見出し画像

「それ」が私の価値観を良い方向に変えた


こんにちは、じょんです。
まだまだ暑いですね。数年前に、きっとこれから東南アジアみたいな気候になるんだろうなと思っていましたが、こんなにも早くなってしまうとは思いませんでした。恐ろしいですね。

さて、今日お話しすることは、
たった「それ」だけのことで、価値観が変わった、好転したことです。
その、それってどれやといいますと、二つあって

  1. 昔放送されていた、とあるスマホのCM

  2. インスタで年上のインフルエンサーをフォローしたこと

です。以下に詳述します。


①昔放送されていた、とあるスマホCM

悩んでいたこと

当時の私はまだ大学に入学したばかりで、新しい環境になじもうと一生懸命でした。もともと、周りの視線が気になって、自分はこの友人達グループで浮いていないだろうか…等と考えてしまうような性格でした。

そんな性格だったので、自分の容姿には自信がありません。おまけに偶然、大学で友人になった人がコスメ好きで、それまで興味がなかった私はやり方も分からぬまま化粧をしていたため、その子が毎日、私の顔を食い入るように見てくるのが苦痛でした。

そのせいも相まって、私は自分の顔を鏡で見た時に、なんでこんなホクロまみれなのだろう…気持ち悪いと思うようになっていました。

とあるCMが流し見してたテレビに流れる

ある時、私は何もすることがなく、暇つぶしに家のテレビをつけっぱなしにしていました。たくさんのCMが流れていく中で、一つ目に留まるものがあったんです。

それが、とあるスマホのCM。カメラ性能の良さをアピールするために、モデルが写真を撮られているだけのCM。
なんですが、そのモデルが、一般的に可愛い・綺麗とは言いにくい人で、好きな人は好きという感じでした。(とても失礼なのを承知で言っています)

それまでテレビに出てくる人は、みんな揃いもそろって造形が綺麗な人達ばかりで、やっぱりテレビに出るだけあるなあ…と思わざるを得ないような感じでした。
そうした中で、一般的には可愛い・綺麗とは言いにくいような人が写真を撮られるようなCMというのが私にとっては良い意味でショックでした。

しかも、CMの中のその人は堂々と写真を撮られています。まるで、「これが私のアイデンティティです」と言わんばかりに。私は更にショックを受けました。なんで、こんなに堂々としていられるんだろう?とまで思いました。

しかし、逆にこのCMが私の価値観を変えました。
なぜなら、その人は堂々としていながらも、とても輝いていたからです。もちろん、CMの演出のおかげもあるとは思います。ですが、それ以上に本人が嬉しそうだったんです。「私はこれで悩んだことはありません」と言うかのように、自由さを感じたんです。

改めて、私が「欠点ひとつなく、美しくあるべき」だという凝り固まった考え方に囚われていたかが分かりました。
その時から、私はホクロだらけの自分も、「むしろ、これはアイデンティティだよね」と思えるようになり、人物像や自画像を描いたり、描いてもらったりする時はあえてホクロを描きいれるようにしました。(申し遅れましたが、イラストレーターもやってたりします)

今は本当にいろんなものがあって美しい

当時は、そんな感じでAKBやジャニーズが流行ってたりしてました。でも、ネットが普及してからテレビも大きく変わりました。その一つが、そのCMだったんだろうと思います。

今は、かわいいもかっこいいも性別は関係ないですし、すごく奇抜な恰好をする人もいますし、だからといって、そういった人が虐げられて表舞台に出てこないことはありません。もちろん、これでもまだまだなところはありますし、嫌いな人は一定数います。でも全員に好かれる必要なんて無い。
自分が好きな自分が、社会で堂々と生きていけるようになる、そんな世界は美しいですよね。

②インスタで年上のインフルエンサーをフォローしたこと

まえおき

これ、見出しはインスタにしましたが、たまたま私はインスタでそういう経験をしたからであって、これがX(旧Twitter)やTikTokの人もいると思います。なので、インスタが良いという話だとは思わないでください。

