映画紹介 11月9日 『ザ・シークレットマン』
本日紹介する映画は『ザ・シークレットマン』。
シークレットサービスの方ですか?
そう考えてみるとなんか凄そう。
見ていると、実話って言うね。
ヒャー。
こういうサスペンス系は久々ですね。
この興奮のまま紹介に移りましょう。
今作はこんな感じ。
長年FBI長官を務めていたフーヴァー長官が亡くなった。副長官代理のマーク・フェルトは新しい長官に任命されると思っていたが、ニクソン大統領は自分の息のかかったパトリック・グレイを長官代理に任命した。そんな時、民主党本部のウォーターゲートビルに盗聴器がしかけられ、犯人として元FBIと元CIA関係者などが逮捕された。やがて犯人グループはニクソン大統領再選委員会の関係者であることが明らかになった。フェルトは捜査を始めるが、グレイはホワイトハウスやCIAの事情聴取にはグレイの許可を得るようにフェルトに言い、フェルトはFBIの独立性を守ろうと対立する。グレイは48時間で捜査を切り上げろとも、通話記録や銀行口座には手を出すなとも言う。フェルトはタイム誌とワシントン・ポストに電話する。タイム誌とワシントン・ポストはスクープ記事を出す。
まもなくホワイトハウスの大統領顧問から電話がかかってきて対策してくれと干渉するがフェルトはFBIは下部組織ではないと反発する。フェルトは大統領を疑い起訴できるかと仲間の捜査員に尋ねる。政府は我々は無関係で捜査協力もしていると記者会見する。しかしCIAはフェルトに捜査をフェードアウトさせろと干渉してくる。さらにグレイは司法長官が大統領は事件にかかわっていないと発表するので捜査を打ち切れとフェルトに圧力をかける。フェルトはその発表に同席させられた。一方、フェルトの妻はフェルトがFBI長官になれなかったことや娘が家出したことなどで悩んでいた。フェルトは娘が過激派組織に入ったのではないかと疑い探し出そうとする。そして民主党はウォーターゲート事件について共和党ニクソン政府を攻撃する。フェルトは仲間の捜査員に事件は闇に葬られようとしているが黒幕はおそらく大統領再選委員会そして大統領でFBIの捜査を止めることは誰にもできないと話す。
一方、フェルトはワシントン・ポストのボブ・ウッドワードに少しずつ情報をリーク(情報提供)していた。ウッドワードは情報提供に皆が驚いていること、そして謎の情報提供者にディープスロートという仮の名前をつけたと話す。そして全体像が見えないと言うが、フェルトは真相はもっと大きく、政権によるスパイ工作と陰謀で、記事になれば大統領選挙にも影響を与える、そして司法長官も捜査を再開せざるを得なくなるだろうと新たに話す。記事が出た後、大統領と政権側もフェルトに反撃を始めFBIの人事異動を行う。フェルトは正義感から国家への忠誠とマスコミへのリークとの間で迷いもあったが信念を曲げなかった。フェルトはタイム誌のサンディ・スミスにもフェルトのライバルが隠していた別な過去の大統領の陰謀の事件の情報をリークし反撃する。タイム誌の記事によりグレイと司法長官と大統領顧問と主席補佐官は失脚する。そして公聴会での彼らの証言からついに大統領も辞任する。数年後、フェルトはFBIを退職し、そして娘を見つけ出す。数年後の大陪審審査でフェルトは自分がディープスロートであったかと問われるが答えるのを迷いためらう。
1974年、ニクソン大統領(当時)が辞任。
MGSでも同じネタが出てるよね、
名前はちょっと隠すけど。
その匿名提供者はなんと当時のFBI副長官。
何故彼は公表に至ったのか。
何があったのか。
その為にはこの部分を見る必要がある。
ウォーターゲート事件(ウォーターゲートじけん、アメリカ英語: Watergate scandal)とは、1972年に起きたアメリカ合衆国の政治スキャンダル[1]。
1972年6月17日にワシントンD.C.の民主党本部で起きた中央情報局(CIA)工作員による盗聴侵入事件に始まった、1974年8月9日にリチャード・ニクソン大統領が辞任するまでの盗聴、侵入、裁判、もみ消し、司法妨害、証拠隠滅、事件報道、上院特別調査委員会、録音テープ、特別検察官解任、大統領弾劾発議、大統領辞任のすべての経過を総称して「ウォーターゲート事件」という[注釈 1]。この事件は、家庭連合(旧:統一教会)及びKCIAによるコリアゲート事件へと繋がる事となった[2]。
・・・
もみ消しと証拠隠滅って同じことでは?
なんてことは野暮って話ですぜ。
その結果、アメリカの政治史上で
初めて辞任したことになるという。
ちょっぴり不名誉な・・・。
要はこれにとどめを刺したのが、
今回の主人公ってことかな?
最後に
結論、『悪いことは最終的に誰も得を残さない。』
本日はここまで。
また明日お会いしましょう。
ではおやすみなさいませ。