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勝手に電力2.0 #163 EV充電プラットフォーム⑨(キャッシュレス決済普及戦略に学ぶ)
ども。エネルギー妄想ジンです!
前回
充電単価を上げる!
という中で、中々単価は上げづらいのもあるので、コストを下げる方面を検討してみましょうという話でした!
それでは
イニシャルコスト
ランニングコスト
で分けて考えてみましょうか。
①イニシャルコスト
イニシャルコストと言って思い浮かぶのは、
充電器のモノ代
充電器の工事代
ですね。充電器のモノ代自体は、
大量に作る、機能を絞る
みたいな王道はあるとして、
設置者の負担を下げる!
という発想もあると思います。そもそも充電器を設置して欲しい人は、その土地所有者というより利用者なので、
クラウドファンディングなどで、将来の潜在ユーザーに先行投資してもらい、設置者のリスクを減らす
のはアリだと思います。ただ、潜在ユーザーにどうアプローチが事前にとれるのかは相当ハードルは高いですが、、トライは必要ですね。
あと工事代についても、
単発ではなく、いろんな工事をバルクかつスケジューリングして入札させる
的なことをして、ある程度のエリア密度、工事密度を高めて上げると工事業者のコストも下がると思います。
ただこれも、エリア近辺の設置者を複数集めるというところになるので、クラウドファンディングの中で地域性などを考慮に入れる必要がありますね。
イニシャルコストはこんなところでしょうか。
②ランニングコスト
実はここは厄介な問題で、
土地代
電気代
あたりになるかと。土地代は使っても使わなくても費用がかかりますねえ。
なんとか土地代をゼロ円にできませんかねえ??
1つ案としてあるのは、土地所有者自体が充電できるようにして、そのものを第三者にも利用させるような、
オタクの充電器を第三者に使わせて儲けませんか?モデル
はどうでしょうか?
ビジネスの主体として、土地所有者を抱き込むことで、事業主体にさせるのと、自分のEVの利用用途に使わせる作戦。
むしろ、あなたの充電器の稼働率を上げて上げるんですよ、、的な、、
電気代についても、
基本料
というこれも、稼働してもしなくてもかかるコストですが、土地所有者の建物の負荷設備として使えて、ピーク電力さえ制御できれば
むしろ、土地所有者の建物の電力負荷率を高くしてあげてますよ!!
的な手段で、基本料は割り勘か、うまくいけば従量料金のみの負担でよいかも。
最後に、、
電気代の従量部分ですが、厳密に系統電力だと
発電コスト+託送コスト+管理コスト
がかかってるイメージですよね。
太陽光パネルが安くなって、その初期投資を代わりにしてあげられれば、実は
自分が設置した太陽光発電の電気は安く調達できる方法もあるかもしれませんね。
しかも、太陽光発電でピーク電力カットができたり、EV放電で更なるピーク電力カットが出来るしかけが出来れば、その分で従量部分をいくらか賄えるかもですね。
こんな感じで
・かかるコストを分散
・かかるコストを内部化
みたいな発想での改善はできそうですね。
次回は
③その他収入
の部分について書きたいと思います!
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