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【今週は1名様ご入会!】イーロンは改革を実現出来るのであれば、Twitter/Tesla連合体(2T)はGAFAMを凌駕するチャンスは十分あり

今週の週間レビューです。今週は1名様にご入会いただきました。深く御礼申し上げます。

今週は米国企業のQ3、日本企業Q2の決算発表が始まりだし、足許の企業環境についても、いろいろと分析出来る週でした。

GAFAMTのうち、AlphabetとMeta、特にMetaが大幅な広告収入減となり、マクロの経済環境が足踏みしていることが分かります。特にMetaについてはその減少幅が大きく年初以来Mcapが74%下落と、そのビジネスモデルの根幹をなす広告収入が減少する中、メタバース領域の大きな投資の成長機会が未だ見えず、一番苦しいところでしょうか?

またAmazonは従来からお話している通り、限界利益(売上高-変動費)が低く、人件費高騰、配送費(燃料費含む)の上昇の影響を大きく受ける中、さらにAWSのクライドのQoQのCAGRが伸び悩むなど、従来ならドル箱だった収益基盤にも陰りが見えてきています。

一方で、テスラはQ3の純利益がトヨタの抜くなど、ほぼ名実共にグローバルトップのOEMメーカーになって来ました。

Mcapは既にトヨタを大幅に抜いており、利益も抜いたことは、「一つの時代が終わりつつある」シグナルだと考えています。

鉄板と思われたGAFAMが変調を来たす中、歴史も見ても、エクソン、GM、IBM、日本では日本製鉄(新日鉄)等、過去に栄華を極めた発行体がずっとその栄華を極めることはなく、必ず衰退する時期が来ます。

それが今なのか否かはわかりませんが、少なくともweb3やNFT等の騒がれている文脈とは違う、もっと重要な外部環境の変化と、プラットフォームのアルゴリズムの変化によるフォロー・フォロワー時代の終焉による、付加価値率(プロダクトの本質的な強さ)の更なる重要性が増しつつあります。

自分はその全てをこれから取りに行こうとしており、取れる可能性が高いのはテスラ率いる、イーロン・マスクだと考えています。

昨日から今日にかけてTwitterで大幅なレイオフが行われ、かなり混乱している様ですが、イーロン・マスクがスピード感のあるTwitterの改革を行えるのであれば、GAFAMを凌駕するチャンスは十分あるのではないでしょうか?

ハードウェアベースのプラットフォーム(テスラ)とコミュニティのプラットフォームを融合させれば十分にGAFAMを逆転できる可能性はあると考えています。

それでは来週もよろしくお願い申し上げます。

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