何も知らない人たち
速水です。
もうね、寒い。
もう十二月だね。
気が付いたら中旬って、
やけに時間がたつの早くなってる気がする。
これって自分だけかな?
「自分も思う」って方がいてくれたら嬉しいな。
一緒にストーブに当たりましょう。
そんな感じの話はここまでにしておいて、
明日もまた一作品更新していきますんで、
どうぞよろしく。
では始めます。
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『何も知らない人たち』
この世にあふれている
「誰が正しい」論争
恐ろしいほどに排他的で
恐怖の威光を第三者が振りかざす
お前は幾つの屍を生み出せば気が済むんだ?
唯一の憂いで悲劇である
平等であるはずの幸福
享受できないのは誰のせい?
転がる宝石を目の前にして
何故大きな鉱石を探し求める?
ある意味能天気で
平和ボケであって
謎の統一感を醸し出す
一種オペラのような
マクベス顔負けの名作
重なった透明さはやがて黒みを帯びる
何のひねりもない日常は
決して日常じゃない
今日もただ醜態を重ねて
後ろ髪を引くのはもう一人の俺
「こちらへ来い」
どことなく冷たく、暖かい
気をやるな
そちらへと飛ぶのはこの機会ではない
深く深く
それはもう深い青色の
夜の海に一人漕ぎ出して
一丁前に「探さないで」
ああ、いい人生だともさ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれたあなたに幸せが訪れますように。
それでは、おやすみ。
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