投資銀行サロン 週間レビュー No.155
【投資銀行サロン 週間レビュー No.155 】
先週の週間レビューです。
先週は仕事が忙しく、
あまり更新出来ず申し訳ございませんでした。
今週は
ぺんてるの話が暗礁に乗り上げているということでした。
まあ、側から見れば、ぺんてるオーナーがファンドに売る時に、
LPの素性が好ましくないと判断した場合は、
買い戻し請求権を発動させるなど、
最初に記載しておけば良いではないかと思いますが、
現実的には、投資事業有限責任組合との譲渡契約で、
LPに対して何かを直接的に請求することは、
文言の中で見たことはありません。
なぜならLPは投資発行体に対して、
直接的に経営権を持っているわけではないからです。
この案件はコクヨは確信犯的にこのスキームを行っており、
違法ではないですが、法の網をかいくぐったケースであり、
あまり筋が良いやり方ではありません。
ぺんてるが未上場である限り、
株の取得方法には限界があることを勘案すれば、
現状の様な硬直した状況になることは、
十分予見されていたはずです。
本件は少し調べて記事が書ければ書きたいと思います。
今週もよろしくお願い申し上げます!
【サロンonly 】
7/29 個人株主調査
7/29 株主調査
【フィナンシャルトピック】
7/29 5-1.上場審査は2つある。〜主幹事審査と取引所審査
8/1 5-2.マザーズの「成長可能性」とはどこを見ているのか?〜上場審査
8/3 JPX 流通時価総額分布
8/3 【スライド解説】コクヨ→ぺんてる「勝手に出資」騒動の理由
8/3 内定した会社のほとんどが、15年後には無くなっていた話