【未知の世界】ぶん回して稼ぐヤりたい放題のYouTubeチャンネルの実態に迫る
「まだYouTubeはじめてないの?バブルに乗り遅れてるよ」
最近、いたるところで
・#動画撮れ、やら
・YouTubeを初めてない人は遅すぎる・・・
といった言説が聞こえてくるように思います。
YouTubeに関する上から目線のツイートがタイムラインに流れる度に
うるさい!と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
一方で、そういったインフルエンサーの言葉を鵜呑みにして
焦ってYouTubeを始める人も多いと思います。
例えば、ブロガーのかた
例えば、サイトアフィリをしているかた
例えば、学生のかた
そして、YouTubeを初めてみるも、
全く再生がされずに落ち込む毎日の連続・・・
ついつい気になってチャンネルを確認してみるも、
さっきと変わらない視聴回数...
たしかに、これからテキスト→動画の時代になっていくというのは概ね正しいと思います。
HubSpotのリサーチでは、72%のカスタマーがテキストベースのコンテンツよりも動画ベースのコンテンツを好むという結果が報告されている。
また、日本でもYouTubeの市場は年々大きくなっていますし、参入する人も増えています。
タイムライン上でのインフルエンサーの発言はポジショントークも
含まれていると思いますが、
何かと意識してしまいがちなもの。
毎日動画について話されると何かと気になってしまいます。
「そうは言っても・・・YouTubeは今まで見るものだったし、何から手を付ければ良いのか分かりません...!」
そういった悩みを抱えている人が多いのではないかと思い
今回noteを書いてみました。
僕としては稼げる媒体で既に稼いでいるのであれば、別に無理してYouTubeを使わなくても良いのではと思っています。
ただ、知識としてYouTubeでどういったチャンネルが存在し、
どういったニーズがあるのかを知っておくのは良いとは思っています。
アイディアは既存の知識の掛け合わせであると、
ジェームス W.ヤングも言っていたので。
ということで、今回の note ではVtuberを使った
・完全に外注でぶん回すスタイルのアドセンス系チャンネル
・自分が中の人となって運営していくスタイルのチャンネル
の2つを方法とともに紹介します。
特に後者は費用を最低数千円以内に抑えられることができるので
アフィリエイトを行うブロガーさんには
おすすめのスタイルだと思っています。
なるべく事例として、普段目にしないようなものを選んだつもりではありますので、新しい発見や、気づきがありましたら、ぜひ本noteに関するコメントをTwitter上で頂ければと思います。
ぜひ、最後まで見てくださいね。
【本note執筆前に一度呟いたもの】
YouTubeでは、顔を出さずに運営していく方法がいくつかあります。
例えば・・・
・パワポ
・マインドマップ
・漫画動画
・ナレーション+字幕+映像
・仮面
・iPhoneのミー文字を使ったもの
・単純な撮影系
・アニメーション動画...etc
とにかく色々な手法やジャンルがあるのですが、
今回は「Vtuber」に関するYouTube運営を掘り下げて行こうと思います。
第一弾のnoteとしてはやはり日本初のジャンルを取り扱いたいですしね。
と、いっても事務所や声優、編集マン、ディレクターが一体となって作品を作っているような「V」ではなく、アフィリエイトやアドセンスでガシガシ稼ごう!といった路線のVtuberの話なので、そういったお話が苦手な人はブラウザバックして頂ければと思います。
僕自身、2年程前にYouTube上でVtuberを用いてアフィリエイトをしていましたが当時とは状況が変わり、多くのサービスが登場し様々な方法で配信ができるようになりました。
ただ、「Vtuber 初め方」と検索してもツールやサービスが多い分、取れる手段が多いのでどうやってやればいいのか・・・と悩む人も多いと思います。
そこで、今回は事例を掲載しつつ方法を紹介していきます。
ぜひ、匿名で活動をしていきたいと思っているかたは
「自分だったらどの手法が一番良いのだろう・・・?」と考えながらご覧になっていただけると幸いです。
事例→作成方法
というフローで紹介していきます!
