勝手に電力2.0 #160 EV充電プラットフォーム⑧(キャッシュレス決済普及戦略に学ぶ)
ども。エネルギー妄想ジンです!
前回は、
充電スポットのビジネスモデルが破綻してるので、その改善として、コスト削減はもちろんですが、収入面の改善ということで、
①充電単価を上げる
②稼働率を上げる
③その他収入をつくる
の方法が出ましたね。
当たり前ですが、、
せっかくキャッシュレス決済から学ぶということなので、
充電スポット=決済端末
という相似で考えてみましょうか。
今回、充電スポットの設置は、キャッシュレスでいえば店舗みたいなイメージでしょうか。
彼ら的には、
顧客単価×顧客数
ですから、この数字が改善すれば、決済端末を入れてもいいという話ですね。
おそらく、キャッシュレスは
顧客数の増加の全力投入
したと思います。しかも力技で、、
コンビニが分かりやすいと思いますが、ローソン、ファミマは先に導入してセブンは導入しませんでした。
おそらくセブンペイへの囲い込みなどがありますが、グループ外へのキャッシュアウトを嫌がったのでしょう。
ここでpaypayやLINE payはどうしたか??
セブンの競合であるローソン、ファミマ、ドラッグストアに徹底的にキャンペーンをかけて集客する戦略だったと思います。
キャンペーンコストはおそらくキャッシュレス企業持ちではないかと思います。
まさに力技ですね、、ここでセブンの集客に一定の変化があったと思われます。
現に私自身セブンの商品が好きですが、キャンペーン中は徹底的にローソンを使ったので。
しかも、メルペイと組んだトライアルが集客に当たったのでしょう、、
やっぱ pay payやLINE payは入れて集客増やした方が吉かも!
と。
と長くなりましたが、これを充電スポットで当てはめると、
充電スポットに人を呼び込みまくる!
ということでしょうか。結局は
充電無料だけでは弱いので、充電した人にポイント還元など
をつけて大々的にキャンペーンを実施するのと、今EVを買う、使うチャネルは限られているので、日産ディーラーや法人向けリースで合同キャンペーンを打つ形でしょうね。
しかも充電を提供した設置者には、今より多くお金を落とす!
まあ②の稼働率を上げる!
施策って感じですね。
どこまでお金を溶かし続けるかですが、EVが2020年代には立ち上がると信じてやったもの勝ちかと。
少し話を移して
①充電単価をあげる
ですが、これって結構難しくて、高ければ、誰も充電しませんね、、
ただ、個人的には
かかってる価格が見える化されてないだけ、比較されてないだけ
のような気がします。充電単価が100円/分も言われてもガソリンより得なのか分かりませんよね?
ここは徹底的にガソリン車と比較できるような見える化をすべきだと思います。
これができることで大抵は電気の方が安いのが分かってもらえるかと。
これも pay payなどのCMのように
なんとなくおトクそうだし、時代だよねー
って思わせたら勝ちかと。
あと、単価を下げても儲けられる構造づくりが大事でよね。
そのためにはコスト削減ですが、電気も
イニシャルコスト
ランニングコスト
の2種類がありますよね、、
このあたりは何かいじれないでしょうか?
次回はこのあたりを書いてみようと思います!
是非皆様も、少し頭の体操をしてみてはいかがでしょうか?
学生で商品販売戦略とかのゼミをされてる方などは一度題材にしてみてもよいのでは?
EVやモビリティは絶対これから来る話ですし、モビリティは驚くなかれ、、どの産業にいっても裏で絡みます!