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【漫画エッセイ】母が大動脈瘤破裂で運ばれました【episode11|手術後経過日記・入院3日目】
■このシリーズの続きです■
<入院3日目の様子>
<余談あれこれ>
この手術後経過日記、ありのままを淡々と書いているのでかなり地味ですが、ご容赦ください♪
手術後2日目からもうリハビリをやるんですね。感心してしまいました。でも、それも患者さんに「退院するんだ!元の生活に向けて今生きているんだ」っていう意識を持ってもらうには大切なんだなぁと思いました。
これを書いている今は入院22日目ですが、お見舞いに行ったら、ちょうどリハビリの時間で、この時から担当してくださっているリハビリの先生と一生懸命歩行練習していました。
話は戻って入院3日目の状態です。吹き付ける型の人工呼吸器をつけており、声はささやき声プラスアルファくらいの声量で喋っています。幸い、わたしは聞こえましたが、父や叔父はよく聞こえず&なんども聞き返すと負担がかかりそうで困っていました。まだ意識がはっきりしていないので、夢を見ているような感じで内容を話したりもしますが、お見舞いの際は、家族の中で聞き取りが上手い人を一人連れて行くと安心だと思います。
手術後は、一般病棟ではなく、ICU(集中治療室)に入院になりました。そこは患者さんの負担を考えて面会時間は一回30分、家族のみ、3人までとなっていました。
後から聞いたところ、この時期のことを本人は全然覚えていないそうです。意識がはっきりしてきた頃に、「わたしどんなだったの?」「そのときの記憶なら覚えているわ」「へえー、そんなこと言ってたの。」と気になったり話したい気持ちが出てくるようなので、お見舞いに行く人は、もしちょこっと心に余裕があったら何日目にこんな様子だったという日記をつけておくと、後々役立つと思います。
この時期はまだ歩けないので、排泄関係は管とオムツで対応していました。食事も点滴だったので、ひたすら寝て体が回復するのを待つのみと言った感じでした。
手術後ということもあって、行くたびにちょっと調子が良かったり、また弱々しくなったりと体調が激動する時期でした。お見舞いに行く方が振り回されないようにお気をつけください。我が家も「お母さんは体調を戻すことを頑張っている。じゃあ、私たちはそれぞれ何を頑張る?母だけ頑張らせて、早く良くなってくれないと心配だよって家族が弱っちゃうのは違うだろ。家族もそれぞれ気を確かに自分の人生を生きることを頑張っていこうぜ。彼女が戻って来たときの安心を作るのが我々の役割だ。」という家族会議を父としました。
看護師さんたちも定期的に話しかけたり、血圧・体温等の検査で回ってきてくれていました。(ここの病院は雰囲気があったかかった。)もし家族が緊急入院して、仕事等でお見舞いに行けず家族に寂しい思いをさせているかなと心配する方がいたら、そんなに心配しすぎなくていいかもしれませんよ。そりゃあ親しい人に来てもらえたら、嬉しいと思いますし、近くに居たいという気持ちも温かいですが、結構入院生活は忙しそうです。暇で暇でひとりぼっちーということにはならないようです(本人は体調も悪いしね。)
そんなかんじで、手術後経過日記・3日目でした!それではまた!
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清水楚央
→次のお話<Episode12|手術後経過日記・入院4日目>
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