完全に外注でぶん回すスタイルのアドセンス系チャンネル
①声優を起用しているチャンネル
声優を起用しているチャンネルというのはこういったチャンネルです。
ユイの研究所のサブチャンネルである、ユイの講義室です。
他にも似たようなチャンネルとしては
漫画/アニメ 考察系だと
・ミィのワンピースカフェ
・ティアの地下室
・ルイの研究部...etc
政治系だと
・ニュースプラス時事
などがあるのではないでしょうか。
参考にあげたニュースプラス時事の再生回数24万再生と半端ないですよね。
ユイの研究所も2018年の夏頃は百万再生の動画を多く出していた記憶があります。
で、これくらいの視聴回数だと実際どれくらい稼いでんの?って質問があると思うので先に触れておきます。
YouTubeの広告単価は基本的には時期にもよるのですが、
単価が高いとされているビジネス系(視聴者の年齢層が高い、購買意欲が高い?)ではないので0.3円として試算すると、
大体、ユイの研究所単体で多い時は月に1000万再生あったので月に200~300万円ほどの収益があったのではないかと予想されます。
(データ:SocialBlade)
最近、人工音声を用いたコンテンツは広告が剥がされやすくなっており、
ユイの研究所は、人工音声の広告剥奪がある前までは人工音声で投稿していたため動画を削除しています。
そのため直近の再生回数の数値が少なくなっていますが、講義室や研究部での横展開が見事に決まっており再生回数も数十万/月~多い時で数百万再生されているので、中々稼いでいそうです。
ニュースプラス時事も平均すると毎月170万再生~500万再生なので、数十万~多い時で2~300万円/月ほどは出ているでしょう。
Vtuberを使ったスライド形式動画で準備するもの
ざっくりと、どう言った手順で動画を作っているのかを解説すると
メタ的な話だと・・・
・原稿を作る(考察系は自分で書いているケースも多そうor発注)
・声優に発注する(例:クラウドワークスで数百円~1200円ほど)
・納品された音声データを使い動画を編集(2000円~)
といった手順になると思います。
はじめに編集で用意できるところは用意してしまって
2本目以降は声と字幕と中に入れる画像を変えるだけで作れるようにしていると思われます。
次に動画の作り方について
正直、構成要素としては、そこまでありません。
・テロップ
・テロップの背景
・後ろで流れる動画(フリー素材)
・加工された画像
・Vtuberの素材データ
画像をみてもらうとわかるのですが、
Vtuberの女の子のデータさえあれば他は普通に編集で足せばよいだけですね。ニュースのキャプションのようなものも一度作ってしまえば文字を変えるだけなので、そこまで労力はかからないと思います。
動画のフリー素材はこういったまとめてあるサイトがあるので
そこから探すと良い気がします。
さて、ここでVtuberをどこからひっぱってくるのか?という話になるのですが個人的にオススメなのはカスタムキャストです。
理由としては
・簡単にカスタマイズできる
・男性、女性両方ある
・クロマキーに対応している
・無料
だからです。
※カスタムキャスト以外を使ったものもあり、ティアの地下室やニュースプラス時事はfacerig/Live2Dをつかったものです。後ほど解説します。
そして、カスタムキャストをDLし、チャンネルに見合ったキャラを作ります。
その後に、Vtuberの素材(口がパクパクしている喋っているデータ)を撮影しないといけないのですが、おすすめはPCとスマホを繋いでPCでキャプチャとして録画をする方法です。
もちろん、カスタムキャスト単体+スマホの録画機能を使ってもよいのですが、画質的には、前者のほうがキレイに使えます(広告も表示されないのでオススメです。)
その方法としては、
ApowerMirrorというソフトをPC、スマホ両方にインストールします。
これでパソコンからスマホの画面を表示することができます。
そして、この状態のものをOBSというソフトでキャプチャします。
OBSももちろん無料です。
普段から画面を録画したい時に使えるのでDLしておいて損はありません。
またキャプチャの際に広告も表示されないので非常に使い勝手が良いです。
※別アプローチとして、パソコンにNoxプレイヤー(androidのエミュレータ)をいれてカスタムキャストをインストールして撮影する方法も考えたのですが、リップシンク(口パク)がうまくいかず諦めました。
あとは、キャプチャをした動画を動画編集ソフトで読み込めば背景の手前にVtuberを表示することができると思います。
大抵の動画編集ソフトはクロマキーのエフェクトがあるのでそれを使ってください。クロマキーというのは背景と特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術です。つまり緑色の背景が透過します。
「編集ソフト名 クロマキー」で検索すれば解決します。
あとは、口パクと音声が若干ずれると思うのでそこを編集で直すと更に良い動画になると思います。
②声優を起用しない例
声優を起用しない例はいまの声優への発注を人工音声で代替する方法です。
最近、人工音声は広告がつかなくなっているケースもあるので少々リスクは高くなります。ただ、声優に発注して納品されるラグがなくなるので、トレンドをすぐに追うことができるため、ニュース系で人工音声を使っているところは多い印象があります。また、ツール等を一度買いきってしまえば声優代にかかるコストもなくなるのでその点でも良いですね。
考察系
・楓となずなのワンピース喫茶
政治系
・アジアニュース24
・ニュースのあかり / News community
・カノンの一撃ニュース...etc
人工音声は広告剥奪になりやすいのですが、生き残っている猛者達です。
