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DJオファーギャランティ発生について

こんにちは
なんかいやらしいタイトルですみません。

先日XにてDJのオファーはギャラありでという投稿をさせていただきましたが、「なんだこいつ調子に乗りやがって」「ふざけんな!」「お前なんかにオファーしないわ」と言われるような”妄想”をしたので補足させていただきます。

まず最初に言っておくとDJ論など語るつもりはないですし、僕はDJを生業としてではなく「趣味」の一環でやっているということを頭に置いて興味のある方は続けて読んでください。

興味がない方は今日の晩御飯でも考えててください。

まずは少し簡単に経歴を話すと、2010年くらいからDJを始めて、そこから友人やクラブで知り合った人たちの紹介やらブッキングで渋谷や青山のクラブに出演していました。
いわゆるEDM全盛期みたいなタイミングで隔週でパーティーみたいなアレでした。
集客や外販(これからクラブどうすか?みたいなキャッチ)がかなり厳しいクラブや、オーガナイザーがこだわりが強い(悪い言い方をするとうるさい)みたいなところで、仕事も忙しくなったこともあってそういったクラブへの出演をやめました。

ユニットでの出演もいっぱいさせていただきました。相方が地方に飛んでいってしまったため事実上解散していますが。

さて、ユニットでの活動とクラブDJを辞めた僕は、ちょこちょこ知り合いから「出演してよ〜」というお誘いから、まぁ何も気にしないで好きなDJができるならいいかなという気持ちで色々な小さめの箱で出演し始めました。

DJは好きでやっているのでもちろん楽しいですが、何度も出演を重ねていくうちに思うところが出てきてしまいました。

まずは自分をDJとしてではなく、1つのコマとして扱われていると感じてしまう場面。
別に僕じゃなくてもいいじゃないかというイベントに出演させられると、なんのために?穴埋め?と感じてしまうのは皆そうだと思います。
一概にジャンルが違うからとか、知り合いが全くいないからとかそういうことではないですが、そう感じてしまうことが多くなりました。

そこから、出演するしないを選ぶようになりました。
もちろん仕事柄結構自由は効くので、出れることは多いですが、できるだけ仕事を優先してスケジュールを組むようになりました。

DJとして出演するということは「自分が必要とされている」でなければ、もはや仕事だと思ってしまいます。必要とされておらず穴埋めであれば個人で仕事をしているのもあって、人日計算や時間給計算をしてしまうこともあります。

友達の誘いで、楽しそうで出演するのはそこに時間給を度外視してでも行きたいと思うからです。友達への感謝、ブッキングへの感謝の気持ちでもあります。

何が言いたいか書いてるうちにわからなくなるのはいつものことなのですが、とにかくブッキングする人、お誘いする人、感謝の気持ちが足りないと思ってしまう場面が多いです。
もちろん僕も集客に力を入れたりすることは少ないです。趣味としてやっているので。趣味であればお金は発生しないのは当たり前です。だからお金を払ってくれと強く言える立場ではありません。が、別に500円でも、1000円でも、2000円でもなんでもいいんです。ただ、親しき中にも礼儀ありというように、最低限その人の時間をいただいていたり、来てもらうために交通費を払っていたり、そういった意識を持つことは大切だと思います。

しょーもないDJであろうが、ただ曲を垂れ流していようが、あなたが選んで誘ったDJです。最低限の礼儀や感謝は人間として必要だと思っています。

そういった思いがあって、それでも誘ってくれる人たちを優先したいと思ったので「ギャラなしは受け付けない」という考えに至りました。

一旦は友人であろうがなんであろうが例外なくギャラありでしか受け付けません。贔屓になってしまうので。

大したことはしないDJです。趣味です。ただのおじさんです。それでもお誘いいただけるのであれば今後ともよろしくお願いいたします。

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