OH!へんろ。親子の88か所巡り(11番札所):金剛山藤井寺(徳島県)
わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。
今日の煩悩
人間とは煩悩が多い生き物です。そこがかわいいところです。AI(人工知能)にはなかなか真似できません。
AIは少ない情報からの推論が苦手です。しかし、人間は出来ます。
「あれ、絶対に俺に気があるよ」という思い込みもいとも簡単にこなします。
AIは言葉の背景にある意図を解釈することが苦手です。しかし、人間は出来ます。
「さすが先生、素晴らしい」はお世辞であることが理解できます。
AIは相関関係を導き出せても、因果関係を特定することが苦手です。しかし、人間は出来ます。
AIはあの子供が泣いている理由を「お菓子を地面に落としてしまったから」ではないかと推論できます。人間は、「あの子供がお菓子を落とした場所に犬の糞の痕跡があり、拾って食べる3秒ルールが適用できないから」と因果関係を導き出せます。
AIは目標設定が苦手です。人間は出来ます。
目標だけはいくらでも立てられます。
AIは演繹法が得意です。目標設定やルールを決めてあげればテキパキとこなせます。ビッグデータと機械学習は帰納法が得意です。膨大なデータから法則性を見つけたり、相関関係を示してくれます。
人間の得意なことは、思い付きです!そして、人間は上司の思い付きに振り回されて、愚痴ることができます。
御詠歌:
色も香も無比中道の藤井寺 真如の波のたたぬ日もなし
本尊:
薬師如来
創建:
弘仁6年(815)
真言:
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
歴史:
弘仁6年、弘法大師はこの地で護摩修法をされたと伝承されています。大師は42歳の厄年で、自らの厄難を祓い、衆生の安寧を願って薬師如来像を彫造し、堂宇を建立しました。その前に5色の藤を植えたことから、藤井寺と称されるようになったということです。
所在地:
徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525
駐車場:
門前の「本家ふじや」の駐車場を利用できる。参拝者300円