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【旧記事】CpopにあってKpopにないもの。

15年くらいKpopが好きだったという話をしました。

今のKpopブームの火付け役であるBIG BANGや同じ事務所のガールズグループ2NE1が10年ちょっと前くらいは人気だったのはご存じの方も多いはず。今では大衆文化となったKpopも15年くらい前は韓国の音楽シーンが面白いといっても誰も信じてくれなかった。

バキバキに踊る光景や「私は私!」と自分を主張するガールズグループは当時の私にはとても新鮮に見えてすぐハマり、気づいたら長い時間が経っていました。

でも15年見るなかで少しずつKpopに物足りなさを感じてきたところが次の2つ。

①外国人メンバーが多いのに、その特性を生かしてくれない。         

②多様性が薄れた。

★外国人メンバーが多いのになかなか特性を生かしてくれない。

例えば大手の事務所は世界中から優秀な練習生を集めてきます。特に多いのが中国人。大陸の舞踏学校やバークリー音楽大学に至るまで優秀な学生を様々な形でスカウトしますが、1人1人がもっている個性や特性よりもやはり“KPOPらしさ”を優先されてしまう…(;;)

仕方ないことではあるけど残念すぎる!時々スペシャルステージなどでは披露することがありますが、大陸の人たちが持つ軽やかさやしなやかさがなかなか生かされていないと思っていたところに出会ったのが熟し始めたCpopのアイドル文化でした。



Kpopのバキバキ感と大陸のアクロバティック感が融合したら絶対おもしろいエンタメができるはず、とずっと思っていた。これを見た瞬間これだ!と思った。初めてKpopに触れた時のような新しいものに触れたわくわく感がそこにありました。 

★多様性が薄れた

前述したように、最初は新鮮だったKpopも長く見てくるとやはり既視感は否めない。世間に媚びることなく自己を主張してたように見えたアーティストたちもなんとなく世間が求めている方向に行っている気がして(ビジネスだから仕方ないけど)頭をガツンと殴られるような衝撃がだんだん減っていってしまった。

SMエンターテインメントがf(x)をデビューさせた時は、多様性や個性を重視した新時代のアイドルを作ったのだと思った。Amberは唯一無二のビジュアルだったし、中国の優秀な舞踏学院から来たVictoriaもメンバーにいたから。(アクロバティックさに期待してた)

でも、そんなに事務所が力を入れる感じもなく、いまf(x)は自然消滅状態。(メンバーもほとんど事務所を辞めてしまった、泣)


だからTHE 9 を見たときは本当にビックリしました。私が見たいものがそこにあったから。

中国版プデュ「青春有你2」から生まれたガールズグループ。センターがパンツでもいいし、ボーイッシュでもいいじゃん。そう言い切った感じの潔いビジュアル。結成当時はボーイッシュは2人いらない、センターがこんなにボーイッシュ?と賛否両論もあったみたいだけど、今では大陸を揺らす人気アーティスト!

ガールズグループがこんなにマニッシュな格好をできる土壌もうらやましい。f(x)のAmberが言っていた。

「どうして女性が強さを表現してはいけないのか」

【結論】わたしが見たいものは大陸にある。

お読みいただきありがとうございました♡

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