200 勝手に電力2.0(空の電動化②)
ども。エネルギー妄想ジンです!
最近、充電プラットフォームを考える中で、その背景となる
電動化
について考えてますが、
自動車の電動化(陸の電動化)だけなのか?
疑問に思ってきて、遠回りかもしれませんが、
空の電動化
海の電動化
あたりも頭の体操として本を読んだりして妄想してます。
今回は空の電動化ということで、充電プラットフォームの観点から、空の電動化でPEST分析をしてみたいとと思います!
P(政治)
やはり、航空業界も温暖化防止のための二酸化炭素削減圧力はあるようですね。
https://www.keidanren.or.jp/policy/2017/101_kobetsu53.pdf
まあ航空機の主要燃料が石油なので、それ使ってエンジンを回しているということは自動車と同じなので、まあ電動化による二酸化炭素削減の流れは自然ですね。
E(経済)
企業という観点でみれば、ESG投資など、日本以外で欧州などではかなり企業のミッションとして圧力がかかってますし、コスト的にも長期的には経済性でペイするサービスはいくつかありそうな状況。
二酸化炭素の観点でいえば、航空業界のコスト構造では、
機体関連
燃料関連
人件費
になるし、二番目に大きい燃料費のコストは電動化と文脈では重要な企業課題かと。
https://www.ana.co.jp/group/investors/data/kessan/pdf/2019_04_1.pdf
費用15,743億円のうち、
燃油費、燃料税 3,006億円
ということはコストの2割ですね。
しかも航空機のリース料+減価償却費よりも高い。
まあ規模の点でも重要課題ですね。
S(社会)
人、モノのモビリティを支える公共財でもあるので、サステナビリティへの要請も強くなってきましたね。
T(技術)
なんといってもこのインパクトでしょうか?
電動化にはモーターと電池のイノベーション
が質、価格ともにキーファクターなので、電池コストが下がってきている流れは追い風かと。
http://www.aero.jaxa.jp/spsite/eclair-sp/
ドンズバでJAXAが取り組んでますね。
以上、PESTを考える中でも、長期的には空の電動化は起こりそうに思えてきませんか?
そんな空の電動化に対応する充電プラットフォームとは?
という問いで妄想していきたいと思います!