![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118571121/rectangle_large_type_2_ccf3b33899fac2316623d66a47c0ddfb.jpeg?width=1200)
推しとキタカミプロローグ 最終332位 キュウコン晴れビート
はじめまして、ネット上でじだらくという名前で活動しています。
今回は推しポケモンのキュウコンとキタカミプロローグというポケモンの公式大会に参加したので、備忘録として語ります。初めてこういった文章を書くので、読みにくいところはあるかと思いますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
はじめに
DLC碧の仮面にて、推しポケモンであるキュウコンが追加されたので、スーリーを遊んでいたところ、熱が入り、約半年ぶりに10月から始まるレギュEシングルランクマに潜る構築を考えていました。そのさなか、キタカミプロローグというダブルの大会が発表され、ランクマよりもキュウコンが活躍できそうだと感じ、ほぼダブル初心者ではあるものの、参加を決めました。
構築経緯
まず、今大会の環境の中心は、ガチグマであると考えていました。その対策を考える過程で、ワイドガード持ちがそもそも数が少ない上に、スペックが高そうなのがローブシンやコジョンドあたりで、どちらもD方面が高くなく、全体技持ち特殊アタッカーの通りがよさそうに感じました。そこで、熱風キュウコンをアタッカーとして採用することを決め、隣にサポーターとしてアシッドボムウツボットを配置。キュウコンで削った相手を後ろから早くて火力もあり、晴れシナジーのあるオーガポンで倒し切る構築にしました。
また、バークアウトに邪魔されず、ハイボガチグマへも強く出られる防音特殊ジャラランガを2枚目の削り役として採用。ここまでできつめのイッカコノヨに抗えて、ジャラランガの積む隙を作れ、竜の一貫も切ることができる、このゆびとまれ要員のピッピ。ここまでの並びを決めて潜っていたところ、サーナイト+ガブリアスの地震やマシマシラのヘドロウェーブがきつかったので、そのあたりに強く出られる突撃チョッキ飛テラスドドゲザンを最後に採用して完成としました。
個体解説
※以下読み易さを考慮して表現を崩します。
キュウコン@もくたん@妖
![](https://assets.st-note.com/img/1696945589910-FXoP9QpPvv.jpg)
臆病 H4 C252 S252
調整意図は特になし。とにかく上から晴れ熱風で削るのが役割。等倍相手にはウツボットのアシッドボムを絡めて、範囲技とは思えないくらいの火力でダメージレースを優位に進めてくれた。H振り程度のミミッキュなら、アシボ込みで落ちるのが本当に偉い。
テラスタルは、ワイガ持ちの格闘タイプに対して弱点を取れる妖で採用。遅いガブリアスやジャラランガに対しての打点にもなったので良かった。
アタッカー採用ということで、最初はこだわりメガネだったが、サブウェポンを打つ機会が少なくほぼ熱風でよかったのと、抜群以外のサブウェポンで拘った時に置物になりやすかったので、2ウェポン+補助技を選択した。
補助技枠の金縛りはアンコールなども試したが、後述するウツボットとの兼ね合いとキュウコンより遅いポケモンに対して、守った後に有効打を奪える、金縛りを選択。
構築の最初の意図からは多少外れたが、ジャラランガの止まる鋼に対して上から圧力を掛けられるので終盤はピン選出もした。負け試合を熱風やけどで返してくれたりと、活躍してくれた。流石最推し。外しはご愛嬌。
もふもふの尻尾に包まれて一緒にお昼寝したい。かわいい。
ウツボット@きあいのタスキ@(毒)
![](https://assets.st-note.com/img/1696945784295-Q1B6qfMw3u.jpg)
臆病 H220 B12 C4 D20 S252
とにかく早く動くことと、襷が削れたとしても動けるようにHS。別にCSでもよかった気はするが、どちらにせよ補助行動がメインなので、関係ないかもしれない。晴れ下で一番上からアシッドボムでDを下げまくるのが仕事。
後ろから投げられやすいニョロトノへの打点や、削り切れなかったポケモンを落としきれるように最大火力のリーフストーム。
あらゆる不利な状況でも75%でワンチャンスがとれ、ほぼ勝ちの試合を75%で確実な勝ちに変えられる眠り粉。
速さを活かせる妨害技のアンコールの4つで確定とした。アンコールの枠はもともと、シャンデラのもらい火やジャラランガミラーで防音を消して有利を取れる胃液を採用していたが、動かしていく中で、うまくその状況を作り出せなかったためアンコールに変更。シャンデラももらい火より、壁に対するすりぬけのほうが多く感じたうえ、キュウコンの金縛りとのシナジーもあったので良かったと思う。
テラスは切る機会がなく、正解もわからなかったので、捕獲時のまま。
