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◆長編ファンタジー小説◆ノイルフェールの伝説~天空の聖女(セインテス)~ #0-0 あらすじ/世界観のご紹介

【作者ご挨拶】

何かのご縁でこちらに辿り着いた方、こんにちは、或いは、こんばんは!
無名絵描きの朝霧巡(あさぎりじゅん)と申します。
こちらは、自作小説「ノイルフェールの伝説~天空の聖女セインテス~」を掲載するページです。
物語を始める前に、世界観や主要登場人物の紹介をさせて頂きます。
よろしかったらお付き合いくださいませ。
流行りのファンタジー小説ジャンルとは、非常にかけ離れていますが、ちょっと昔の王道ファンタジーがお好きな方はぜひ。

【小説情報】

三人称多元視点小説/1話あたり約2500文字/超長編 全100万字(予定)/硬筆文体/近世欧州風異世界ファンタジー/作者による挿絵あり

イメージイラスト

【あらすじ】

『惑星アナトリア』の文明は、この星を侵略しようとする勢力『アニマ』と護ろうとする『四大精霊』との争いに巻き込まれ崩壊を見せた。
『四大精霊』に与し『アニマ』の尖兵『コラプス』の大軍を異空間に封じ込め『天空の聖女』と呼ばれたシナノは、全ての力を使い果たし、虚無の中に消え去ろうとしていた。
それを全力で救った風の大精霊ユーフェミアだが、彼女もまた全ての力を使い果たし、消えてしまう。
ユーフェミアの命令で精霊達は、身体が小さくなっていくシナノを連れて逃げるが『コラプス』の攻撃を受け、時空の理の外に弾き飛ばされてしまう。

それから5000年。『魔術」が貴族を中心に普及した世界は、歪な状態ながらも文明を取り戻した。
その世界で育った村娘シェリルだが、彼女は捨て子であり実の両親を知らずに幼年期を孤児院で過ごしてきた。
頼れる者は自分だけ……そう言い聞かせ頑なに生きてきたシェリルは、努力の末『ホーリーウェル魔導学院』に入学する。貴族社会の縮図のような階級社会の中で、孤児院育ちのシェリルは、主席の座を守り続けていた。
それでも時折みる恐ろしい夢や、自分自身でさえ制御できない魔力のうねりに、彼女は常に自分が何者かを問い続けていた。手掛かりとなるのは銀のペンダントのみ。
そんな彼女の前に、一人の男が現れた。
その男の名はシルヴェスター。彼は悠久の時を生きる、この世界で唯一の『賢者』の称号を持つ存在だった。
そして彼の目的は一つ。時空の彼方に消えたシナノを見つけ救出する事だった。そして彼には本当の名前がある。その名はヤマト……聖女シナノと永遠の愛を誓い合った者だった。

遥かなる時を超えた愛は再び結びつくことが出来るのか?
異世界とSF要素を盛り込んだハイファンタジー。

【世界線】

太陽系および地球と同じ条件を持つ惑星『アナトリア』
その中で、人類が生息する大陸『ヴァストリタヴィス大陸』が舞台となっております。

その大陸中心部を貫き魔の森と怖れられる大森林『ユーミルの森』を境に東西に分割される地は、シェリル達のいる国『マーキュリー王国』とそれに敵対する『フィルツブルク聖皇国』『ジール王国』の三大強国の力の均衡によって支配されております。

物語はマーキュリー王国が中心となります。

ヴァストリタヴィス大陸図

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