SNSが苦手だった

私はいわゆるガキ(中学生)の時に、Twitterを始めました。その当時はやはり若気の至りなどもあり、色んな人と空リプ(相手をメンションせずに、タイムラインでやり取りすること。もはや死語)していて、当然、それで相手と険悪になったりもしました。また、承認欲求もあったので、大した話をしていない〇〇さんにはごまんと反応があって、なぜ私には何もないんだ?などと苦しくなったりして、たかがSNSに一喜一憂していました。

それに疲れて以降、私は一度Twitterを引退しました。その後、私は絵を描くことも好きだったため、自分が日々息抜きで描いた絵をあげるために、再びTwitterを始めたのですが、そのころはもう通知を一切オフにして、好きな作家だけをフォローして、フォロバもせず、タイムラインも見ず、もはやTwitterを開くことはほとんどありませんでした。好きな作家はフォローしていたけれど、その作家がどんな人物かまでは見たくない。そこまで私は疲れ切っていました。

インスタとの相性

そうした中で、新たにできたのがインスタでした。描いた絵をあげるだけならば、画像の投稿をメインであるインスタだけで十分では、と思ってさっそく始めました。そしたら、なんと快適なことか。もともと自分の言葉で発信するのが苦手だったので、絵だけあげていればいい点と、好きな作家が作った作品だけがタイムラインに流れてくる点、さらに私情はストーリーを開かなければ見る必要がない点。これら全てが私の疲れた心にはちょうど良かった。

おかげで、好きな作家やインフルエンサーを続々とフォローしていき、ストーリーを見れるまで元気になりました。
そこから、ストーリーから垣間見える色んな人の生活や考え方が、私に良い影響を与えます。

インフルエンサーの行動が、私の価値観を変えた

どうやらフォローしていた人たちが自分より年上だと分かりました。服装やものごとの考え方が斬新で奇抜だったこともあり、同年代だろうと勝手に思い込んでいました。

でもそれがかえって私に勇気を与えました。
ストーリーを開いては、その年齢で、そんなまっピンクな恰好や髪してよく外歩けるな、その年齢でそんな短いスカートよく履けるな等と見ていて思っていたのですが、逆にそこで気づいたんです。自分のことをふりかえって考えた時に、なんでわざわざ年相応のものを着て、普通だと思われようとしているんだろうと。無意識に服屋に行った時に、「これは派手すぎるな。高校生っぽすぎるな」と考えてしまっていたんです。
それからは、何歳なんて関係なく、好きなものを好きな時に身に着けようと思うようになりました。(でも、まだ少し抵抗はあります笑)

インフルエンサーがロールモデルになった

また、そういった人たちってやっぱりやることも普通じゃなくて。
突然フリーランスになったり、突然とある会社に直談判してコラボ商品作ったり、もう常人じゃ考えられないことばかり起こるんです。もちろん、我々見てる側にとっては突然ではあるけども、彼らにとっては数年も前から計画していたことだったりします。

だからといって、じゃあ私もフリーランスになろ~とかそういうわけではなく。そういう道もあるんだ、ということを知れたことが私にとっては何よりの宝でした。最近はテレビもほとんど見ないので、こういうところに触れていなかったらきっと私の人生には、「会社員」として働く選択肢しか無かったと思います。

今って新しいことがどんどん生み出されて、もう追いつけないくらい情勢が目まぐるしく変わっていってますが、こういった先人たちのことを見ることで、無から有を作ってみようかなとか、世界はそんな凝り固まってないんだとか色んなことが考えられるようになって、夢が広がるなあと希望を持てるようになりました。

皆さんは同じような経験ありますか?



これは余談かつ、持論ですが、情報(選択肢)をどれくらい持っているかで人生ってだいぶ変わると思うんです。それを行動に移せた人が、今輝いている人たちであって、やっぱり情報がないと行動に移そうにもそれを知らないから、行動も何もないんですよね。だから無知の知って言葉、好きなんですよね。



とても長くなりましたが、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
嫌になることばかりな毎日ですが、
少しでも明るい気持ちになってもらえたら嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!