◆長編ファンタジー小説◆ノイルフェールの伝説～天空の聖女（セインテス）～ #０－１ 登場人物のご紹介
【登場人物】
＜シェリル・ユーリアス＞
本作の主人公
両親不明の孤児。生まれたての状態でマーキュリー王国の寒村『ウーラニアー村』の教会の前に置かれている所を保護された。
自分の出自故か、常に自分の居場所を探し続け、他人に自分の実力を認めさせる事で自分の存在意義を示そうとしている。
そのため、何につけても研鑚は怠らず、平民ながら魔力を持つに至り、貴族の子女しか通えない『ホーリーウェル魔導学院』に『特別生』として入学を果たした。
また、幼い時から読書を勤しんだ結果植え付けられた強い恋愛願望があるため、普段から精神的にも物理的にも異性を寄せ付けないため『図書館の魔女』と綽名された。
とある出来事をきっかけに辺境伯令嬢ステファニーと親友になり、そして賢者シルヴィとの出逢いで、彼女の人生が大きく変わっていく事になる。
髪色は桜色で、瞳から漏れ出る魔力の認識疎外のために、彼女の師であるレイモンドの眼鏡を掛けている。
しかし、シルヴィと出逢い、彼を知れば知る程、外見にも大きな変化が起きていく。
＜シルヴェスター・アール・シェフィールド＞
本作の主人公。通称シルヴィ。
マーキュリー王国エルスワース辺境伯に叙せられた貴族。しかし、その実態は『ノイルフェール神』の祝福を受けたとされるこの世界唯一の『賢者』
周辺他国への刺激を避けるため、賢者の存在自体は否定されているため、彼の身分は国家機密となっている。
また領地の統治も執政のスコット・レキシントンに委ねており、アルフォード大聖堂にて、敵である『アニマ』の来襲に備えている。
空のような青い銀髪と金春色の瞳を持っており、見た目は『ノイルフェール神』の一柱『天空神テリー』に瓜二つであるため、普段は髪色を白金色にしているが……彼自身、風精族よりも長く悠久の時を過ごしている。その目的のために、『特別生』としてホーリーウェル魔導学院に編入し、シェリルに接触を図るようになる。
＜アイリーン・アリス・シェフィールド＞
本名『アイリス・ルーナ・ヴィ・ユーミル』
この世界に住まう風精族の始祖ともいわれている伝説の風精神族
見た目は金髪碧眼の美少女だが、神代の頃から活動しており年齢は不詳。本人曰く「永遠の１８歳」。なお、異を唱えると粛正される模様。口調は極めて尊大であり、人前では冷徹な無表情で接するが、親しい者には普通に感情を見せる。長年人間族の世界を観察していたが、人間族の欲望に左右され歴史を繰り返す様を見て、心底見下しており、下等生物呼ばわりしている。
賢者シルヴェスターに心酔しており、筆頭高弟として同じ時を過ごしている。
ホーリーウェル魔導学院にシルヴィとともに編入した際には前述の「永遠の１８歳」設定が祟って。彼の姉として扱われてしまう。
彼女自身出生に大きな秘密があるが、それは黙して語らない。
＜ユーフェミア・ヴィ・ラ・フォレスタル＞
精霊獣時の名はアルジョン、正体は風の大精霊のユーフェミア。
『惑星アナトリア』創生の頃より、この惑星を守護する『四大精霊』の一柱として顕現する。この星に攻め込んだ『アニマ』とその尖兵『コラプス』に対抗するために、主神『ノイルフェール』と共に戦った。
現在大半の能力を失い、精幽体のみの存在になっているが、わずかな力を取り戻し、現実体を得て精霊獣となる。
物語の進捗や、イメージイラストが出来上がりましたら項目増やして参ります。
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