べた。
1982年 中国電力と上関町が原発建設を発表。
この間上関町付近の祝島を中心とした離島の人々たちを中心に激しい反対運動が行われる。
上関町はおそらく誘致で沢山メリットがあったと思うので推進派が多かった模様。
1989年 この本が発行される
ここから先が本に書かれなかった未来になる
1996年 原発着工申し入れが通る
2001年 着工手続き完了GOがでる
この5年間なにをしていたんだろう。
2011年 東日本大震災発生 原発事故の煽りをうけ中断
2024年 まだできていない
まさかのまだ終わっていないという結末。
この間にも上関町にはきっと多額のお金が流れ込んでいたはず。
とはいえ批判するつもりは全くありません。
こういうことにはそれぞれに正義があります。
私が上関の人間ならおそらく推進するでしょう。
電気は人間生きていくのに一番必要なエネルギーです。この発電所のおかげで将来電気代が安くなるのかもしれません。
とりあえず時間あるので、祝島と上関に行ってみようかな。
まとめ
自分は離島に熱中した時期があったのを思い出しました。
それぞれの島には独特の文化や背景があったりします。
大きな括りにすると日本列島も離島ですよね。だからすぐにオリジナルの文化になる。海外の影響を受けても決して染まらない。
あと新しい知識を手に入れるのに図書館ほどコスパのいい施設ってなかなかないですよね。特に郷土の資料などは持ち出し禁止になっていることが多くインターネットでは手に入れられない貴重な情報がてんこ盛りです。
つぎの仕事へのアクションになったかといえばなっていませんが、記事を書くネタにはいいなと思った次第です。