余談だが、6世代の頃にダブルで、初代統一でキュウコンウツボット晴れパを使っていて、その時には珠両刀アタッカーで採用していたのだが、サポートとして使うことで、こんなに輝けるポケモンだったのは驚きだった。某麻雀役の名前の方の動画を参考にさせて頂いた。とてもダブルの勉強になるのでおすすめ。 アニポケコジロウとウツボットの関係性好き。かわいい。
オーガポン@かまどのめん@炎
![](https://assets.st-note.com/img/1696945795576-G9uLCg7ybw.jpg)
陽気 H156 A84 B12 D4 S252
ミラーが多発するのが分かっていて、かつスイーパーとして採用したので最速。キュウコンやジャララランガで削ったポケモンを、草分けでSを上げながら倒し、後続含めて相手を倒し切るのが仕事。テラスA上昇込みの晴れ下ツタ棍棒の火力は本当に凄まじく、テラスの約4割くらいはこの子に切っていたと思う。
調整意図は、先にキュウコンが落ちて天候を取られたとしても、相手のイダイトウに勝てるようにするためで、Sは最速+1で雨下準速イダイトウが抜け、HBはテラスで炎単タイプになっていても、雨下意地珠アクジェを最高乱数以外耐え、あまりをAに振ることで種爆弾で高乱数1発(下2つ切)という調整になっている。が、お気づきの通り、序盤の仲間大会では多く見かけたイダイトウが数を減らしたことと、草炎の2範囲ではスイーパーとしての役割が薄くなったため、種爆弾をじゃれつくに変更したので、Aの調整は腐っている。この調整をしてる時にウッドホーンではどうにも足りなくて、技威力の大切さを改めて思い知った。
ただ、耐久寄りの配分は正解だったと感じていて、晴れテラスだと範囲技で削れたポケモンには過剰になりがちで、耐久もミリ耐えすることが多かったので、そのまま使い続けた。ミラーで草分けから、晴れ込みで相手のオーガポンを半減でも吹き飛ばしていく様はまさに鬼だった。
こんな強い子が寂しがり屋な女の子ってギャップにやられた。かわいい。
ジャラランガ@たべのこし@鋼
![](https://assets.st-note.com/img/1696945809174-obPvAXmKCi.jpg)
控え目 H36 B4 C244 D4 S220
第2のエース。役割は初手からソウルビート+スケイルノイズで相手を削ること。当初は、瞑想ガチグマにこの枠を任せていたが、横でS操作をしてあげる必要があったため、単体でSがあげられるジャラランガのほうが晴れで選出枠を2枠使うこの構築には噛み合った。
持ち物や型は迷った。チョッキや眼鏡のフルアタや喉スプレーの積み型、それぞれメリットデメリットあったが、今回は初手から場に残して動く関係上、一番バリューの高くなる食べ残し+ソウルビートで採用した。実戦で守るを駆使して体力を確保し、トリルや追い風ターンを稼ぎながら、先制技や半減範囲技の圏外に逃げる動きはソウルビートの全能力上昇とのシナジーがとても高かった。
配分には懐疑的で、さらにシナジー要素を高めるならHSが正解だと思うが、火力をあまり落としたくなくて、控え目でほぼ振り切りにした。Sはミラーが発生して頻繁に上を取られていたが、準速なのか最速なのかわからなかったので何とも言えない。
大会当日はさすがにフェアリーも多く(ミミッキュ、サーナイト、アブリボン、ブリムオンなど)大暴れとはいかなかったが、鋼テラスも併せて戦えていたのはポテンシャルの高さを感じた。種族値が高いポケモンが得をしやすいのが対戦におけるテラスタルの本質だと思うので、それを活かしたポケモンだったと思う。
鋼に手も足も出ない構成になっているが、後ろにオーガポンとキュウコンが控えることが多かったので問題はなかった。
意図してなかったが、パーティ唯一の男の子でハーレムだった。色違いが桃色で可愛いので実質、女の子。かわいい。(なおこの子は通常色)
ピッピ@しんかのきせき@鋼
![](https://assets.st-note.com/img/1696945814594-eW6tJY2LxU.jpg)
呑気 H236 B252 D20 S0個体
パーティのメイン盾。常に最前線で攻撃を吸い続けていた。技構成も調整もテンプレ。癒しの波動は、トリル下でジャラランガの体力をもたせるため。光の壁と選択だった。
ほぼジャラランガと共に初手選出していた。スカーフコノヨのいのちがけで何度もめちゃくちゃにされ、イッカネズミのねずみざんに10回殴られながら、急所引かずにギリ耐えしたり、本当によく頑張ってくれた。イッカコノヨはコノヨの7色テラスまで含めて対策が難しく、ダブル初心者には難しかった。みんなどうしてたのか教えてほしい。
テラスは耐性重視の鋼。マシラのヘドウェに巻き込まれそうな時には切ることもあった。
最遅個体を粘るために、野生を探して捕まえた1匹目がそもそも最遅だったちょっと運命的な出会いをした子。小さい体で必死にメイン盾やってくれた。ありがとう。かわいい。
ドドゲザン@とつげきチョッキ@飛
![](https://assets.st-note.com/img/1696945832253-EmV9tH3Wap.jpg)
