モヤさま巡りin西荻窪

 モヤさま巡りとは「『モヤモヤさまぁ~ず2』という番組で行った場所をうろついて、モヤモヤポイントを見て回る」という散策のこと。

 ここ最近のモヤさま巡り、だいたいいつもの3人で巡っている。

 飯はモヤさまと同じところで食べ、途中途中でGO氏が用意してくれる番組映像も確かめられる楽しい散策なので、もう少し参加者がいてもいいなあ……と思うのだが。

 まずは昼食を荻窪の「徳大」で。

 ここは、狩野アナの西荻回で行っていたところで、以前に食べに行こうとしたのだが、準備中に入ってしまって行きそびれた店。二度目の挑戦だったのだが……。

 見事にGW休み中であった。予定通りに、27日に決行していれば、食べられたのだが……。

 お預けをくらいまくり、徳大のハードルは上がるばかり。

 しかたなく、メインの西荻窪へ移動して、関係ない所で昼食をとってから歩きだそう、ということに。

 で、有名な坂本屋さんのカツ丼でも食べるか〜と提案して、行ってみる。GWだけあって四人ほど並んでいたが30分もかからないで入店できた。

 ここのカツ丼、800円の普通のカツ丼なんだけど、山本益弘さんが絶賛したとかで、良くカツ丼目当ての客が並んでいる。私も二回目だけど、カツ丼しか食べたことない。他のを食べている人がむしろ常連さんなんだろうな……という店。

 でも。なんか美味いカツ丼なのだ。

 並びながら、西荻の回のモヤさまを見て暇つぶし。大江さんがいた頃に西荻に来たのは9年以上前。狩野さんになってからは、約半年前。だいぶ時間差がある。

 カツ丼を食べ終わって、外に出てみると、向かいの颯爽堂(本屋)が閉まっていた。とてもいい本屋さんだったのに残念だ。後で調べたら、店主の体調不良のため当分休業→中が片付けられている、というところまで確認できた。廃業しちゃったのかな。実に残念だ。

 ……は、ともかく、まだちっともモヤさまを巡っていない、ここから一番近い所は……と調べたら、坂本屋さんのすぐ隣にあったのがこれ。

 ここは大江アナ回に、豪快な小林福美先生におじさんがこき使われていて、ダンスを見たら早々に退散したとこ。

 注目すべきは、当時の3人が、まず外のトマソンにふれていた点だろう。初期のモヤさまは細かいのだ。

この写真だと、階段があるかに見えるが……。

 途中で終わっているのである。三村がぶら下がっていた。

 ここからは北上して、知る区ロードの公園を目指す。

 途中にあるのが、絨毯屋さんのバハール。

 向かいで絨毯を売っていて、「訳あり」の500円のランチョンマット大のが売っていたので買ってみた。

 そういえば、孤独のグルメでも来たんだっけ。

 そのすぐ近くに、大江さんが大江犬になった鉄材のアトリエベガがある。

 前からなのかは知らないが、隣は小さなギャラリーになっているようだ。

 西荻には骨董品屋さんがやたらとあるのだが、この通りには何軒もあって、なんだかアートな通りだった。飲食店も渋めのが多い。

 さらにその通りを北上すると、うさぎの「もこみち」と「おもち」がいた、ペットショップのなまず屋。ここは9年経ってるしなくなっているのでは……と思ったら、普通にあった。でも、見るだけの人は入らないでください、という貼り紙も健在なので、外から見るだけ。

 そして、ようやく知る区ロードの公園へ。

 間違えて歩きすぎて、その先の善福寺公園まで行ってしまったが、池になっている雰囲気の良い所を歩けたのでよしとする。

 で、ようやく頭冷やし石。ここでさまぁ~ずの二人や大江さんが頭を冷やした。

 頭を冷やすものだが、直射日光を浴びてすっかり熱くなっていた。

 北上はここまでで、駅方面へ戻り、北側の商店街へ。

 信濃の野菜を扱って、やたらとしゃれを連発していた八百屋さん……のはずで、屋号も合っているのだが……。

 どう見ても、ブティックというかアクセサリーの店。上には八百屋さんの名前。

 9年前の回に出たところだからなあ。代替わりしちゃったんだろう。

 親父さんは亡くなっている可能性もあるもんな。

 ……と、年月を感じていたら、半年前にかっぽれの師匠に踊ってもらっていた西荻案内所も。

 この有様。

 でも、話が長くなるビリヤード場は、ちゃんと営業中だった。入る勇気はなし。

 これで北側は終了。

 南側を回る前に、喫茶店で一休みして、狩野アナの回を見る。

 ちなみに、ここが放送のスタート地点。

 続いて、南口からほど近い、越後鶴屋へ。

 外国人の人とかが何人もで並んでいたりして、イチゴ大福を買うのに時間がかかってしまった。

 モヤさまのサインは見あたらず、他の有名人のサインが所狭しと並んでいた。有名なとこだったんだなあ。プチ行列ができる、というモヤさまでのナレーションの感じがよくわかった。

 店先で、立ったままイチゴ大福を食べる。

 お餅のもちもち感がかなり良かった。漉し餡は上品な感じ。良いねえ。

 続いて、9年前にハガキで「モヤっています!」と言われていったらそうでもなかった「西荻デパート」へ。駅前にあったマーケットの名残で、今は八百屋と花屋と洋品店が細々残っている感じ。

 でも、こっちは残っているだけ偉い。

 半年前に行ったほうの、十二支のお面をつけてスタッフがずらっと並んだあの店、「ゴングリ」は、建物が崩壊の危険があるため立ち入りができなくなっていて、移転していた。

 移転先は代官山だそうだ。

 そこはモヤってないが、店の前に、引っ越し中に出てきたのか「ご自由にどうぞ」があって、そこはものすごくモヤっていた。

 ここからは南へと商店街を下っていく。

 南側も、骨董品の店と渋いカフェが多い。西荻は面白い街だ。

 で、輪島さんに三村が電話をかけただけの輪島功一ボクシングジムを眺めつつ、

大江が催眠時湯津をかけてもらって、すっきりとした「日本心理カウンセリングセンター」へ。

 もちろん、ここも眺めただけだけど。

 近くにネコがいて、逃げなかったので写真に撮れた。

 最後は、9年前の締めのコーヒーを飲んだコーヒー豆屋さん。

 豆を買わないと飲めなそうだったので、入るのはやめておく。

 ……で、このあと、高円寺のROJOというメキシコ料理のお店で、食べようか〜という計画だったのだが、こちらはマイミクのえにぐまさんの従姉妹さんがやっているお店で、「こんな時だし、もしかして熊本に戻ったりしているのでは……?」という予感が的中し、なんと今日まであちらに行っているのでお休み……ということだった。

 で、高円寺から阿佐ヶ谷まで歩きつつ、ここも半年前の西荻回でなぜか行っていたところだし〜と、アニメストリートの男装コスプレ屋さんを眺めて、終了。

 阿佐ヶ谷では、孤独のグルメのテールスープ屋さんにも予約でいっぱいだと断られ、しかたなくラオス料理を食べて解散。

 そのラオス料理の店に帽子を忘れ、しかも翌日には風邪を引いたらしくてふらふらになりながら阿佐ヶ谷まで帽子をとりに行く羽目になるとは、このときは気づいていなかったのだが……。

 まだ、のどが痛いです。参ったな。

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伊豆平成
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