
映画紹介 9/24-『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
本日紹介する映画は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
この作品は、
22歳で結婚したジョーダン・ベルフォートは、金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。そこで風変わりな上司・ハンナとランチを共にし、この世界ではコカインとリラックスが成功する秘訣と教えを受ける。半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産。失業したジョーダンは新聞の求人欄で家電量販店の倉庫係に目をつけるが、妻が「株式仲買人」の求人を見つける。コンピュータもない粗末な事務所を訪ねると、扱うのは1株6セントなどの店頭株だけだが、手数料は50%だと説明され意欲を出す。巧みなセールストークであっさり2000ドルを稼ぎ皆から英雄扱いされる。こうしてジョーダンはクズ株を売り続けボロ儲けした。
稼ぎで購入したジャガーを駐車場に停めていると、家具屋のドニーが声をかけてきた。月収を聞かれ7万ドルだと教えると、ドニーは下で働くという。その後お礼としてクラックを勧められ一緒にハイになった。ガレージを事務所に借り会社を始め、マリファナの売人を営業マンとして雇用した。ジョーダンは社員にペンのセールスを例に手本を見せた。「このペンを売るには、相手にナプキンに名前を書けと言え」とセールスの基本である需要と供給を教える。
妻から貧困層を相手にしていることを咎められたことをきっかけに、全米上位1%の金持ちを相手に変え、社名もストラットン・オークモント社に変えた。一流銘柄で取り入りクズ株を買わせ利益を出す戦略は功を制し、会社は急成長した。フォーブス誌の取材に応じ「ウルフ」と悪名がつくも、その名は若者にも知られることとなり、入社希望者が大挙して押し寄せるようになった。そのまま勢いがつき、スティーブ・マデンというドニーの同級生の靴会社を新規公開株として非合法に儲けることに成功する。自宅のパーティに出席したナオミに一目惚れし不倫関係になり、妻と離婚。再婚後はナオミという大型クルーザーを購入するなど私生活も順調に進んでいた。
という感じの作品。
ギラギラの野望+欲望の対象(金・薬・性)
ってのがかけ合わさるととんでもない
ことになる。
そんな感じだね。
じゃあこの作品の紹介に入りますね〜。
まずはタイトルの所から触れていく。
訳すと、『ウォール街の狼』
という感じかな?
これは作中でフォーブスの記者が主人公を
こきおろした時に使ったものなんだけど、
歪んだロビンフッドだの言われたい放題。
主人公ガチギレ。
妻(当時)「いい宣伝になる」とコメント。
妻の見立ては正しかった。
その後面接希望者が続出したのだ。
ちょっと話を戻して、
その異名(?)が示しているものは何なのか。
ちょっと整理していきたい。
ウォールストリートは、
そのままウォール街ですわな。
じゃあウルフって何なのさ?
オオカミ,(オオカミのように)強欲な人,女を誘惑する男,女たらし,色魔,「おおかみ」,(弦楽器の)耳ざわりな音
確かになぁ・・・、しっくり来てる。
強欲だし、誘惑するし。
100%とは言わないけど、
的を得てるよね。
「ウォール街にいる強欲な人」
ってことなのかな?
タイトル考察はここまでにして、
次はこの作品について。
この作品、ぶっ飛んでる。
何がってとにかく考えがぶっ飛んでる。
1万ドルでスキンヘッドにする女性従業員。
電話がかかってきたら
凄い勢いでブチ切れるのに電話に出たら
バチバチに紳士なマッドマックス。
株のことを女性に例える薬物ハイな主人公。
これがまともなんか?
金融業界怖ぇ・・・
主人公の周りの人も薬物ハイで
異性とよろしくやってたし、
主人公が雇った執事が
なんやかんやで主人公宅を荒らす・・・。
どこまで波乱万丈なのだ?
内容の感想はこんな感じ。
ちなみに、この作品は
「どのようにして証券会社が利益を得ているか。」
を冒頭で知ることができ、
「どのようにして人がお金に狂っていくのか。」
をその冒頭以外のシーンで見ることができるよ。
内容はこんな感じかな?
ということで結論
「構造はきちんと理解すると、
良くも悪くもお金を得られる。」
ということで、
以上『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の紹介でした。
それでは本日はこの辺りで
おやすみなさいませ。