コメント欄も活況で毎動画200コメント以上あるのは驚きますよね。
YouTubeは10代~30代の人が見ていると思われがちですが、政治に関心が強い高齢層も見ていることが分かるチャンネルだと思います。
参考までに、アジアニュース24とカノンの一撃の直近1ヶ月の再生回数を載せておきます。
エンタメ系よりかは少し高いでしょうから0.4円だとしても、人工音声を使った外注がしやすい動画であれば相当な利益が出ていると思います。
準備するもの
基本的にはさきほどの声優の部分のみが異なり、人工音声のソフトを使うことになります。
こちらに色々とまとまっています。
VOICEROIDの結月ゆかりなどは聞いていて聞き心地も良いですし、結構使われていると思います。
③似たような形式でVtuberを使っていない例(参考)
調べていくと考察系でも、Vtuberがいないパターンもありましたので
参考までに記述しておきます。
・ジャンプ漫画考察チャンネル
YouTubeに昔からよくある(テキスト+動画+声優)の形式ですね。
合計の視聴回数が15,294,961回なのでそこそこ利益が出ていそうです。
もはやVtuberいらないんじゃという意見もあるかもしれませんがチャンネルに紐付いたキャラクターとして運用することができるので、公式アカウントと比べるとファンが付きやすいです。
また、Twitterで活動をするときに、属人性が高いのでエンゲージメントが高まると思います。
方法はVtuber部分を抜けば良いので割愛させていただきます。
余談ですが、
こういった従来の映像モノ+実写(仮面)でのチャンネルも増えています。
広告剥奪のリスクも限りなく少ないですし、抵抗がないかたにはおすすめな手法だと思われます。
ナヴィの暴露 とか伸びてますよね。
自分が中の人となってチャンネルを運営していくスタイル
こちらはオーソドックスなスタイルのものです。
参考)ねむちゃんねる【人類美少女計画】
ただ、先程の手法と違い、完全に無料ではできません。
若干コストがかかります。
ハード面
・Webカメラ(認識さえされればいいのでamazonで2000円ほど)
・マイク(声を入れるので)
・ポップガードがあると更に良い(ノイズを消すため)
ソフト面
・Facerig
・Live2d
付属以外のキャラを使いたい場合
・イラスト
・モデリング
が必要になってきます。
ソフトに関しては、SteamというゲームプラットフォームからDLする必要があるので注意してください。
付属のキャラ以外を使う場合は、自作or発注の2択ですが、
自作は時間がかかるので発注がおすすめです。
検索して出てくる業者よりも
ココナラやTwitterで頼んだほうがコスパが良いと思います。
(お金に余裕があれば業者に頼んだほうが良いですが、副業レベルであればリスクを極力落とした運用がオススメなので)
以上のモノがあればFacerig/Live2Dに対応した環境が整うと思います。
個人的に中の人方式でやる場合、エンタメなどは圧倒的レッドオーシャンだと思いますので、政治系やニッチなジャンルをやることをオススメいたします。
政治だと・・・
・福丸くんりたーんず↑
・ネット大衆紙「ブルーカラー」
・かっぱえんちょー
などがあります。
ネット大衆紙「ブルーカラー」は月間530万再生。
視聴者の年齢も高そうですし、200~300万/月の収益は出てそうですね...!
政治系は、やはりYouTubeでこそ盛り上がっているジャンルですし
サクッと自分で動画を撮影できるのは
トレンドを追うという点では強みだと思います。
ただ、政治は独自の知見や生活の中での積み上げてきたもの、強めのキャラがないと厳しいジャンルなのではと思います。よって若干参入障壁が高いように思われます。
なのでニッチなジャンルから狙うのも一つの手でしょう。
ジャンルの選定方法としては、
アフィリエイトの売上が大きいジャンルから選んだり、雑誌の広告がずっとついているものも良さそうですね。
なるべくアドセンス収益だけを目指すのでなく、純広告(PR動画)や商品の販売(自社/他社)、視聴者との交流といった他の要素でマネタイズを考えると良いのかもしれません。
政治系で視聴者との交流はセミナーか講演会くらいしかなさそうですが、女性の占い系などだと通話でもマネタイズできるかもしれませんね。
声が大きなウェイトを占めるのでそれにまつわる何かは考えられるかもしれません。
インスタグラムもマイクロインフルエンサーにPRを頼むことが数年前から増えてきたのでYouTubeも同様に数百~数千登録者でも提供動画を依頼されることが増えてくると思います。
事実、ニッチなジャンルだと数百人のチャンネル登録でも一本5万~10万ほどの提供動画の依頼がくることもあります。
おわりに
ということで、今回のYouTubeリサーチでは
Vtuberを使った
・完全に外注でぶん回すスタイルのアドセンス系チャンネル
と
・自分が中の人となってチャンネルを運営していくスタイル
の2つを紹介させていただきました。
アニメ、漫画の考察や政治系で特に見られましたが、まだまだ応用が効く手法のようにも見受けられます。
次回のnoteでも、YouTubeの普段陽の目につかないようなマネタイズ事例を紹介していこうと思いますので、ぜひTwitterのほうもフォローして頂けると嬉しいです。
最後になりますが、
今回のnoteが面白かった/知らなかった!という場合は
このツイートのいいね、RTをして頂けると嬉しいです。
文章を書く原動力にもなりますので、よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
追伸:
YouTubeチャンネルの導入や、動画の編集、動画広告の制作など動画マーケティングに特化した案件を扱っておりますので、もしnoteを読んで興味を持っていただいた方はお気軽にDMください。お待ちしております。