意地っ張り H252 A220 B4 D4 S28
パーティの補完枠として、一番最後に入ってきた。欠陥まみれの調整だったが、パーティのきつかったところを補いきったラストピース。主にきつかったのが、「妖超特殊アタッカー(トリル込み)」「サーナイト+ガブリアスの範囲技」「オーガポンが受けられてしまういかく持ち」「マシマシラやキラフロルの毒の搦め手」それぞれサナガブ以外は多少不利くらいだが、ドドゲザンのおかげで、対等以上に戦えるようになったので、大会当日の選出率は尋常じゃなかった。
大会直前3日間と初日が私用で忙しく、試運転できず、練度がかなり低いまま実践投入になったうえに、先に述べたように、技構成も努力値も今考えると絶対に間違っている欠陥調整になっている。それなりにやっていた、SVシーズン1.2の頃のシングルで、ドドゲザンはふいうち択や素早さラインの調整が難しく、扱い難くそうで採用したことがなかったのが裏目に出た形だった。それでも想像していた以上にパーティと噛み合って、活躍してくれたので、ポテンシャルの高さを思い知った。
ジャラランガをこごかぜや虫の抵抗で、対策しようとしてきたゲンガーやバルビイルミ等に対して、ジャラランガを見せてから引くことで、優位に出られる負けん気がすごく偉かった。
調整は普通のHAベースのチョッキ。半端にSに振ってるのがよくない。時間がなくて個体が用意できなかったが、トリルガチグマ等を見て、最遅で採用するかできないなら、ミラーを考慮してもう少し振るべきだった。本当にどっちつかず。
技はテラ飛、ふいうちは確定で、最遅ならトリル勢に刺さるアイヘ。Sに降るなら悪+闘で範囲を取ってドゲザン+闘技にすべきだと大会で回しながら感じた。闘技もパーティ上であまりにもS操作ができないので、ローキックにしてしまったが、ミラーで押せなかったり、そもそも1ランク程度下げてもどうしようもない相手も多く、威力をとるならけたぐり、壁に強く出るならかわらわりの2択だった。またサブウェポン闘技を打ちたいポケモンが、この環境では軒並み重いポケモンだったのを事前考察で気づいていたのに、選択を誤ったのは深く反省するところ。そんな中でも活躍してくれたこの子には感謝しかない。
バトル中、片肘を膝のあたりに乗せる、前かがみなモーションが好き。「であるか」って言ってほしい。かわいい。
基本選出
キュウコン+ウツボット+オーガポン@1
アシボ熱風でアドバンテージを取れそうな相手の時。純正寄りなトリルやガブのいないスタンパなど。
ジャラランガ+ピッピ@2
イッカコノヨやジャラランガやガチグマを初手から出してきそうなとき。
@2は晴れキュウコンウツボットorキュウコンオーガポンが多かった。
ドドゲザン+オーガポン+キュウコン@1
雨やガブサナ、マシラ構築などはこれ。だいたいドドゲにテラス切ることになるので、回し方が難しくなる。
感想
そもそも私のガチ対戦歴は5世代の後期からで、主に6世代~7世代が一番ガチ対戦にのめり込んでいました。メインはシングルで、かつ好きなポケモンや初代統一パなど縛りを設けて、できる限り上を目指すという、ガチ勢とカジュアル勢の中間のような遊び方をしていました。なので、公式大会には参加賞程度で、オフ会等の経験もなく、ダブルも時折、キュウコンを活躍させるために晴れパで潜ったり、レンタルで遊ぶ程度だったので、ほぼ初心者のような状態での参加となりました。
それでも、たくさんのダブル勢の動画やブログを参考にさせて頂き、時間的余裕がない中でも、初日2日目をともに2敗で戦い抜け、一時は24位まで行けました。できれば2桁順位で3日目も終えたかったですが、3日目で5割くらいの勝率だったのでほぼそのままフィニッシュとなりました。悔しいけれど、キュウコンを活躍させてあげながら、悪くない成績を残せたので、個人的には満足出来ました。対戦相手の方やネット上の雰囲気から感じる、お祭り感のある大会に推しと参加できたことがとても嬉しく、楽しかったです。
こういう普段見ないポケモンを活躍させてあげられるような大会が、SVでも、もう少し開催してもらえると、長く楽しめると思うのでぜひ続けてほしいなと思いました。次回は藍の円盤ですかね?その時は、また好きなポケモンから1匹選んで一緒に楽しもうと思います。それまではランクマに後夜祭気分で潜りましょうかね。
最後になりますが、連日に渡って、同レギュレーションで仲間大会を開いてくださった方々と、日々ダブルの研究をされ、公開しておられるガチ勢の方々と公式に感謝したいです。ありがとうございます。
ではまたどこかで。
あとがき
最後までお読み頂きありがとうございます。初めてこういった文章を書いたので、読みにくい所も多々あったかと思いますが、お付き合い頂きありがとうございます。
プロフィールやユーザー名から察していただける通り、ポケモンだけに限らず、自分の好きなものを語れる場所にしていくつもりですので、不定期ですが、見に来て頂けたら幸いです。
もし、なにか琴線に触れる部分がありましたら、スキやコメント、フォローなどして頂けると励みになります。ありがとうございました。次の記事でお会いしましょう。