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276 勝手に電力2.0(kW時代の発電戦略①)
ども。エネルギー妄想ジンです!
kW時代の小売戦略は一通り書きました。
次は発電事業者の立場ですね。
まあ発電事業者の
収入
費用
のどちらに影響するかというと、両方ですね。
費用の方が単純なので、費用から。
コスト構造で最大の変化は
発電側課金(託送)
ですね。これは今まで、小売事業者に課金されてたものが、発電事業者にくるので、
負担増
になります。
しかも、
kW課金(年1800円/kW程度?)
で係るので、どういう形で回収するか悩ましいですね。
では次に収入をみましょう。
発電事業者としては、
自社利用
相対提供
JEPX提供
あたりに大きく分かれますね。
正直、発電して自社で消費する分には特段変わらないでしょう。
問題は相対提供、JEPX提供の場合ですね。
まずは相対提供から妄想してみましょう。
相対提供のときに、やはり
発電側課金の転嫁
はそのまましたいですよね?
となると、相対提供で基本料設定をしている場合は、
基本料アップ
の話になるでしょうね。
ただ、単純か増加を小売事業者が呑んでくれるかはありますね。
理屈では、小売事業者が今まで負担していた託送料を発電事業者に変更しただけなので、
小売事業者さん払ってたよね?
みたいなスタンスだと思いますが、いざ交渉となると難しいかもですね。
実は、発電側課金の負担は、
発電所の設備利用率の影響をめちゃくちゃ受けます!
単純に設備利用率20%、40%、80%だと2倍、4倍違ってくるので、、、
太陽光発電や風力発電などの設備利用率が少ない発電所は不利ですね、、
これがJEPX提供になれば、
スポット提供は従量課金のみ
なので、これまた転嫁が難しいですね。
なんか発電事業者に苦しい時代になるような、、予感がしないでもないですね、、
ただ、発電事業者にもいろいろな価値の出し方があるので、次回はそこをみていきましょう!
#エネルギー #電力 #電動化 #comemo #電化 #NTTアノードエナジー
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