顎プロテーゼ入れたレポート①手術まで
こんにちは。今回は顎にシリコンプロテーゼを入れてきました。
やろうと思った経緯
以前矯正の記事でも書いたのですが、私は横顔(Eライン)が壊滅的に悪く、小さい頃からコンプレックスでした。顎が小さくて後ろに後退していて、口元がモコッと前に出ている、いわゆるアデノイド顔貌というやつ。それに笑うと歯ぐきが出るガミースマイル。
そのコンプレックスの塊である横顔を治そうと、まずは口元を引っ込めるために矯正をし、先日ついに矯正が終わったので今度は顎を出す手術をすることにしました。
他にも重たい一重だし、豚鼻だしコンプレックスを上げるとキリがなく、顎を治した所で決して美人と呼ばれる部類には到底及ばないのはわかっていましたが、せめてブスから普通に近づくべく、今回の手術に挑みました。
というかそもそも顎って人間は標準搭載してあるもんじゃないんですか?
なんで私だけ課金コンテンツなんだ?(怒)
何故プロテーゼにしたか
無い顎を出す手術は下記の2種類が主流だと思います。
・ヒアルロン酸の注入
・プロテーゼの挿入
他にも糸で引っ張って出す等やり方は増えてきているし、おそらく今後も新しい施術が増えていくんだと思います。
完全に個人的な意見ですが、選ぶうえで新しい方法は新しいがゆえに10年20年経過した場合の例が現在は存在しない事が不安だったため昔からある主流の2択から選択しました。
もちろん、お値段や悩みのレベルなどによってその選択をするのも全然ありだと思います。
私の場合本当に顎が小さかったので、大きく出すにはプロテーゼが良いという事と、ヒアルロン酸の注入量も倍かかること、ヒアルロン酸の場合数か月おきに人の倍の値段のヒアルロン酸を注入し続けることを考えると最初からプロテーゼしてしまった方がお得だと思った為、プロテーゼを選択しました。
お手軽だしダウンタイムもないヒアルロン酸で納得できそうならそっちを選択したかったです。本当に顎がなかったからプロテーゼを選択した、という感じですかね。
最初はヒアルロン酸入れて、無くなってきたらまた注入して…というのを繰り返していくうちにまどろっこしくなってプロテーゼ入れる方多いと思うんですけど、そうなると顎にまだ残ってるヒアルロン酸溶かすという工程が増えし、どうせプロテーゼいれたくなるんだろうなと思って最初からプロテーゼにしました。
多くの方は二重とかから始めると思うので、最初から顎プロテーゼというデカめの手術をするのは珍しいかもしれませんね…。
カウンセリングなど
スッピンの状態でいろんな角度から写真を撮ってもらってからカウンセリング。
当たり前なんですけど、顔のコンプレックスを知人とかに話すと「そうかなぁ」「そんなことないよ」と言ってくれるじゃないですか。
自分が言われてもそう言うし。
でも美容整形のカウンセリングはそのコンプレックスを治す手段の話し合いなので「顎がないので~」というと「そうですね~」と帰ってくるのが逆にスカッとしました。
顎だけでなく目と鼻の相談もさせて頂きましたが、鼻はヒアルロン酸ではどうにもならず(豚鼻治そうとすると鼻先ヒアルってすぐ吸収されるから耳介軟骨移植しかないっぽい)、鼻の手術はダウンタイム壮絶そうだしお金のこともあるので今回は顎だけやることにしました。
これいつか目や鼻もやりたくなりそうで怖いなぁ。顎が上手くいったら「お金を出せば治るという実績」が自分の中に刻まれるから…。整形繰り返すのもわかる。
手術(直前まで)
手術前1週間ぐらいは不安と恐怖で気が気じゃなく、仕事も軽~くミスったりしました。
前日は動悸が止まらないし不安で寝れなかったです。
YouTube・インスタ・Twitterで顎プロテーゼやった人の体験談をめちゃくちゃ見漁っては不安で鬱になっていました。
一番痛かった手術といってる人もいれば翌日には痛み止め飲まなくてもいけたと言ってる人もいて幅ありすぎて不安が助長されまくってました。
見なきゃいいのに見ちゃうんですよね。
そんなこんなで当日が来て、病院につくとまずは様々な同意書や契約書にサインしました。
またお金を払ったり次の予約を取ったりと手術後は即帰れるように先にすべてを済ませました。
そのあとはまたスッピンでいろんな角度から撮られました。
これがこの世に残る私のアップデート前の最後の顔面だ。そのデータくれ。
その後は執刀医ともろもろの確認。
様々な形のプロテーゼを次々にあてがって確認して、顎にサインペンみたいなので印をつけていきます。
さぁついに手術だ!
手術
手術は私服のまま行いました。
手術室に入って荷物置いて、イソジンでうがいして手術台に。
髪の毛全部いれる不織布のキャップみたいなのかぶって横になります。
血圧測って目を隠されて麻酔爆撃ち。
麻酔は思ってたより痛くなかったです。歯茎に打つ麻酔の方が全然痛い。
歯8本抜いたり顎にネジを打ち込んだりした経験値が私を強くさせている…(過去記事参照)
麻酔効くまでしばらく待った後、メスで唇の内側(付け根みたいな部分)を切開して、ヘラみたいなので骨と肉を剥がすんですけど、それがマジで力技。渾身の力でベリベリ剥がしていきます。
歯抜く時と同じだ…どれだけ医療が発達しても結局『力』なんだ…
当初、手術は全体で30分程度と聞いていたのですが、私の場合は結構時間かかって膜剥がすのだけで30~40分続いて気が狂いそうでした。
ベリベリ剥がされてる最中怖すぎて手術は来週でこれは予行練習なんだ〜みたいな現実逃避をしてました。
でも血の匂いがエグいくらいずっとしてたので全然誤魔化せなかった。血の匂いが『現実』すぎる。
プロテ入れて、形みて出して、また剥がして調整…みたいなのが永遠に続きました。
先生が「うーん」「これでいいかなぁ」みたいなの口に出しちゃう人でめちゃくちゃ不安になりつつ、ようやく縫い閉じる段階に入りました。
正直長すぎてもうそれでいい閉じてくれって思った。今考えたら絶対妥協されたらダメなんだけど。
プロテ入れてギュッと押されると傷の中に溜まった血の音がするのがマジで怖かった。縫って終わりです。ようやく終わった…。
鏡を渡されてみたんですがその時点で明らかに顎が長くなってたのでこれが、顎…と思いました(顎を初めて見た人)
マジで人間なんだから顎、標準搭載しといてくれよ…
鏡見た後は即起き上がってうがい。
エグいくらい血が出てきてびっくりしました。ちょっと飲んじゃった。
手術直後
うがい直後は説明を受けながら痛み止めとか諸々もらって、また写真撮って帰宅しました。
家まで電車で1時間程かかる中でだんだんと麻酔が切れてきて怖かったです。
続きのダウンタイム・結果については
こちらの記事で!