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イラストは素材。最終的に絵を商品に加工するデザインのパワーを見てください。
概要――イラストレーターとデザイナーの職能の違い。
イラストはデザイナーの手を経て商品になる。
デザインはセンスではなく、ほぼ知識。
みたいな話です。
イラストレーターとデザイナーの職能の違い
イラストは、世界観やキャラクターを伝えるものですが、デザインは何らかの意図を伝える技術です。たとえば一枚の絵を、本の表紙、トレカ、お菓子の包装、ゲームのパッケ、トートバッグ、ノート等々のグッズetc……に使えるように加工するのが、デザインの仕事です。
ヘッダをご覧ください。
左が無加工のイラストです。
右がイラストに背景や文字、紋章や特殊効果を施したものです。
加工しただけで、すごくなってないですか?
これが、デザインの力です。
イラストの力とは、根本的に違うでしょう?
イラストはデザイナーの手を経て商品になる
イメージとしては、ゲームのキャラ立ち絵やトレカ、ファンタジー関連の専門書籍などです。
書籍にするには、出版社や執筆者名が不足しているので若干それっぽく見えないかもしれませんが、逆に会社のロゴや著者クレジットなどが加えられるだけで、いきなり本の表紙に見えてくるのです。
ゲームなら、さらにUI(ユーザーインターフェース)やユニットの性能を表すアイコンなどがあるとそれっぽいですよね。
デザインとは、そうした「それっぽさ」を付与するための技術です。そして商業イラストとは、主に何かの目的のために描かれた素材です。デザイナーの手を経て、初めて商品になれるのです。
デザインはセンスではなく、ほぼ知識
デザインは9割ロジック・知識です。なので常に知識のップデートが必要になります。センスは1割です。
デザインは情報伝達の技術であり、アートに隣接していますが異なるものです。そして必要とされる情報は常に変わり続け、伝え方も常に変わり続けます。ゆえにデザイナーはインプットに勤勉でなければならないのです。
▼お話しはここまで。
というわけで、近いけど違う、イラストレーターとデザイナーの話でした。
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