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セクハラ

最近セクハラに関するニュースを聞く機会が多い。

セクハラに関しては、男女雇用機会均等法において事業主に対してセクハラ防止措置が義務付けられています(男女雇用機会均等法11条)。
 また、かかる事業者のセクハラ防止措置の内容に関して、厚生労働大臣による指針(平成18年厚生労働省告示第615号)が定められています。これらの指針については、実施することが望ましいとされているものを除き、事業主は必ず実施しなければなりません。
 さらに、令和元年5月29日に第198回通常国会で可決された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案」が規定されています

Business Lawyer

セクハラについて、法律ではこの様に規定されているが、その範囲は職業上の規定に留まっている。
落ち着いて考えてみると、疑問点が多く見つかる。セクハラについての根は深い。

一神教を信じている人たちの多くが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に関わっている。
彼らは、基本的にこの世界と人間は、神によって創造されたものであるという世界観をもっている。

神が土より男を作り、男の肋骨から女を作った、と述べられ、それぞれアダムとエバと名付けられた。
そのエバが、神に食べることを禁じられた善悪を知る木の実を食べ、アダムにも食べさせた。
という物語を通して、エバが人類の原罪を作り出したとの論調になっている。

イスラム教においては、女は男の所有物と規定されている。

セクハラ論議をする人は、人生の全てを左右しているこの宗教的性差別については何も意見がないのだろうか。

善悪を規定したことにより、「自分が正しい、相手が間違っている」との認識を持つ様になり、争いが起こり、エスカレートして人類に不幸が降りかかっているのが現状だ。

善悪を規定すると、人類が不幸になるのは当然なのだが、その原因を女性だけに押し付けるのはセクハラと言われないのだろうか。

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