シャド丸さん画伯奮闘記 ~狂気の床づくり~

こんちは。シャド藤本丸です。
今回は私が作った中での問題作の「床」について記述していきます。

今回もMayaを利用し作成しています

床を作ろう

まずどういう床にするかを考えました。
前回の家では中世風に作ったのでそれに合わせる感じで考えます。

あまり目立ちすぎず、多少のこだわりを入れたいと考え…結果、床は大きい石と小さい石をはめ込むような床にしました。床石張りって名前だったかな?

作成した床

これが完成形態です。

狂気の床づくり

私はCGを少しかじった程度なので色を付ける方法は簡単な2つの方法しか知りません。

1つがテクスチャを使う方法。これは作った画像をオブジェクトに読み込む方法です。これは床の画像さえ用意すれば上の画像のような床を作る方法です。

2つ目はオブジェクトに直接色を塗る方法。これはMaya内の「マテリアル」を使いオブジェクト自身に色を塗る方法です。

今回は2つ目のオブジェクトに直接色を塗るやり方で色を塗りました。

理由は立体感を出したいから。
1つ目の方法は簡単に作れますがこの立体感が出せません。
ピンとこない人は「キングダムハーツ1」にでてくる不思議の国のアリスのステージを見てみてください。四角のステージで背景はイラストだと分かりやすいです。

前回の家の屋根しかりこのちょっとした工夫をしたいと思っています。
では床を横にしてみてみましょう。

床を横にしてみた場合

このようにちょっとした段差を作ることで本物に近い床を作成しています。

はい…気づいた人は気づいているでしょう…この床づくりの何が狂気なのかを…

そう…オブジェクトは何個使っているのかですね。
沢山の石を使うため、その数は尋常じゃないです。

結論:オブジェクト数約800個 制作時間6時間

このような作業となりました。この作業のきつい部分は石の形もサイズを変更したり角度を変え別の石に見えるようにする部分です。

ただオブジェクトをコピーして石を埋めていくのではなく、1個コピーし横に伸ばす、回転させる、縦を縮めるなど丁寧に作業していきます。

オブジェクトが完成したら次は縦長のやつに、次は横長に、次はオーソドックに…
ひたすら同じ作業を行い、頭も使う作業…これが本当に狂気でした。

精神的な疲労がかなり溜まる作業でこの床を作った際は床に倒れこみました。

まぁ、良い床が作れたので良かったですけどね。


今回はここまでです。次回からはポンポンと紹介していきます。
次回をお楽しみに!!

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